2019年10月31日 (木)

LIVE鑑賞~bird "20th Anniversary Best" Live!@ビルボード東京

bird "20th Anniversary Best" Live!2019/10/30(水)2nd@Billboard Live TOKYO


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今年4月に最新オリジナル・アルバム『波形』再現ライブをここビルボード東京で観て、デビュー20周年記念のベストアルバムを発売し再びビルボード東京でベストライブを行うというので平日ど真ん中であるが仕事帰りでも余裕で間に合う2NDセットのみ観戦。


開演時間になりメンバー登場。birdは赤黒の柄ワンピース(最初、派手な着物かと思った)衣装で白のスニーカー。早速ストリングス系の鍵盤が鳴り、「オアシス」からスタート。2曲歌ったところで最初のMCとなるが、今日はMC控えめで曲をいっぱい披露するということで最初で最後のMC宣言してドンドン演奏に入る。birdのしゃべりも面白いから聴きたいところだが、20年分の楽曲から少しでも多く聴きたいからここは致し方ない。わかっていることだが、1ST、2NDで各80~90分しかないので一度で聴ける曲はせいぜい10曲くらいか。今回、MCがなく曲の説明がなかったのでさすがに曲目がすぐわかったのが半分くらいなのでセトリを起こせず、1stのセトリともだいぶ異なるラインナップだったそうだ。つまりは両方観てほぼベスト内容を網羅する感じか。


とりあえず把握したのは、3曲目に大好きな「空の瞳」。中盤で「散歩しよう」からの「SOULS」「BEATS」「LIFE」と畳みかけてきて本編最後の10曲目「満ちてゆく唇」といったところ。とにかく20年の中でもほぼ初期楽曲で占めていたので20年前にタイムスリップした感覚になった。今回のバンドメンバーも素晴らしいが、初期メンバーはドラムのGENTAだけだったのでギター田中義人は欲しかったところ。あと鍵盤で島健、ベースで大沢伸一が居たらチケット即完だっただろうなと。おそらく初期楽曲で固めたのは、近年は冨田ラボ楽曲が多くなりちょっとテイストが異なってくるのでそこはまた別のメンバーで披露といった感じかな。


とにかくbirdの歌は20年経っても変わらず安心安定。どうしても年を重ねると緩い落ち着いた楽曲が多くなるがこうして初期のグルーヴィーな曲を聴くとまたこっち路線もお願いします、といった感じ。

メンバー:
bird (Vocals)
GENTA (Drums)
澤田浩史(Bass)
樋口直彦(Guitar)
渡辺貴浩(Keyboards)
Meg (Background Vocals)
Hanah Spring (Background Vocals)


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2019年10月 6日 (日)

LIVE鑑賞~森高千里「この街」TOUR 2019@昭和女子大学 人見記念講堂

森高千里「この街」TOUR 20192019/10/5(土)@昭和女子大学 人見記念講堂


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森高千里はデビュー時からその存在は知っていたが、よく見聴きするようになったのは「ストレス」や「17歳」あたりからで、ミニスカ衣装で歌っている姿がなんとも美しかったのを覚えている。そこからライブ映像を見まくっていつかライブに行きたいなーと思って早30年。今年、久々に全国ツアーを開催するということで春先には日程が出ておりこの10月の東京公演に照準を絞って待ちに待った森高初ライブ鑑賞当日を迎えた。


今回のツアーはタイトルにもあるように全国の主要都市以外も含めた"この街"を巡るツアーで、地方開催場所も結構マニアックな場所で開催。それでも関東近郊は即完売になる盛況ぶりのよう。


この東京公演は2000人規模の昭和女子大学人見記念講堂で全国から多くのベテランファンが集まる。座席も1階ほぼ真ん中付近でステージからは若干距離あるが見渡しは良い場所であった。


今までの公演の内容記事を少々確認したところ、ほぼどの公演も同じセトリのようでデビュー時からの代表曲が連なっていて良さそうな内容。SEが流れる中、バンドメンバーが入って来て最後、中央から森高登場。1曲目は個人的に好きな「NEW SEASON」で来ると待ち構えていたら、あれ?曲が違う・・・まさかの「薹が立つ」から開始で動揺したところに「ミーハー」で心躍り始める。そしてMCで、この東京公演は今までと衣装もセットリストも変えてくると。森高さんの衣装はシルバーを基調としたミニスカートに黒のロングブーツで美しい絶対領域があるでないか!遠目での確認であったがとにかく美しかった。


そして新たに披露する楽曲が続き、遂に奥にセッティングされていたドラムに向かう。森高ドラム定番曲「手をたたこう」で生ドラムを初めて観るがバスドラが力強く、何より安定したビートを刻みながら歌がブレないところが素晴らしい。


ドラム演奏2曲に続いて、「ザ・ストレス」「17歳」の2大コスプレ名曲で盛り上がるのだが、この時早着替えでエプロンなど身に付けるところエプロンしか間に合わず完璧な衣装ではなかったようだがそれでも盛り上がる曲である。


続いて、この曲をテレビで歌った後のネットの書き込みを気にするあまりこの後は歌わないみたいなことを森高さんが言って観客から歌ってーとせがまれる流れからの「私がオバさんになっても」。発売当時は30年後にこの曲を歌っている森高さんは想像つかなかったが、現実全然イケてますよ。今後も歌い続けてください。


そしてバラード名曲「雨」では鈴木マリアのギターソロも素晴らしく染みる一曲である。そのマリアちゃんは数年前から森高バンドメンバーに入りテレビ出演時には「あの綺麗な女性ギタリストは誰?」でバズった存在。マリアちゃんを観に来ているオジサンも多い人気メンバーである。


