LIVE鑑賞~東京JAZZ2009 2ND DAY

東京JAZZ2009~GROOVE~』2009/9/5(土)13:00~@東京国際フォーラムA

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神保彰 featuring エイブラハム・ラボリエル、オトマロ・ルイーズ and very special guest リー・リトナー

Jimbomba Jimbomba

アーティスト:神保彰
販売元:キングレコード
発売日:2009/02/25
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1番手は日本のみならず、世界を代表するドラマー神保彰バンド。ここ数年のソロ・アルバムでおなじみのエイブ、オトマロを率いてのバンドであるが、スペシャル・ゲストとして後から参加が発表されたのがリー・リトナー。

今回、右手最前列の席となったので神保さんが目の前で叩く姿を見れて感動。手の動きはもちろん、足さばきも見れる位置でそのすごさに改めて感服。

楽曲は『For Colors』『Get Up!』『Jimbomba』とここ数年のソロ・アルバムからの楽曲から軽快なFUSIONナンバーが続く。神保さんの凄いのは演奏はもちろん、作曲センスも抜群でカシオペアを彷彿させるナンバーやメロウなナンバーもあり同じ人の曲かと思うくらいバラエティな内容。

神保さんとリー・リトナーはカシオペアの名盤『4x4』以来というから、もしやあの曲をやってくれるかな?と思ったら最後にやってくれました、「ミッドマンハッタン」。『4X4』収録でカシオペアでのライブでも盛り上がる神保さんの名曲。各人のソロも見事でした。

4×4 FOUR BY FOUR 4×4 FOUR BY FOUR

アーティスト:カシオペア
販売元:ヴィレッジ・レコード
発売日:2002/02/14
Amazon.co.jpで詳細を確認する

 

ジョン・スコフィールド and the Piety Street Band

PIETY STREET

続いてはジョンスコ。今回はニュー・アルバムに参加したメンバーとともにニュー・オリンズ系のブルージーなセットで演奏。個人的には以前のFUSION/FUNK系な内容が良かったが今のジョンスコはこのスタイルなんでしょう。

東京スカパラダイスオーケストラ

KinouKyouAshita

このラインナップではちょっと異色になるかな?東京JAZZ初参加のスカパラ。次にやってくるFUNKの大御所に向けてのウォーミングアップ的感じ。

パフォーマンスはかなり完成度が高く、テンションが上がる内容であるが、JAZZ好きのおじさんにはきついかな?

ジョージ・クリントン&PARLIAMENT/FUNKADELIC

Mothership Connection Maggot Brain

昼の部の大トリはこちら。昨年のスライに続き、ファンクの大御所を見事呼び寄せてしまった。

スタート前から観客はヒートアップして、音が出始めたらそこはもうP-FUNK。とにかく総勢20名近いメンバーがめくるめく登場して音をかき鳴らしていく。しばらくして御大がゆっくり登場して、観客も総立ちとなり御大を迎える。

とにかく出音がでかく、スピーカー前だったので低音で風が吹くといった感じ。通常は何時間もライブを行うようだが、ここは1時間枠ということでやや押しくらいで終了したのは奇跡的??

東京JAZZ~JAZZ IS BEAUTIFUL』2009/9/5(土)19:00~@東京国際フォーラムA

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メロディ・ガルドー

マイ・オンリー・スリル

話題の美人シンガーが遂に大きな舞台に登場。身体的な事情もあり来日公演もなかなか実現しなかった彼女であるが、無事ステージに登場。時にピアノを、時にギターを奏で静かに唄う姿に見とれる。

上原ひろみ

プレイス・トゥ・ビー#初回限定盤##DVD付#

上原ひろみが東京JAZZに出演する回はまずチケットが売り切れ。今回もこの夜の部は完売だったそうだ。海外の大物を押さえて東京JAZZの看板アーティストとなった感のあるひろみちゃん。9/5発売のソロアルバムにちなんでソロ公演である。

登場してきたひろみちゃんはCDジャケットと同じ衣装のかわいらしいスタイル。でもいざピアノを弾き始めるとそこはもうひろみワールド。時にやさしく、時に激しく弾くその演奏はバンドでもソロでも観客を圧倒させる。88の鍵盤を全て使い、鍵盤だけでなくピアノ弦までも音にしてピアノ全体を弾きまくる感じ。

セットリスト:
1.The Tom And Jerry Show
2.Sicilian Blue
3.BQE
4.Choux a la creme
5.Pachelbel's Canon
6.Viva! Vegas - Show City, Show Girl
7.Viva! Vegas - Daytime in Las Vegas
8.Viva! Vegas - The Gambler
EN.Place To Be

リマージュ

リマージュ

リマージュと聞いてどんなバンドかすぐわかる人はかなりのFUSION通と思われるが、メンバーを知ればどんだけ凄いバンドかは想像つくであろう。

マイク・マイニエリ(vib)、スティーヴ・ガッド(ds)、トニー・レヴィン(b)、ウォーレン・バーンハート(key)、デビッド・スピノザ(g)の5名によるセッション・プロジェクトで1枚もアルバムを残すことなく消滅していたのが2009年に再集結しアルバム発表、そして来日公演というから驚き。

そのサウンドは熟錬ならではの大人な演奏。激しくなりすぎず、落ち着きすぎずといった内容で各人の卓越した演奏力が随所に見られニヤついてしまう。

ラストの「LOVEPLAY」での美しいヴィブラフォンの響きに心踊り、後半の盛り上がりに期待するも、ここはリマージュVERSIONということで落ちついたエンディングとなる。