あっという間にラスト3曲と言われ、「気分爽快」で会場全体がフリで盛り上がった後にドラムのイントロで「キターーーー!」。全く披露を期待してなかったライブ盛り上がり鉄板曲「夜の煙突」で往年のファン大盛り上がり。「NEW SEASON」と「GET SMILE」は観れなかったが、煙突を観れただけでほぼチャラな感じ。


アンコールは、新たな衣装で白いミニスカートが眩しすぎますわ。これも東京仕様だそうでとにかく会場から「おおー」という声が欲しかったようで。最後は「この街」からダブルアンコールで「コンサートの夜」で2時間強のライブはシメ。


30年越しで初めて観た森高ライブは、古き良き時代を思い出させてくれるし今の森高さんもいつまでも観ていたい存在であると確信。早くも次のライブを期待するのであった。それまでは「ザ・森高」などの映像を観て振り返ります。


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セットリスト:
01.薹が立つ
02.ザ・ミーハー

03.見つけたサイフ
04.勉強の歌
05.非実力派宣言

06.手をたたこう
07.出来るでしょ!!
08.ザ・ストレス
09.17歳

10.私がオバさんになっても
11.雨
12.Don't Stop The Music

13.渡良瀬橋
14.二人は恋人
15.うちにかぎってそんなことはないはず

16.気分爽快
17.夜の煙突
18.テリヤキ・バーガー

EN1.この街

EN2.コンサートの夜




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2019年9月29日 (日)

LIVE鑑賞~NEGi FES 2019 in 新潟・北方文化博物館

NEGi FES 2019 in 新潟・北方文化博物館』2019/9/28(土)@新潟・北方文化博物館


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新潟開催になって3回目のNEGi FESに今年は2年ぶりの参戦。1回目はスカート、中島愛、オリジナルラブという豪華アーティスト参加で迷わず新潟遠征を決めたものであるが、昨年はどうしようかと迷っている間に予定もいろいろあり断念。今年は正直、即決というわけではなかったが、日程的に問題なかったし久々新潟の美味い食べ物と飲み物をいただきたいしなどあり参戦。


朝6時半の新幹線始発に乗って8時過ぎには新潟到着。前回は更にローカル線に乗ってからシャトルバス乗車の長い道のりであったが、今回は事前に新潟⇔会場の有料バス案内があり往復¥1000ということでこのバスで移動。そのため時間が指定されているから始発電車は避けられなかったのであるが、大型バスで30分ほどで現地到着。そして、朝時点での天気予報では曇りのち雨、ところによっては強く降るでしょうとのことだったが、曇り空ではあるがまだ雨は降る様子でなく気温も高めで夏仕様でよかったかなと。


開演の11:30までにまだ2時間近くあるので、まずは10時まで待機してNegicco最新シングル購入。撮影済チェキが特典。その後、飲食ブースに向かい、当初発表のあった飲食内容になかったが、名物バスセンターカレー(¥500)があったのでいただきました。午後には同じく新潟名物タレカツ丼(¥500)もいただきました。他にもNao☆ちゃんプロデュースのラーメンが時間限定で3種類あったり、ネギ氷や駄菓子屋もあったり賑やか。あと、前回余裕がなく入らなかった北方文化博物館内に回ってみたが、これがなかなか風情があって暑さや雨しのぎができる日陰のベンチや休憩所がありトイレも広いし地酒販売所もあるし有意義に過ごせた。


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そうこうしているうちに開演時間近くなりステージ周辺に人が集まってきたのでこちらも向かう。通常のフェスだと開場と同時に最前エリアがいっぱいになるのだが、NEGi FESはかなり緩く開演直前でも割と前方まで行けてしまうし、後方エリアは椅子など持ち込んでゆったりと観る人々も多い。


まずは澤海若衆連木遺保存会による木遣りパフォーマンスから開始。そしてNegicco3人が登場しフェス開始の挨拶。本日もNao☆ちゃんの予想外のギャグが冒頭から炸裂して和やかな流れでライブ開始。


1番手はシャムキャッツ。男性4人組バンドでライブは初見。Negicco最新アルバム『MY COLOR』で「She's Gone」を楽曲提供した繋がりがあり今回はこの曲をコラボ。その後のMCでもカレー好きからカレー話で盛り上がった。


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2番手はザ・なつやすみバンド 。こちらも初見であったが、演奏・楽曲とも素晴らしくメンバーも個性的で終始見入ってしまった。まず、画像ではわかりずらかったがドラムの村野瑞希が可愛いと思い、当初後方でゆっくり見るつもりが前へ前へと。そしてMC.sirafuの強烈なルックスが脳裏に焼き付けられる。バンド編成も変わっていて、ドラム、ベース、ピアノにMC.sirafuがスチールパンをメインにトランペットやパーカッションも行い、サポートでチェロとフルートが入る。この編成で奏でる音楽がバンド名にも通じる心地よさに包まれるが、冒頭に披露した楽曲は転調も激しかったり、複雑なリズム構成だったりと高難度な音楽をやっている。終盤でNegiccoに楽曲提供した「ノスタルジア」をコラボ。そういえばこの曲『MY COLOR』の中でもかなりお気に入りの楽曲だったのだが、そうか、この人たちが関わってたのかと。そして作詞作曲ヴォーカル&ピアノの中川理沙がこの曲はNegiccoが歌って完成形になると言った通り、Negiccoとのコラボで過去最高の「ノスタルジア」を聴けて大満足。それにしてもNegiccoが登場、退場するときにはしゃぎ気味に喜んでいたドラムの瑞希が可愛かった。ロング丈とはいえスカートでドラム叩くとか素晴らしい。


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3番手はクラムボン。今年がメジャーデビュー20周年ということで気づいたらベテランの域になってましたね。デビュー時はよく聴いてライブも何度か観てきたが、今回そこから約20年ぶりにライブを観るので楽しみの一つであった。その前に遂に雨が降り始めてきたので合羽の準備をしたり飲み食いしているうちにサウンドチェックが始まり、リハの音が流れてきたので急いでステージ付近に戻ると、さすがにクラムボンを間近で観るなんてなかなかない機会だから今までより客が前方に集まっており、名曲「パンと蜜」をさらりと披露してリハの時点から大盛り上がり。そしてその流れでライブ開始。「シカゴ」「サラウンド」と人気曲を続けて披露で観客大盛り上がり。金髪姿になったミトはテンション上がって機材をベースで倒してしまったりなどメンバーも"前のめり"な感じ。そしてデビュー曲にして名曲の「はなればなれ」で一層ミトベースがブイブイ低音を響かせテンション高まる。気づいたら雨は上がっており逆に暑くなって汗だく。「波よせて」で観客との合唱でミト極まる場面もあり会場の一体感が高まったところでまずはKaedeとのコラボで「便箋歌」、Negiccoコラボで最新シングル収録の「I Am A Punk! 」を披露。その後ミト解説による歌詞の意味を大いに語りみんな満足なライブであった。それにしても原田郁子さん、20年前と変わらぬルックスに歌声痺れたなー。


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トリはもちろんNegicco。ほぼいつものバンドメンバーをバックに「キミはドリーム」から開始。続けて新曲「夢・Dreamer」と畳みかける。この日用としてはミト楽曲「硝子色の夏」を披露。後のトークで判明したがセリフの「愛してる」を観ていたミトがガッツポーズしてたとか。アイドルに「愛してる」って言わせられる作者ならではの喜びというか達成感があったのでしょうね。そして新曲「I LOVE YOUR LOVE」はライブ初見であったが、さすが西寺郷太といった気持ちが高まる良曲。そして「さよならMusic」「圧倒的なスタイル」「ねぇバーディア」の終盤3連発で最高潮を迎えてあっという間のライブ終了。本日のNegiccoの3人はパフォーマンスも安定していてセトリも良かったしもっと観ていたい!と思わせる展開。NEGi FESとなるとNegiccoの3人は全ての進行役からコラボからと関わり裏では大忙しであるが、今回は他の出演者のライブを観れる余裕もあったりと経験が積まれて段取りも良く演者も観客も楽しめたフェスになったようで良かった。


ライブは17時過ぎに終了で、帰りも待たずに大型バスに乗って新潟駅へ。18時過ぎには到着したので最寄りの居酒屋で3時間反省会して最終の新幹線で当日中に帰宅。家に帰るまでがNEGi FESなのでここに無事を報告して終了。


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シャムキャッツ  セットリスト:
01.カリフラワー
02.Travel Agency
03.GIRL AT THE BUS STOP
04.KISS
05.すてねこ
06.Lemon
07.逃亡前夜
08.完熟宣言
09.She's Gone(Negicco コラボ)
10.このままがいいね


ザ・なつやすみバンド セットリスト:
01.風を呼ぶ
02.蜃気楼
03.summer cut
04.旅のしおり
05.赤いワンピース
06.ノスタルジア (Negicco コラボ)
07.自転車
08.お誕生日会


クラムボン セットリスト:
リハ.パンと蜜をめしあがれ
01.シカゴ
02.サラウンド
03.はなればなれ
04.Lush life!
05.yet
06.波よせて
07.便箋歌(Kaede コラボ)
08.I Am A Punk!(Negicco コラボ)


Negiccoバンドメンバー:
末永華子(Key)
堀崎 翔(G)
千ヶ崎学(B / KIRINJI)
岡本啓佑(Dr/黒猫チェルシー)

Negicco セットリスト:
リハ.くちびるにメロディ
01.キミはドリーム
02.夢・Dreamer
03.Tell me why?
04.硝子色の夏
05.くちびるにメロディ
06.I LOVE YOUR LOVE
07.さよならMusic
08.圧倒的なスタイル
09.ねぇバーディア

 

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2019年9月 1日 (日)

LIVE鑑賞~第18回 東京JAZZ"the HALL"8/31(Sat) daytime@NHKホール

『第18回 東京JAZZ"the HALL"8/31(Sat) daytime』2019/8/31(土)12:30-@NHKホール


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2年ぶりの参戦となる東京JAZZ。昨年はラインナップがいまいちでお見送りして、今年も微妙な感あったが初日の昼のみ参戦。初期は味の素スタジアムで1日中鑑賞できたのが、会場を国際フォーラムに移ってから昼と夜で観客入替する流れになり、NHKホールに移って一部で3組出演だったのが2組となり割高感があり徐々に敷居が高くなってる感あるのでもう少しハードル下げて門戸を広げてほしいところ。その分、ホール外での入場無料のステージなどは充実してきているようではあるみたい。


ミシェル・ンデゲオチェロ

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最初に登場したのはミシェル・ンデゲオチェロ。20年前のデビュー時の頃はよく聴いていたのだが近年はご無沙汰。どうも昔と音楽性が変わってきているとのことであったが、ライブが始まってなるほどこういう感じね。。。自分が好きなファンキーなソウルなテイストはほぼなく内省的な音楽が続きちょっと残念なライブであった。(このテイストが好きな人はごめんなさい)ベースをブイブイ弾きながら歌うミシェルが観たかったなー。


Meshell Ndegeocello(b,vo)

Chris Bruce (g)
Abe Rounds (ds,vo)
Jebin Bruni (key, vo)

セットリスト:
01.Suzanne
02.Wasted Time
03.Rapid Fire
04.Vitamin C
05.Forget My Name
06.Shopping For Jazz
07.GRACE
08.Waterfalls
09.Trouble
10.NEVER STILL WATER
11.Atomic Dog
12.Good Day Bad