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LIVE鑑賞~パティ・オースティン

Patti Austin ~AOR SET~』2009/8/24(月)@ビルボードライブ大阪

エンド・オブ・ア・レインボー ハバナ・キャンディー

いやー、このライブを観にいって本当に良かった。最初は行くかどうか迷ったが、パティ・オースチンという名前と“AOR SET”という名目に惹かれて行って正解。

その前にパティ・オースティンとは、、、

1970年代にクインシー・ジョーンズの秘蔵っ子として注目を浴び、1976年に『エンド・オブ・ア・レインボー』で待望のデビュー。その後、クインシーの全面プロデュースで名盤『Every Home Should Have One(デイライトの香り)』(1981)を発表し、「Do You Love Me?」やジェイムス・イングラムとのデュエット「Baby, Come To Me(あまねく愛で)」といったヒット曲を連発。近年はジャズ・ヴォーカリストとしての実力が評価されている。

とにかく歌唱力といった実力は言うまでもないのだが、歳をとってくるとジャジーな落ち着いた演奏に収まりがちであるが今回は“AOR SET”ということで期待。

今回は中央後方で全体を見渡せるポジションに位置し、18:30の開演を待つ。男性コーラスの紹介によってメンバーが1人ずつ登場。バックメンバーについては事前情報を得ることがなかったが、ポール・ジャクソンJr.(guitar)とグレッグ・フィリゲリンス(keyboards)の2人を見て安心。この2人はクインシー関連作品はもちろん、数多くのミュージシャンから絶大なる信頼をうけて多くのレコーディングやライブに参加してきたツワモノである。

そしてパティが登場して始まったのはブラザーズ・ジョンソンの「Stomp」。これには最初からもうノリノリだが、ほどなくしてジョージ・ベンソンの「Give Me the Night」に変わる。これは御大クインシーのメドレーか?と思ったらやはり名盤『THE DUDE』より「Razzamatazz」。このメドレーはのっけからやられた感じ。

Strawberry Letter 23: The Best of the Brothers Johnson Give Me the Night 愛のコリーダ

続いてパティとはクインシーとの関わりで親交が深かったと思われるマイケル・ジャクソンへの追悼を込めてか、「Rock with You」「スリラー」のショート・ヴァージョンを披露。やはり全盛期のマイコーはサイコーと改めて認識。『オフ・ザ・ウォール』『スリラー』は一家に一枚の名盤だね。

オフ・ザ・ウォール#紙ジャケット仕様# スリラー#紙ジャケット仕様#

しかし、このショート・ヴァージョン・コーナーで披露した「Do You Love Me?」はフルで聴きたかったかな。

その後、ポールの静かなギターソロから徐々にロックテイストを増し、コーラスの厚みが最高だったジミヘンの「ヘイ・ジョー」や「Betcha' Wouldn't Hurt Me」「How Do You Keep the Music Playing?」といった名曲が続く。

後半、パティのネタ振り(?)から始まったグレッグ・フィリゲリンスのモノマネ・コーナーがまたサイコー。歌もうまいグレッグがパティの無茶振りに応えて、ジェームス・ブラウン、マイケル・マクドナルド、マイケル・ジャクソン、スティービー・ワンダー、プリンスといった有名アーティストの歌真似をバンド演奏とともに小出しに披露。これがまた本格的で笑えるのであるがあまりにもうまくて感動もの。これだけでお金がとれる内容であった。

最後は名曲「Say You Love Me」なども披露し大いに盛り上がったライブであった。なんといってもパティの歌唱力、声量がハンパなくすごかった。

(おそらく)モノマネコーナーを引っ張りすぎて、アンコールなしの時間オーバー100分に及ぶ内容で満足。

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LIVE鑑賞~MARLENA SHAW

Marlena Shaw featuring Chuck Rainey/David T. Walker/Harvey Mason/Larry Nash』2009/8/6(木)@ビルボードライブ大阪

フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ

マリーナ・ショウが75年に発表した歴史的名盤『フー・イズ・ジス・ビッチ・エニウェイ』で共演したメンバー達が25年の時を経て再集結し【Billboard Live】の2周年記念イベントに出演する。

いやー、奇跡とはこういうことを言うんでしょうね。四半世紀前の良き音楽を現代で聴けることの喜びを噛みしめる思い。

マリーナ・ショウのステージを観るのも初めてだし、録音主要メンバーが一同に会してライブを行うことがすごい。いやー、大阪でもやってくれて良かった。

平日の1stセットで18時というのにもう会場はほぼ満席。当然、客層は年齢が高めであるのだが、みんな仕事どころではないよね。

18:30を回り、いよいよメンバーの登場でもうヒートアップ。最後にゆっくりとマリーナが登場。どうやら足(膝)があまりよくないらしく、途中まで付き添いありであったがステージに立てばそこはエンターテイナー。パワフルな歌声は年齢を感じさせないパフォーマンス。さすがに椅子に座りながらの歌唱が続くが歌に関しては問題なし。

バックも70歳近い熟年揃いで、まさに演奏も円熟といった感じ。

1曲目が終わり、マリーナのMCかと思いきやハービー・メイソンとの長い掛け合いトーク。これはもしや、、、と思ったらそう。『WHO IS THIS BITCH,ANYWAY?』のオープニング同様、始まったのが「STREET WALKING WOMAN」!