MISIA × 黒田卓也

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30分の休憩を挟んで登場するのはMISIA × 黒田卓也。まずはバックメンバーが登場してオープニングナンバーはインストの「ABC」。これこれ、求めていたファンキーなサウンド。直前までのモヤモヤを払拭してくれる軽快なリズムに乗せてホーンセクションのソロも入り気分が上がってきたところで「来るぞスリリング」でお待ちかねのMISIA登場。この曲、タイトル通りスリリングな演奏でたまりませんわ。その後もソウルフルな演奏にMISIAのパワフルな歌声に魅了されるばかり。終盤には得意のバラード曲も挟み、「陽のあたる場所」「つつみ込むように・・・」の初期名曲は圧巻。特に「つつみ込むように・・・」は20年前に聴いた衝撃が蘇り今回初MISIA鑑賞で出だしのハイトーンに曲中のロングトーンには鳥肌立ちまくり。このMISIAライブで2組分の元は取れた感じであった。




MISIA (vo)
Takuya Kuroda(tp)
Corey King(tb)
Craig Hill(ts)
大林武司(key)
Rashaan Carter(b)
Tomo Kanno(ds)

セットリスト:
01.ABC
02.来るぞスリリング
03.めくばせのブルース
04.変わりゆくこの街で
05.真夜中のHIDE-AND-SEEK
06.LADY FUNKY
07.AMAZING LIFE
08.オルフェンズの涙
09.陽のあたる場所
10.つつみ込むように・・・
11.アイノカタチ
























 

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2019年7月27日 (土)

LIVE鑑賞~林 哲司 SONG FILE vol.03@モーション・ブルー・ヨコハマ

林 哲司 SONG FILE vol.03』2019/7/26(金)1st@モーション・ブルー・ヨコハマ


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大作曲家である林哲司が昨年デビュー45周年を迎えて、いくつかイベントライブを開催しているのは知っていたがなかなか都合が合わず、今回ゲスト・ヴォーカルに中島愛(まめぐ)が出演するというので平日の横浜ながら都合を合わせて参戦。


16:30と早めの時間ながらベテランファンやまめぐファンらしき人々が会場に集まる。整理番号20番台で入場すると当然中央エリア座席は埋まっていたが、端ながらステージに近い場所を確保。ちょい横から見る感じなので後方のミュージシャンは見えないがセンターポジションのヴォーカルはよく見えるので良し。


開演まで1時間以上待機となるが、途中何やら聴き馴染みある曲が流れて、後に林先生がMCで語るが「テラ戦士Ψ BOY」BOYのテーマ(インストゥルメンタル)である。これで気持ちが80年代へ戻っていく感じ。


定刻になりメンバー登場。まずは杏里「悲しみがとまらない」を髪色がやたら派手な一穂が歌う。2曲目で早くもゲストを呼び込み、まずはまめぐ登場。シックなワインレッドのワンピースにシルバーのハイヒールが大人まめぐでとても美しい。まめぐと林先生との出会いはまめぐデビュー前の13歳とか。結局その時は共演することはなく時は過ぎたが、今年まめぐが発売したアルバム『ラブリー・タイム・トラベル』で「真夜中のドア」をカバーしたこともあって今回の出演につながったとか。そして、今回まめぐが歌う2曲は林先生がまめぐの声に合った楽曲をチョイスしてそれが松本伊代の「信じかたを教えて」と石川秀美の「熱風」。いやー、そこきたか!って感じで、伊代ちゃんの曲は初めて聴くが、確かにまめぐの曲って言ってもいいくらいハマっていてしっとりとした良曲であった。まめぐ自身、80年代アイドルや歌謡曲が大好きでこのようなご縁があったわけで、次回は是非林先生オリジナル楽曲を提供していただき披露していただきたい。


あっという間にまめぐコーナーが終わってしまったが、その後は名曲「悲しい色やね」「北ウイング」を披露。この辺の楽曲は前回SONG FILE vol.02で観客からリクエストを書いてもらったものを反映した選曲らしい。やはり皆さん定番曲は聴いておきたいですから。


そしてもう一人のゲスト・ヴォーカル小野正利登場。「You're the Only…」を歌っていた頃は長髪ハイトーンヴォイスの人、という印象であったがあれから25年経って髪型こそ短くなったもののスタイルは変わってなく現役感あり。2年前林先生に提供していただいた楽曲を歌いあげ、次はオメガトライブ楽曲で高音ものということで「Riverside Hotel」を熱唱。確かに違和感なくオメガの良曲って感じで耳に入ってきた。


映画音楽やテレビ番組メインテーマなども手掛ける林先生でインストものでドラマ「ひまわりさん」メインテーマなどを挟み、あっという間の最後の曲ということで「SEPTEMBER」でシメ。


アンコールでまずは、まめぐ再登場。やはりこの曲歌わないとということで「真夜中のドア」を一穂とともに歌い上げ。アイドルチックなまめぐも大好きだが、大人な女楽曲もハマる年ごろになってきたね、まめぐ。そして最後の最後で小野正利も呼び込みまさかの菊池桃子「Say Yes!」を小野さんから歌唱。ハイトーンだから女性キーの歌も問題なく歌えるヴォーカリスト、さすがです。2番はまめぐが歌唱。ちゃんと本来の振付(Say Yes!のときは両肩から手を上げる)で桃子楽曲を歌ってくれたまめぐに感激ですわ!今度は「SUMMER EYES」とか歌ってほしいなー(リクエストに書きました)。


終始ギターを抱え、時折コーラスを入れる林先生は、69歳に見えない若々しさと人柄の良さが伝わってくる出で立ち。一度話始めるとエピソードが長くなったり、セッティングしながら会話するように話すものだからしょっちゅうマイクを通さないでしゃべってしまい途中PAさんから指摘受ける場面もあり微笑ましかった。あとステージ後方に隠れて姿がほぼ見えなかったが、角松敏生のバックでも定評ある鈴木英俊ギターが終始素晴らしかった。歌のバックのカッティングや絶妙なソロは80年代音楽にバッチリでした。


リクエストには書いたが、アイドル曲オンリーでの林先生ライブが観たく、当時のアイドル出演でもよいし、まめぐ的な現役女性歌手が歌う林先生ライブも面白そうだしいろいろな企画があると思いますのでよろしくお願いいたします。




メンバー:
林 哲司(vo,g)
featuring vocal 小野正利,中島 愛
小川幸夫[GAAA](ds),中村雅雄(b),鈴木英俊(g),清水永之(key),久保田 響(key)
大和邦久(vo,cho),一穂(vo,cho),富岡美保(vo,cho)

セットリスト:

SE.「テラ戦士Ψ BOY」BOYのテーマ(インストゥルメンタル)

01.悲しみがとまらない<杏里>(一穂)
02.信じかたを教えて<松本伊代>(中島愛)
03.熱風<石川秀美>(中島愛)
04.悲しい色やね<上田正樹>(大和邦久)
05.北ウイング<中森明菜>(富岡美保)
06.Never say good-bye(小野正利)
07.Riverside Hotel<杉山清貴&オメガトライブ>(小野正利)
08.「ひまわりさん」メインテーマ<GONTITI>
09.5月のスケッチ(林哲司、大和邦久)
10.SEPTEMBER<竹内まりや>(富岡美保)

EN1.真夜中のドア<松原みき>(中島愛、一穂)
EN2.Say Yes!<菊池桃子>(小野正利、中島愛)

SE.「テラ戦士Ψ BOY」メインタイトル




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2019年4月20日 (土)

LIVE鑑賞~bird “ 波形 ” Live !@ビルボード東京

bird “ 波形 ” Live ! 』2019/4/19(金)@BILLBOARD LIVE TOKYO


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bird、今年デビュー20周年で4年ぶりにニューアルバムを、冨田ラボが前作に続きプロデュースで発売。そのアルバムを引っ提げたライブが冨田ラボがバンマスで開催ということで久々にビルボード東京へ向かう。


birdのステージは、最近でも冨田ラボのライブで何回か観てたが、ワンマンライブとなると数年前に同じくビルボード東京で行った初期楽曲を披露したライブ以来か。デビュー以来ずっと聴いてきたbirdに、ここ数年ハマっている冨田ラボが絡み、極上サウンドを期待して会場入り。


事前にニューアルバムは何回か聴いてはいたが、まだ体に馴染む感覚ではない。初期のようなノリ良いサウンドでなく緻密な音をバックに穏やかに歌うスタンスなので一聴すると地味ではある。チケットを取ったのも1か月を切っていたタイミングであったが、平日1stということもあり満席とまではいかず。しかし、この空間で贅沢なライブを見せてもらった感あり。


バックメンバーが、プロデュースの冨田ラボがバンマスとして下手に鎮座。今回は鍵盤プレイに徹するようだ。ドラムの坂田学、ベースの鹿島達也といったベテランの通好みなミュージシャンも揃い女性コーラスも2名と贅沢な布陣。さらに同期で音を重ねてアルバムの世界観をそのまま生ライブで表現する。


アルバム1曲目の「波形」から始まり、アルバム全曲を曲順通りに披露。おそらくはアルバム制作時にライブも想定して曲順も決めていたのかと思われる展開。音だけだと地味に思われた楽曲もこうして演奏を観ながら聴くと緻密な音のバランスが際立って良し。birdの歌もゆったりと安定して聴ける心地よさで良し。


本編はアルバム収録10曲を披露し、アンコールでは前作「RUSH」から1曲披露で終了。やっぱりbirdも冨田ラボも素晴らしく良かった。

メンバー:

bird(Vocal & Performance)
冨田恵一・冨田ラボ / トミタケイイチ(Sound Produce & Keyboards)
坂田学 / サカタマナブ(Drums)
鹿島達也 / カシマタツヤ(Bass)
樋口直彦 / ヒグチナオヒコ(Guitar)
Meg(Backing Vocal)
ハルナ(Backing Vocal)



セットリスト:

01.波形
02.ミラージュ

03.記憶のソリテュード
04.Know Don’t Know
05.GO OUT

06.Sunday Sunset
07.Hakeinterlude

08.雪のささやき
09.3.2.1
10.スローダンス

EN.明日の兆し

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2018年11月 3日 (土)

LIVE鑑賞~冨田ラボ 15th Anniversary LIVE@赤坂BLITZ

冨田ラボ 15th Anniversary LIVE <M-P-C “Mentality, Physicality, Computer”>』2018/11/2(金)@マイナビBLITZ赤坂


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冨田ラボ音楽家15周年記念アルバム『M-P-C』が10月に発売。そしてその15周年記念ライブが翌月に行われるというので満を持して参戦。1年に1回あるかどうかという貴重な冨田ラボのライブで、過去2回ほど鑑賞したが常に満杯で、この日も当日券こそ発売はあったものの満員御礼状態で1Fフロアはパンパンであった。


会場SEが流れている中、19時に客電が落ちメンバーが登場。イントロダクション的な演奏を開始し、早速冨田ワールドに引き込まれる。そして冨田さんから「今日はノンストップな感じで行きますので」と短いMCを挟み、ここから次々と歌い手が登場し1曲ずつ披露。


前半は、最新アルバムに参加の若手アーティストが登場。注目は18歳の女性シンガーNaz。アルバム初回盤収録の映像を観て、そのルックスも良ければ歌声がもうワールドクラスな雰囲気。冨田ラボがこだわりにしていた洋楽サウンドに日本語歌詞を乗せるという定義を超え、初の英詞で歌わせた逸材。ずっと観ていたいアーティストである。

https://www.youtube.com/watch?v=t7JFctKryAE

過去作からは、AKIOがハナレグミの名曲「眠りの森」を披露。個人的にもお気に入りであった、「鼓動 feat. 城戸あき子」も聴けて良かった。秀逸なのは、ここでの平陸 (Dr)、鈴木正人(B)のリズム隊のキメキメの演奏。終始、転調や変拍子がテンコ盛りな冨田サウンドを再現する演奏は素晴らしい。


そして一番の目当てである、坂本真綾の登場。白のシースルーワンピースで一気にステージが白く輝いた感じがしたのは自分だけではないと思う。しっとりと「荒川小景」を歌い終わって颯爽と引っ込んでしまったのがなんてもったいない!