これこれ、これが聴きたかったんだよ。

原曲と比べ、テンポを落とした演奏でスリリングさはやや欠けるが、この曲を生で聴けたことに感動。

その後も「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」「LOVING YOU WAS LIKE A PARTY」などアルバムの名曲もあり会場は自分同様この空間に酔いしれる。

全体的にムーディーで落ち着いた曲が多いのは円熟の妙でもあるが、もうちょっとチャック&ハービーのリズム隊が暴れる演奏も観たかったが、時が経ちすぎたかな。

前半控えめだったデヴィッド・Tの独特なバッキングも後半冴えてきたようだった。

奇跡と言わず、また観れる機会をお願いします、といったところ。

Marlena Shaw(vocals)
Chuck Rainey(bass)
David T. Walker(guitar)
Harvey Mason(drums)
Larry Nash(keyboards)

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LIVE鑑賞~Seawind

Seawind~REUNION~』2009/7/25(土)1st@ビルボードライブ大阪

REUNION#初回生産限定盤##紙ジャケット仕様# ライト・ザ・ライト

居を大阪に移してから初の大阪ライブ鑑賞。場所は東京・六本木でも何度か観てきたビルボードライブ。元々はブルーノートだった会場を看板変えてしまってたんですな。ブルーノート時代では15年前に1回だけ再結成後のブレッカー・ブラザーズを鑑賞。うーん、懐かしい。

今回、カジュアル席センターで観たのだが東京のハコはカジュアル席だと3階席くらいな高さから見下ろす作りだったのだが、ここは元がブルーノートだけに横幅が長く奥のカジュアル席もちょっと段差がある程度で非常に観やすい。こいつは良い。

ところでこのシーウィンドは1970年代に人気を博したハワイ出身のAOR/フュージョン・グループで1980年にグループ活動停止してから29年ぶりに復活し、今年の4月にニュー・アルバム『リユニオン』を発売し、来日公演もすると聞いてビックリ。

リアルタイムで生演奏はもちろん聴いたことがなかったので、ポーリンの歌声と“シーウィンド・ホーンズ”が聴けると思ったらこれは観ておかないと!

残念ながら、ホーンの一角でバンドに限らず数々のセッションで名演奏を聴かせたジェリー・ヘイは現在音楽活動をリタイヤ中でニュー・アルバムにも参加しておらずツアー・メンバーにはその名はなかった。

とにかく、この再結成は貴重なライブになることは間違いないのでしかと確認しよう。

そしてほぼ定刻にメンバーが登場。さすがに全員60歳前後とあって様相がだいぶ変わったようだが、演奏が始まればそんなことは関係なくなった。

今回のニュー・アルバムは新曲はもちろんのこと、過去の人気曲をセルフ・カヴァーしており全体的に大人なAORサウンドに仕上がっている。そのサウンドがそのままライブで再現してくれた感じ。

ポーリンの歌声はやっぱり爽やかかつ力強く、小さな体以上に存在感を感じた。ボブを中心とするリズム隊のボトムがしっかりしていて、今回鍵盤プレイにほぼ専念していたラリーが全体の音をまとめている。ホーンズはその分、キムを中心にプレイが繰り広げられたが、1曲「Liquid Spies」でラリーがSAXを持ち2管でのファンキーな演奏がまた良かった。中盤でのカルテット・ジャズな演奏も本格的でスリリングであった。

約70分間の良質な音楽を落ち着いて鑑賞できて良かった。

Seawind are

Bob Wilson(drums)
Larry Williams(keyboards,sax)
Pauline Wilson(vocal)
Bud Nuanez(guitar)
Ken Wild(bass)
Kim Hutchcroft(sax)
Larry Hall(trumpet,flugelhorn)

Jerry Hey(trumpet,flugelhorn)

セットリスト:
1.Free
2.You're My Everything
3.Pearl
4.Everything Needs Love
5.Hold On To Love
6.Yes Or No (from Wayne Shorter)
7.Wayne
8.Follow Your Road
9.Liquid Spies
10.He Loves You
EN.Kept By Your Power

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LIVE鑑賞~MELODY GARDOT

メロディ・ガルドー プレミアム・ショウケース』2009/4/13(月)@恵比寿リキッドルーム

マイ・オンリー・スリル Worrisome Heart

遂に奇跡のアーティストを生で観ることができて嬉しさひとしおだった夜。

彼女は米・フィラデルフィア出身のシンガー・ソングライター。デビュー以前の19歳のときに自動車事故に遭い様々な後遺症を抱えながら、音楽による治療を経て本格的に音楽活動を進めた結果、その歌声が世界を魅了することになった、まだ20代ながら伝説となりえる美人アーティストである。

2008年の春ごろ、某外資系CDショップのJAZZコーナーの試聴機にあった“激押しアーティスト”にこのメロディ・ガルドーの1stアルバムが置いてあった。悩ましげなルックスのジャケ、一聴してわかる心染み入る歌声、そして当時輸入盤で\1000程度という安さに迷わず買い!

ノラ・ジョーンズの出現により、もろジャズではないジャジーで落ち着いた女性ヴォーカルが流行っており、メロディ・ガルドーは瞬く間にそのジャンルの筆頭に挙げられる存在となった。大分遅れて日本盤も発売されたが好セールスとのこと。

そして4/8発売で2ndアルバム『MY ONE AND ONLY THRILL』が贈られた。1stがジャジーかつフォーキーな音作りだったのに対して、今回はストリングスが前面に打ち出されたムーディーな音。個人的には1stの印象が強かったのでまだこの音には馴染めないのだが、スイング・ジャーナル誌ゴールドディスクにもなっていて聴いていくうちに馴染んでくるものと思う。

ということで、このアルバムのプロモーションのために現在初来日中。昨年8月の日本盤発売タイミングや今年の2月に来日の予定があったのだが、ご本人の体調具合には慎重をきたさないといけないので、共に中止となっていたのだが、今回ようやく待望の来日が実現したのである。そして1回限りの招待ライブがあるというのでこれは観にいかないと。

18:30開場で19:30開演予定であったが、やはりなかなか出てこない。

本当に来日しているのか?いや既にFM番組へのゲスト出演が記事になっていたしいるのは間違いないが、体調不良とかになっていたら中止かも??