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あと会場が盛り上がったのは、長岡亮介の登場。普段ギターを持ってステージに立つ彼が、ハンドマイク一本でパフォーマンスするのは貴重である。


終盤には今回のアルバムのメイン楽曲である「M-P-C」。冨田サウンドで今までなかったRAP楽曲で抜擢されたRyohuはステージを駆け回り会場を盛り上げた。とにかくカッコ良いこの曲にRAPが入ることで更に一歩先を行った感あり。


本編12曲をノンストップで披露して一旦ステージから下がる。アンコールでは通常MCに入り、まずは堀込泰行(キリンジ)を呼び込む。冨田さんが15周年なら、キリンジは20周年だったわけで長く続けるといいことあるよね、みたいな会話で曲に。往年のファン歓喜の「エトワール」で会場大盛り上がり。


最後の登場はbird。これまた往年の名曲「道」を披露。相変わらず小柄ながらパワフルな歌声を聴かせてきれるbirdはいいなー。そして、ここまでずっと鍵盤演奏をしていた冨田ラボが後半で遂にギターを抱え渾身のギターソロ。そういえば、前回までは割とギターを弾く場面が多かったが今回はそれを控えて鍵盤に徹していた。あと、冨田ラボ好きな人はおわかりであるが、冨田さんのベースを生演奏で観てみたいってのもある。冨田サウンドのツボの一つであるうねる、刻むベースがたまらんですから。


1時間半と時間は短いが凝縮された内容で大満足。最後は演者全員ステージ集合でご挨拶(最初に登場したKentoなんかは楽屋で飲み過ぎなのか顔が赤かったけど・・)。


ファンの希望としては、20周年ライブは会場と収容を大きくして、弦楽器、管楽器を加えてフルラインナップで3時間くらいの大コンサートを開催してもらいたいものだ。今回の「M-P-C」などはフルメンバーの演奏だったら感動で失禁ものでしょう。



●Personnel:
冨田ラボ (Key,G)
平陸 (Dr)
鈴木正人(LITTLE CREATURES) (B)
樋口直彦 (G)
Meg (Cho)
ツヤトモヒコ (Cho)

●ゲストシンガー:
AKIO,安部勇磨(never young beach),城戸あき子(CICADA),Kento NAGATSUKA(WONK),坂本真綾,髙城晶平(cero),chelmico,長岡亮介(ペトロールズ),Naz,七尾旅人,bird,堀込泰行,吉田沙良(ものんくる),Ryohu(KANDYTOWN)

セットリスト:

01.Let it ride feat. Kento NAGATSUKA
02.アルペジオ feat. chelmico
03.雪の街 feat. 安部勇磨
04.OCEAN feat. Naz
05.緩やかな毒 feat. 吉田沙良
06.眠りの森 feat. AKIO
07.鼓動 feat. 城戸あき子
08.rain on you feat. 七尾旅人
09.荒川小景 feat. 坂本真綾
10.パスワード feat. 長岡亮介
11.M-P-C feat. Ryohu
12.ふたりは空気の底に feat. 髙城晶平

EN1.エトワール feat. 堀込泰行
EN2.道 feat. bird

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2018年6月30日 (土)

LIVE鑑賞~山下達郎 PERFORMANCE 2018@NHKホール

山下達郎 PERFORMANCE 2018』2018/06/29 (金)@NHKホール


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※ツアー中につき、記事の閲覧は個人の判断でお願いします。

2008年に全国ツアー再開して以来10年連続となる山下達郎全国ツアーが、今年も6月の松戸から開始。その4公演目に当たるNHKホールを鑑賞。


通常、東京での開催はNHKホールか中野サンプラザに決まっており、需要に対してキャパが狭いのでチケットが取りずらいのであったが今回平日ということでNHKホールに久々チャレンジ。座席は3階席ながら最前列であったので、構造上席がせり出しているおかげで3階を感じさせない距離感に音のバランスが非常に良く、やっぱりNHKホールはいいよなーと実感。


ライブは18:30ほぼ定刻に場内アナウンスからの、SEが大きくかかりメンバー登場。そしていつもの軽快なギターカッティングからの「SPARKLE」。毎度のことでわかっていながら、1曲目のコレはやはり良い。その後もお約束の展開が続くが、このお約束は達郎さんのこだわりの一つで、ライブとは常連ばかり来てるわけでなく、初めて来る人も超久しぶりに来る人もいっぱいいるわけで、どの人にも分かりやすい定番曲を同じ展開で進行することが安心感につながるわけ。


そんな中で、最近亡くなられた元シュガーベイブのベーシストであった寺尾次郎の追悼の意も込めて、シュガーベイブ楽曲を当時のアレンジを再現して披露。特に「Windy Lady」は今まで聴いてきた達郎ソロバージョンよりもっとソリッドな演奏でカッコ良かった。


洋楽カバーコーナーも、年々みんなが知ってる楽曲を取り上げるようになり今回はロイ・オービソン「Oh, Pretty Woman」。案の定、観客は大盛り上がりである。


終盤の定番曲「LET'S DANCE BABY」で観客は立ち上がり、いつものところでクラッカーを鳴らすのであるが、今日はフライングが連発。これに達郎さんは曲中で「今日は一見さん多いのかな」と(実際は一見さんというより、普通に先走ってしまっただけと思われる。角松敏生の紙ヒコーキも、よく先走って飛んでいたりするし、待ちきれないのでしょう・・・)。曲中のいつもの盛り込みメドレーは、大瀧詠一メドレー(びんぼう~夢で逢えたら~君は天然色~幸せな結末~熱き心に)。