なんていう憶測が生まれてきたころ、時刻は20時過ぎにようやく登場。視覚過敏のためスポットライトやフラッシュの類は禁じられており、やや暗い照明で照らされた彼女は長い金髪を上に巻き上げ黒のシックな服で表れた。最初にインタビュー形式のトークがあり大ファンだという(?)モデルの相沢紗世も登場。

そしていよいよライブの開始である。

まずはメロディ1人によるアカペラから始まり、ベース、ドラム、トランペット、サックスと静かに音が入ってくる。時にアコギやピアノを奏でながら唄い、穏やかで貫禄すら感じさせる歌声を聴かせる。

そしてこの手のショウケースは大概7~8曲でトーク込みの40分前後であるが、1曲が短めとはいえ15曲を1時間強に渡って披露したのには満足。

これを機会に是非正式なライブでまた日本に来てほしいものだ。

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LIVE鑑賞~ヒラリー・コール

Hilary Kole Debut Convention』2009/4/1(金)@表参道パウゼ

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またまた美貌のジャズ・シンガーがデビューするというのでこの目で確認に向かった。事前に得た資料によると、幼少の頃からピアノと歌を嗜み、多くのミュージシャンとの共演やミュージカルなどにも出演し、とりわけ2007年に亡くなったオスカー・ピーターソンが最後にレコーディングしたアーティストがこのヒラリー・コールだという。

そしてダイアナ・クラールを輩出したカナダの名門ジャズ・レーベル<JUSTIN TIME>からのデビューとなり2009年5月20日にデビュー・アルバム『魅せられし心(Haunted Heart)』を発売。このアルバムはジャズ・ギタリスト、ジョン・ピザレリをプロデューサーに迎え、ジャズ・スタンダードから弾き語りオリジナル楽曲など多彩な内容となっている。

さらにデビュー・アルバムにして早くもスイング・ジャーナル誌6月号ゴールド・ディスクに選定されたという話題沸騰間違いなし。

魅せられし心

アーティスト:ヒラリー・コール
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2009/05/20
Amazon.co.jpで詳細を確認する

本日は関係者のみを招いての、デビュー・アルバムお披露目会で数曲のミニ・ライブと懇親会といった内容。ギタリストのプロデュースということで同様にギター・カルテットを従えてヒラリーが歌を披露。さすがにジョン・ピザレリはそこにはいなかったが、ウッド・ベースの井上陽介など日本のベテラン・ミュージシャンが演奏。

その気になる歌声であるが、日本人が好む綺麗で伸びやかな声でバラードからスイング系まで抑揚のある歌唱。1曲だけピアノ弾き語りがあったが、こちらもOK。先ほども名前が出た、ダイアナ・クラール級な逸材と思われる。

そして、これまた気になるルックスであるが、画像の通りの美貌でスタイルも抜群。青色のドレスが眩しかったっす。日本は初めてだという彼女であったが、時折覚えたてと思われる日本語を交えて常に笑顔でのトークに好感度アップ。

今回の滞在ではほとんどプライベート的な時間がないとの話だが、次回はゆっくり滞在して表参道ショッピングを楽しんでいただきたいものである。

セットリスト:
1.It's Love
2.There's A Small Hotel
3.I Didn't Know About You
4.Black-berry Winter
5.Better Than Anything
6.Like A Lover
7.Deed I Do

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LIVE鑑賞~ランディ・クロフォード、ジョー・サンプルトリオ

Randy Crawford and Joe Sample Trio featuring Steve Gadd and Nick Sample JAPAN TOUR 2009』2009/3/20(金)@渋谷 Bunkamura オーチャードホール

ノーリグレッツ フィーリング・グッド

昨年のこの時期はクルセイダーズのライブにスティーヴ・ガッド(ds)が参加するということでブルーノートなどのライブを間近で観て感動したものであるが、昨年の9月にジョー・サンプル(p)ランディ・クロフォードとの共演アルバムを出したこともあり、今回ランディとジョーサンプル・トリオとの編成によるライブが実現。そのトリオとはジョーの息子であり、最近はクルセイダーズの一員として親子共演も板についてきた、ニック・サンプル(b)とご存知スティーヴ・ガッドである。

休日ということもあって通常よりかなり早い17時スタート。まずはジョー・サンプル・トリオのみ登場し、ジョーのソロ楽曲を数曲披露。ピアノ、ウッド・ベース、ドラムというアコースティックセットのためジャジーでミディアムなナンバーが多い。ジョーのピアノはいつ聴いても旋律が美しく、力強い。特に左手のベース音が効いていてウッド・ベースがなくても大丈夫なくらい?ガッドはブラシプレイが中心だったので派手なプレイは少なかったが、ポイントでのスティック(ブラシ)さばきはさすが。なんだかんだで目だってしまう。

そして一旦ベース&ドラムが引っ込み、ジョーのソロピアノが始まる。アレンジがかなり施されていたが、おなじみの旋律が聴かれると歓声が上がる名曲「メロディーズ・オブ・ラブ」。

再びメンバーが戻り数曲続いた後、中盤でランディの登場。生で観るのは初めてであったが、相当割腹がよろしいようで。しかし(?)、歌声は伸びやかでしなやかで美しい。

主に上記2枚の共演アルバムからの楽曲が続くが、最後はやはり2人の共演を世に知らしめたクルセイダーズ時代の名曲「ストリートライフ」。やっぱ良いよなーこの曲。

ストリート・ライフ ストリート・ライフ

アーティスト:クルセイダーズ
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2003/04/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

アンコールではランディ最大のヒット曲である「スウィート・ラヴ」を披露。日本では、吉田栄作などが出演していたジェットコースター系TVドラマ『もう誰も愛さない』の挿入歌と言ったほうがわかりやすいか。

終始穏やかに進行したライブは100分少々でエンド。良質な大人なライブであった。

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LIVE鑑賞~CHICK COREA & JOHN McLAUGHLIN

CHICK COREA & JOHN McLAUGHLIN FIVE PEACE BAND with CHRISTIAN McBRIDE, KENNY GARRETT & BRIAN BLADE』2009/2/2(月)2nd set@ブルーノート東京

リターンズ~リユニオン・ライヴ

ライヴ・イン・ヨーロッパ

アーティスト:チック・コリア&ジョン・マクラフリン
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2009/02/04
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今回のライブはギリギリまで行くのを迷った。このユニットでどんな演奏をするのか未見で2/4発売の新譜を前の鑑賞だし、\13,500だし。。。

そしてこの料金なら可能な限り近くで観たかったが、自由席の先着整理番号順なので遅れ気味に入場した自分はNo.89で入場したものだから後方右テーブルでやや視界が遮られた場所。これでこの料金はきっついなーと思っていた。ライブが始まるまでは。

結果、場所はともかくこのライブを観て正解。最後には自分でも珍しくノリノリになってしまったし。

とにかくメンバー1人1人がソロで客を呼べる実力者だし、特にチック・コリアとジョン・マクラフリンは言うまでもなくこの筋では大御所なわけで、このメンバーが一堂に会する機会を間近で観れるチャンスなんてそうあるわけではない。

個人的には、チックもマクラフリンもソロではそれほど触手が伸びるアーティストではない(と思っていた)。ただ、このメンバーでどういう曲をどのように演奏するのかが気になってしょうがなかったわけ。

正直、マクラフリンのギターはCDでは何度も聴いていたがそれほど魅力を感じてなかったのだが、このライブでその認識は間違っていたことが判明。

現在、67歳という年齢にもかかわらず割とフサフサの白髪で体型もスリムでルックスがまずかっこいい。そしてギタープレイが派手すぎず、地味すぎず、変則リズムにうまく刻んでいく。もっと変態的フレーズを奏でるかと思いきや、それほどギターに惹かれることのない自分にも響いてくる。

もちろん御大チックの演奏も素晴らしいし、各人の演奏レベルが高いのはヒシヒシと伝わってきたのだが、その演奏を一際盛り上げていたのはドラムのブライアン・ブレイドの煽りドラミングではないかと。海外ツアーではドラムはヴィニー・カリウタだったが今回のユニットではブライアンが参加。実は以前から気になっていたドラマーで間近で観るのは初めて。いやー、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターなどのお抱えドラマーでもあり様々なジャンルで引っ張りだこのドラマーであるだけのことはある。各人のソロに対する煽りのドラミングが最高。こちらのテンションをどんどん上げてくれるのである。

前半2曲はアコースティックセットで出だし静かな始まりから気づいたらスリリングな展開となっている楽曲。後半2曲はエレクトリックセットでチックがシンセ、クリスチャンがエレベに代え、幻想的なFUSIONサウンドを繰り広げる。

やっぱエレクトリックなFUSIONが大好きだなと再認識。あの複雑なリズムを合わせるだけでもすごいのに、そこからインプロになって盛り上がるフレーズがバシバシくるわけだから。あとで確認したセットリストでは、やっぱ1stと2ndでは楽曲ほぼ違うし、両方観ないといけないな。でも料金が。。。

セットリスト:
1ST
1.RAJU
2.THE DISGUISE
3.NEW BLUES, OLD BRUISE
4.SPIRIT RIDES
5.IN A SILENT WAY

2ND
1.DR. JACKLE
2.HYMN TO ANDOROMEDA
3.SENOR C.S.
4.IN A SILENT WAY

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LIVE鑑賞~上原ひろみ 2008TOUR FINAL

上原ひろみ~Hiromi's Sonicbloom「ビヨンド・スタンダード」日本ツアー FINAL!』2008/12/28(日)@東京国際フォーラム ホールA

ビヨンド・スタンダード(通常盤)ビヨンド・スタンダード・ツアー・エディション(DVD付)

毎年恒例のひろみちゃん年末ツアー・ファイナルであるが、これが個人的に2008年最後のライブ鑑賞となった。今年も数々のライブを観させていただいたが、有終の美を締めるには申し分のないアーティストである。

17時過ぎに入場してすぐ列を成していたグッズ売場へ向かう。今回の公式グッズはパンフレット(\1500)であるが目玉は会場限定販売のライブDVD2枚(各\4200)。1枚は2005年SPIRALツアー@品川ステラボールを収録した「Hiromi Live Concert」。もう1枚は2007年TIME CONTROLツアー@東京国際フォーラム・ホールAを収録した「Hiromi's Sonicbloom Live in Concert」。今までライブDVDという形態を発売してなかっただけにファンが待ち望んでいた商品。しかもオフィシャルサイトとライブ会場のみの販売だけに購買必至。ライブ会場購入は、ひろみちゃん直筆サインカードが付きますから

そして今回の座席は1Fど真ん中でPA席後方なので、ステージから若干距離はあるものの音のバランスはベスト。贅沢にモニターも両脇にあったので細かい動きはここで観れるので視界的にも申し分なし。