そして昨年ツアーで大うけだった「ハイティーン・ブギ」を今年も披露。達郎さんも観客が喜ぶことが好きなんだなと。


何気に個人的に「LOVELAND,ISLAND」聴けて良かった。この曲聴くとテンション上がるんですな。


アンコールでは、7月に発売する新曲「ミライのテーマ」。新曲を発売前に披露するのは「スプリンクラー」以来30数年ぶりとか。昨年のツアーでもMCで言ってはいたが、そろそろニュー・アルバムを出して欲しい欲求が溜まりに溜まっているのは達郎さん本人もよくわかってらっしゃるのだが、今度こそ来年には発売します!とのこと。とにかく待ちましょう。

そしてこの日はライブは21:30に終了でちょうど3時間という達郎ライブにしては短くまとまった感じ。そういえばMCも割と短めに抑えていたようだし、ちょうど良い感じであった。




バンドメンバー:
小笠原拓海(Drums),伊藤広規(Bass),佐橋佳幸(Guitar),難波弘之(Keyboards),柴田俊文(Keyboards) 宮里陽太(Sax),ハルナ(Background Vocal),ENA☆(Background Vocal),三谷泰弘(Background Vocal,Keyboards)


セットリスト:

01.SPARKLE
02.新(ネオ)・東京ラプソディー
03.MUSIC BOOK
04.あしおと
05.Windy Lady
06.Down Town
07.SOLID SLIDER
08.REBORN
09.Oh, Pretty Woman
10.シャンプー
11.Blue Velvet
12.おやすみ、ロージー -Angel Babyへのオマージュ-
13.Joy To The World~クリスマス・イブ
14.希望という名の光
15.ずっと一緒さ
16.今日はなんだか
17.LET'S DANCE BABY
18.ハイティーン・ブギ
19.アトムの子
20.LOVELAND,ISLAND

EN1.ミライのテーマ
EN2.Ride On Time
EN3.恋のブギ・ウギ・トレイン
EN4.YOUR EYES

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2018年6月 9日 (土)

LIVE鑑賞~ブルー・ペパーズ “Retroactive” CD&LPリリース記念ワンマンライブ@ブルースアレイ

ブルー・ペパーズ “Retroactive” CD&LPリリース記念ワンマンライブ』2018/6/8(金)@目黒Blues Alley Japan


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昨年11月にリリースされたブルー・ペパーズの1stアルバムを聴きこんで半年あまり、ようやくワンマンライブを観る機会が出来て、いざブルースアレイへ。


早々にチケット確保したおかげで最前テーブル席に着く。開場時間18:30頃に入場したときはさすがに客はまばらであったが、立ち見エリア含めて開演時間にはほぼ満席。客層もメンバー同世代の20代から音楽好きな年配で男女問わず様々。星野みちる目当ての客層もいたし。


出演メンバーは、

ブルー・ペパーズ: 福田直木(Vo) 井上薫(Key/cho)
ゲスト・ヴォーカル:佐々木詩織(Vo.cho), 星野みちる(Vo/cho),
バンド:川内啓史(B), 伊吹文裕(Ds), 外園一馬(G), 高木大輔(G)


最初は、男性陣のみ登場でアルバム冒頭2曲披露。ライブ自体、まだ数回くらいしかやっていなく、1曲ずつ曲のエピソードなど説明する流れに誠実さを感じる。そして、早くもゲスト・ヴォーカルの呼び込みで佐々木詩織の登場。直接見るのは初めてだが、可愛らしい感じ。一見ロングスカートで上半身が黒の割と地味な出で立ちかと思いきや、よく観ると黒のシースルー素材でちょっとセクシーな感じ。そして、一時個人的パワープレイであった「ずっと」を聴いて、やっぱええわー。古内東子あたりで聴けた1990年代の洗練されたJ-POPがここにあるって感じ。その後も詩織さんはコーラスで参加し、割と地味なパフォーマーにひと花咲いた存在で良かった。


MCは鍵盤担当の井上薫が基本、淡々としゃべり、そこに福田直木が絡むといった流れ。2人ともまだ20代半ばくらいの年齢であるが、自分が好きなAOR、シティポップの良いところをオマージュした拘った音作りをしているところに非常に共感。世代は違うが話は合うと思いますよ。


そんなこんなであっという間に1stセットが終了。45分ほど休憩を挟んで2ndセットへ移る。


2ndで最初に披露した曲は、初めて聴くのでまだ音源化されてない楽曲かと思いきや、安部恭弘のカバー曲。これがAORエッセンスが秀逸な良曲で良かった。

続いてお待ちかねの、星野みちる師匠の登場。赤いカジュアルドレスな衣装が華やかで美しく、一気にステージが華やいだ感じ。そんなみちる師匠に何故かSっぽく絡む井上薫やり取りに同じレーベルVIVIDアーティストの良い関係性が見えた感じ。みちる師匠は本人歌唱曲2曲と今井美樹カバーの3曲披露。「コバルトブルー」はみちる師匠にピッタリなちょっと切ない可愛らしい曲だし、「気がつけば~」はみちる師匠アルバム『黄道十二宮』収録のブルー・ペパーズ楽曲でAORテイスト満載。そして、また良いところ持ってきたといった感じの初期・今井美樹楽曲カバー。これをみちる師匠がいい感じに歌い上げていて良かったわ。

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みちるさん退場の後は、最も影響を受けたドナルド・フェイゲン、スティーリー・ダンをオマージュした楽曲2曲披露。特に「サーチライト」は、レコーディングで井上薫の師匠である森俊之がクラビネットで参加しておりその秘話などが話されたり、演奏でもギターの外園一馬が本家ラリー・カールトンばりのブルージーなソロを弾きまくりで素晴らしかった。

本編最後は、詩織さんメイン・ヴォーカルの「6月の夢」でシメてアンコールへ。


アンコールでは、みちる師匠含めて全員登場。最初に披露したのはエレクトリックリボンへの楽曲提供曲で原曲は打ち込みサウンドだがそれを、みちる&詩織+生バンドで再現したら結構いい感じじゃね?みたいなサウンド。2曲目は、その世代の人は聴いたら何故かにやけてしまう「渋谷で5時」を詩織&直木のデュエットで。最後は「汗は甘い口づけ」で良質な音世界は終了。


総じて、バックのドラム&ベースのリズム隊が安定して良い演奏を繰り広げていて、そこに綺麗な女性ヴォーカルが時折入り込む、日本では冨田ラボが行っている音世界を若い世代で完成させているところに今後の更なる活動に期待でしょう。



セットリスト:

1stset:
01.秋風のリグレット
02.八月の影法師
03.ずっと feat.佐々木詩織
04.ふたりの未来 feat.佐々木詩織
05.面影
06.さみだれダイアリー
07.秋霜

2ndset:
08.My Dear(安部恭弘)
09.コバルトブルー feat.星野みちる
10.気がつけばLooking for your love(星野みちる)
11.今日 私はひとり(今井美樹)
12.星空と孤独のマスカレード
13.サーチライト
14.6月の夢 feat.佐々木詩織

EN1.そよ風のKISS(エレクトリックリボン)
EN2.渋谷で5時(鈴木雅之&菊池桃子)
EN3.汗は甘い口づけ

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2017年6月18日 (日)

LIVE鑑賞~山下達郎 PERFORMANCE 2017@大宮ソニックシティ

山下達郎 PERFORMANCE 2017』2017/6/16(金)@大宮ソニックシティ


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※注意:全国ツアー中につき、閲覧は個人の判断でお願いします。

2008年ツアー再開以降、定期的に全国ツアーを慣行中の御年64歳の山下達郎。2017年も3月から夏にかけて全国ツアーを始め、1年半ぶりとなるここ大宮ソニックシティに戻ってきた。


ほぼ定刻18:30過ぎにSEが切り替わり、毎度凝った作りのステージセットにバンドメンバーが集まる。最後に達郎登場で会場から大歓声。そしてすぐさま小気味良いギターカッティングが流れ「SPARKLE」からスタート。


軽快に5曲ほど演奏が続き、MCに入る。前回のツアーでの感触で、自分も観客も高齢化していることもあり、やりたい曲、みんなが知ってる曲を中心にセットリストを組んだという今回のツアー。企画的な一環で楽曲提供したセルフカバーを披露ということで、1988年鈴木雅之に提供した「Guilty」を演奏。


そして、しっとりとした楽曲に展開し、達郎が鍵盤弾き語りで「潮騒」を披露し終わりバンドメンバーが引き下がったときに事件は起きた。


この前半までの演奏で冒頭から1階後方席で一人間の悪い拍手や合いの手を入れているうるさい客がいるなと思っていたが、もちろん達郎本人が一番気になっていたようで、

「そこのお客さん、あなた1人でライブ観てるんじゃないんです。拍手するのもタイミングがありますからね。周りのお客さんが迷惑しますから、お願いします。」と、その客を一喝。

そして集中して演奏できなかったと思われ、バンドメンバーを呼び出し「潮騒」を再演。その後、達郎へ賞賛の拍手が送られたのは言うまでもない。


前回大ウケしたこともあり、”達郎のカラオケを鑑賞する”コンセプトの洋楽カバーで今回はトム・ジョーンズを披露。その後のアカペラ・コーナーも、みんな知ってる曲をコンセプトに聴いたことある楽曲をチョイス。


後半は「クリスマス・イブ」からいつもの王道ソングで畳みかける。今回は過去一番ステージに近い良席で各メンバーの表情が見える位置で、みんな良い表情で演奏してるなと認識。

本編終了時で既に2時間半近くなっており、その後のMCでは、観る方も高齢化もあり今回のツアーは3時間切りを宣言していたが、結果一つも3時間に収まってない内容。なんだかんだでどこもカットできる要素がないのでこればかりは歌えなくなるまでやめられないと。


そしてアンコール1曲目は、なんと近藤真彦に提供した「ハイティーン・ブギ」で観客総立ち。10年くらい前だったら絶対やらなかったであろう、ファンがサプライズで喜びそうなことをいろいろ盛り込んだ内容で満足。


あと、前半で客を一喝してしまい空気を悪くしてしまったことを終始気にかけ、アンコールで予定になかった「Last Step」をギター弾き語りで披露。結果、他のライブより多くの曲を観れて満足なライブになり、終了は22時超えで3時間半。



小笠原拓海(Drums),伊藤広規(Bass),佐橋佳幸(Guitar),難波弘之(Keyboards),柴田俊文(Keyboards),宮里陽太(Sax),ハルナ(Background Vocal),ENA☆(Background Vocal),三谷泰弘(Background Vocal,Keyboards)


セットリスト:

00.ポケット・ミュージック(Interlude)
01.SPARKLE
02.いつか (SOMEDAY)
03.ドーナツ・ソング
04.僕らの夏の夢
05.風の回廊
06.Guilty
07.FUTARI
08.潮騒x2
09.ターナーの汽罐車 -Turner's Steamroller-
10.It's Not Unusual[Tom Jones]
11.THE WAR SONG
12.SO MUCH IN LOVE
13.Stand by Me
14.クリスマス・イブ
15.蒼氓
16.Get Back In Love
17.メリー・ゴー・ラウンド
18.LET'S DANCE BABY
19.高気圧ガール
20.CIRCUS TOWN

EN1.ハイティーン・ブギ
EN2.Ride On Time
EN3.Down Town
EN4.Last Step
EN5.YOUR EYES

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