18時を回って客電が落ちるとピアノ席にスポットライトが。暗くなった隙にひろみちゃんがピアノの前に座っていたのね。もう客は大盛り上がり。今日の客はやけにテンションが高いと既に思った次第。アルバム1曲目の通り、アナログのノイズを入れた音声でイントロが始まる。そして一気にバンドにスポットが。この「朝日の如くさわやかに」の出だしを聴くとやっぱ鳥肌もの。バンド・メンバーは今年もトニー・グレイ(b)、マーティン・ヴァリホラ(ds)、デビッド・フュージンスキー(g)。続く「レッド・ブーツ」でもキョーレツなソロ回しでヒートアップ。その後の落ち着いた楽曲であれ、インプロが激しくなり常に興奮状態させていく。いかん、このままではやられっぱなしだ。と思ったら第1部が終了し、20分ほどの休憩。この間にピアノの調律をするわけ。

そして始まった第2部はいきなり「XYG」ですよ。キメの多いこの曲で即効やられ、次なる「ダブル~」がまたフュージンスキーとひろみちゃんのソロがキョーレツ!フュージンは「チキン」のフレーズを盛り込んだり新しいアプローチをしている。続くピアノソロの「アイ・ガット・リズム」今年はこの曲を何度か生で、テレビ等で観させてもらったが今日が一番!静と動がこんなにも激しく、美しく奏でられるものなのか。

本編が一旦終了するが、場内はスタンディング・オベーションですぐひろみちゃんが登場してもしばらく拍手が鳴り止まず。ここまで会場が盛り上がったのを観るのは自分の中では初めてかも。ここでようやく長めのMC。相変わらずトークが苦手というひろみちゃんであるが、この謙虚な感じがまた激しい演奏とのギャップで(良い意味で?)萌えるのである。

アンコールも、ピアノソロのあとバンド合流で「タイムアウト」で観客総立ち。バンドメンバーももうノリノリでテンション高め。

そして通常なら終了であるが拍手は鳴り止まず、Wアンコールでメンバー登場。最後はやっぱり「カンフー」でしょう。約3時間に渡るライブは年末最後にして2008年最高の舞台を観せてもらった。

12/31にはもう海外ツアーがあるというのだが、「第50回日本レコード大賞」優秀アルバム賞を受賞した関係で12/30生出演するという情報が。何時の登場か不明だがこれまた見逃せない。

セットリスト:
1st set
1.INTRO:SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE
2.SOFTLY AS IN A MORNING SUNRISE
3.LED BOOTS
4.CLAIR DE LUNE
5.MY FAVORITE THINGS
6.UE WO MUITE ARUKO

2nd set
7.XYG 
8.Double Personality
9.I'VE GOT RHYTHM
10.CARAVAN

EC1.Place To Be
EC2.Time Out

EC3.RETURN OF KUNG-FU WORLD CHAMPION

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LIVE鑑賞~DB III

DB III : THE DEAN BROWN TRIO featuring WILL LEE & DENNIS CHAMBERS』2008/12/4(木)2nd stage@丸の内コットンクラブ

グルーヴ・ウォリアー Here

のっけから非難を承知で書くと、このディーン・ブラウンは個人的にそれほど好きではないギタリストである。過去にブレッカー・ブラザーズ、マーカス・ミラー、デヴィッド・サンボーン等との共演で何度もその姿を見かけ、演奏を聴いてきたわけだが、ギターフレーズが印象に残らない。そのくせ、演奏している姿は微妙な長髪を振り乱しアツい(?)感じのパフォーマンスを見せるが、そんなに激しい演奏をやっているように見えなかった。しかし、マーカス・ミラーなどファースト・コールのギタリストとして迎えるわけで疑問で仕方なかった。

そして今回、超重量・超絶技巧ドラマー=デニス・チェンバースとスーパー・ベーシスト=ウィル・リーとのユニットで間近で観れるライブがあるというので、この大好きなリズム隊に混じってどんな演奏をするのか確かめるべく参戦。

早々に予約してしまったのだがこのライブ後から割引案内もあったりして客入り悪いのかなと思いつつ21時過ぎに会場に入るとセンターテーブルはほぼ埋まっていた状況。

メンバーが登場し演奏開始。やはりウィルとデニスに目が行ってしまう。ウィルはもう50代半ばの年齢ではあるが、ブロンドヘアに高い鼻にスラリとした長身は若き頃から変わっていない(はず)。そのルックスから繰り広げられる、ど太いベース音はさすがである。今回はそれほど激しいプレイはなく控えめではあったようだが、それでも随所にツボを刺激するベースラインに納得。得意の歌声も披露。

バードハウス バードハウス

アーティスト:ウィル・リー&ビル・リー
販売元:インディペンデントレーベル
発売日:2003/09/26
Amazon.co.jpで詳細を確認する

デニスは中央でフロント2人の様子を伺いながら、時に静かに、時に激しく合わせるドラミング。一旦叩き出したら誰も止められないドラムソロにただ感心。変拍子が多い楽曲もなんのその。とはいえ、全体的には抑え目なプレイに終始した感じ。

プラネット・アース プラネット・アース

アーティスト:デニス・チェンバース
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2005/05/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そしてメインのディーンは、やはりその姿といい演奏内容といい怪しいものがある。当然、曲のリードはギターが奏でるはずなのだがメロディが頭に入ってこないし、ソロらしき演奏もバッキング的なフレーズが多く激しいフレーズはあまりないような(でも、本人は“悦”に入ったパフォーマンス)。ウィルの方が背も高くルックスも良いので、ついそっちにメインが行ってしまいそうなのを、ウィルが抑えた演奏だったかな。

やはりディーンはあくまでもサイドマンとしてのスパイス的役割が良いのでしょうか。やっぱり生で観てもそう思ってしまった次第。

Set List : 12.4.thu / 1st show
1. Take This!
2. Solid
3. Up From The Skies
4. Break Song
5. Two Numbers
6. Camel Hump
7. Battles Over
8. Beatin Silver
EN. Just Do It !

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LIVE鑑賞~Woong San(ウン・サン)

Woong San コンベンション・ライヴ』2008/11/14(金)@虎ノ門某所

 ウンサン Woong San/Introducing Woong San  ウンサン Woong San/Love Letters

業界関係者のみ集められて行われたこのお披露目。この12月に日本でのメジャー・デビューが決定ということで行われたこの会。

既にご存知な方もいるとは思うが、Woong San(ウン・サン)とは?

韓国出身のJAZZシンガー・ソング・ライター。1990年代から地元韓国での活動を開始し、1998年から日本での活動をスタート。2004年に日韓同時発売で1stアルバム『Love Letters』を発表。以後、3枚のアルバムを発表し、韓国ではもちろんのこと、日本でもインディーズながら知る人ぞ知る存在となっていた。

資料の写真では、うつむきな表情でおとなしめな若手美人といった風貌。で、実際登場した彼女はもっとゴージャズなベテラン・シンガー(?)な出で立ち。プロフィールよく見たらそこそこ活動暦もあることからそれなりな年齢でしょう。。

とにかく、華があって歌も低音の響きが美しい、例えるならやはりケイコ・リーを彷彿させる歌声。カバーはもちろん、今回のアルバムでも多く収録されているオリジナル楽曲も意欲的に披露。今後の可能性にも期待できる。

この日はカラオケによる数曲の披露であるが、是非生バンドによる本格的なライブも見てみたいものだ。東京では来年1/28目黒ブルースアレイにて開催。

ドント・クライ

アーティスト:ウンサン
販売元:PONYCANYON INC.(PC)(M)
発売日:2008/12/17
Amazon.co.jpで詳細を確認する

セットリスト:
1.Feel Like Making Love
2.The Days Of Wine&Roses
3.Sweet Georgia Brown
4.Yesterday

5.Baby Won't You Please Come Home

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LIVE鑑賞~7(seven)

7(seven)』2008/9/30 2nd stage@Billboard LIVE TOKYO

7(seven) (初回限定盤)(DVD付)

村上“ポンタ”秀一がデビュー35(+)周年記念として結成した超強力バンドが<7(seven)>。なんたってメンバーが、村上“ポンタ”秀一(ds)、井上鑑(key, arr)、島健(key)、松原正樹(g)、後藤次利(b)、斎藤ノブ(perc)、本多俊之(sax)の7名で誰もが超の付く凄腕ミュージシャンかつプロデューサーである。

そのアルバムが今年の7月に発売されたわけだが、やっぱりこのメンバーでライブが観たいわけ。しかし、超多忙な方々が集まるのは困難と思われたが、東京と大阪でそれぞれ1日限りのライブが行われるというから観ないわけにはいかない。

で、ほぼ上から見下ろす感じのカジュアルエリアでの鑑賞であったが、これが狭いステージに7名の機材がぎっしり並んでおりある種、上からその演奏の様子を観れる楽しみもあった(音のバランスは当然階下の方が良いだろうけど)。

左から、ポンタ、後藤、ノブと来て、フロントが本多、井上、松原、島と並ぶ。最初は登場のテーマというべきか、おなじみの曲のフレーズを混ぜ合わせたイントロダクションがあり、ポンタがご挨拶。しょっぱなから4曲メドレーにて披露で、キメの多いブレッカーズの「サム・スカンク・ファンク」から始まり、松原正樹が高中正義の「ブルー・ラグーン」を弾く貴重な演奏もありノリノリ。

その後もビートルズの「フリー・アズ・ア・バード」からジャズのスタンダードに途中、スライ&ザ・ファミリーストーンの「If You Want Me To Stay」のベース・フレーズが絡んでくる「フリーダム・ジャズ・ダンス」だったり、ゲストで来てたらびっくりだった渡辺香津美関連の曲が続いたりと、アルバム楽曲を見事再現。

ポンタは曲の度にスネアを交換したり、MCをやったりと大忙し。最後にはステージ中央にもう一つドラムをセッティングしてソロを披露。このソロがブラシから静かに始まって、太鼓の一つ一つの音を優しく表現する美しい熟練のソロ。

良いものを観せていただきました。

セットリスト:
1.サム・スカンク・ファンク
2.ブルー・ラグーン
3.流宇夢サンド
4.ランニン

5.フリー・アズ・ア・バード
6.フリーダム・ジャズ・ダンス

7.遠州つばめ返し
8.199X

9.ジムノペディ 第一番

10.思い出のマジョルカ
11.ジャム・リポート

EC.ドラム・ソロ

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LIVE鑑賞~斎藤ノブ

斎藤ノブ Live Convention』2008/9/11@六本木Rolling Stone CAFE

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日本が誇るスーパー・パーカッショニスト、斎藤ノブが31年ぶり(!)にソロ・アルバムを発表するとあって、そのお披露目会に参加。

斎藤ノブという名前や顔は知らなくても、彼が参加した音楽作品は誰もが耳にしているといっていいほど参加した作品は数知れず。サザンの「勝手にシンドバッド」のあのリズムは彼のアレンジ。あとは書ききれません。

バンドやユニットとしては<NOBU-SONS>や<Non Chords>での活動も有名だが、最近では奥さんとなった夏木マリをフューチャした<GIBIER du MARI>の活動も注目。

ということで、20:30過ぎの遅いスタートであったが参加者もベテラン(?)な方々が多く見えた。ノブさんと若手キーボード2名が登場しアルバムから3曲を披露。その楽曲とは、「G線上のアリア」「剣の舞」「月の光」という、クラシックの名曲ばかり。後でご本人から聞いた話では、30年以上の音楽活動で現在行き着いた音楽がクラシック。その質実剛健さに改めて惹かれ、ロンドンで出会ったアレンジャー、サイモン・ホールとこのアルバムを作り上げたということだ。

誰もが知ってる名曲を、ノブさんのパーカッションが融合し新しい音楽が生まれた瞬間を聴いた気がする。繊細な楽曲に熱い息吹を吹きかけた感じか。

アンコールでソロ・パーカッションも披露。間近で観たその演奏に胸が熱くなる。非常に素晴らしい場を体験できた。

『Zen/斎藤ノブ』(2008/11/19発売)収録内容

1.G線上のアリア
2.エイジアン・ポート2 
3.月の光
4.剣の舞
5.ガラタ
6.ジャンベ
7.コンパッション
<M-2,5,6,7:斎藤ノブ作曲>

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LIVE鑑賞~SMV

S.M.V.(Stanley Clake/Marcus Miller/Victor Wooten)』2008/9/9 2nd stage@Billboard LIVE TOKYO

サンダー

まずは、このベースBIG3が組んでアルバムを出すということが事件であったわけだが、その演奏を生で観れることがまた事件。

8月に出たこのアルバムを聴いた直後の率直な感想は、やや物足りない感じ。原因はすぐに判明したのだが、いわゆるベース・バトル的な楽曲はなく、それぞれがボトム、メロディ、バッキングと役割を果たし曲を成立させている。そのため一聴しただけでは聞き流してしまう部分もあった。そして、このアルバムを聴く場合、できるだけ低音が響くオーディオ環境で大音量で聴くべき。そうすると完成度の高い楽曲でズシズシ響くベースがたまらなくなるはず。

そういうことで、このサウンドはライブで聴くのが望ましいわけで、期待通りのサウンドを得られた。

ちなみにビルボードでの鑑賞は初めてで、勝手がわからずカジュアルシートの右手の席となったわけだが、ステージ真横を上から見下ろす風景となり、音のバランスは望めないが全体像や足元が見れたのは嬉しい。特にヴィクター・ウッテンがエフェクター等を駆使する様が丸見えで楽しめた。

で、演奏はアルバム収録順に沿ってかいつまんで披露。派手なバックトラックで始まる「LOS MAESTROS DE LAS FRECUENCIAS BAJAS」から「THUNDER」へと続く。マーカス独特の直球スラップがビシビシ響く。そこをウッテンがやや高速スラップでかき回しつつ、スタンリーは静かに見守る様相。

やはりリーダーはステージセンターに立ったマーカスであり、ステージ全体を仕切る。「Jean Pierre」~「TUTU」への流れではベース→バスクラリネット→ベースと大忙し。おまけにステージを下りて客の目の前でバスクラを披露。うらやまし!

そして控えめだったスタンリーが一際目立ったのは「MILANO」でのウッドベース・ソロ。エレクトリックとアコースティックを共に極めた彼ならではプレイだが、ウッドベースがエレクトリックに響いたり、パーカッションになったりと静かな楽曲からの激しい演奏は一気に客をヒートアップさせた。

アンコールの「GRITS」までで演奏曲は(たしか)7~8曲の約70分とそれほど長いライブではないが、充実感に包まれた感じ。ベースは地味な楽器・ポジションと思っているあなた(この記事をここまで読む人にいないと思うが・・)、とんだ間違い。バンドになくてはならない存在であり、リード楽器にもなり、こんなにも目立つポジションになるわけである。

各人ソロ・アルバムのおススメはこんな感じで。

フリー フリー

アーティスト:マーカス・ミラー,レイラ・ハザウェイ,ケブ・モー,コリーヌ・ベイリー・レイ,ガシー・ミラー
販売元:Viictor Entertainment,Inc.(V)(M)
発売日:2007/07/25
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スクール・デイズ スクール・デイズ

アーティスト:スタンリー・クラーク
販売元:エピックレコードジャパン
発売日:1999/07/23
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Palmystery Palmystery

アーティスト:Victor Wooten
販売元:Heads Up
発売日:2008/04/01
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LIVE鑑賞~東京JAZZ2008 最終日

昨夜の興奮も覚めやらないうちに最終日は昼・夜ぶっつづけで鑑賞。まずは2階席で鑑賞した昼から!

東京JAZZ2008 TOKYO JAZZ 2008 meets BLUE NOTE TOKYO』2008/8/31 13:00-@東京国際フォーラム

ロベン・フォード

トゥルース ギターに愛を

まだ客の埋まりきってない(悲)、13:00にスタートしたのはスーパー・ギタリスト、ロベン・フォード。自分は1970年代後半~80年代前半のフュージョン系作品参加の彼はよく聴いていたが、現在はすっかりブルース・ギタリストでやや遠ざかってしまっている。このライブもベースとドラムのトリオでオリジナルからBBキング、フレディ・キングなどのカバーのロック・ブルースを聴かせる。それも悪くないが、名盤『ギターに愛を』(上記右)からの楽曲も聴きたかったかな。

サム・ムーア

 ソウル・メン オーバーナイト・センセーショナル

続いては、サム&デイヴで数々の名曲を残したソウル界の重鎮、サム・ムーアの登場。この時点では客もほぼソウル好きなベテラン客(?)を中心にほぼ満席で開始前から歓声が上がるほど。

まずは、コーラス4名・ホーン4名・リズム隊5名の計13名のバンドでライブがスタート。「ピーターガン」~「ホールド・オン」の演奏で早くも観客は盛り上がる。そして、御大サム・ムーアが上下白のスーツでゆっくり登場(なにせ、御年72歳だから!)し、唄うナンバーは「ノック・オン・ウッド」。おー、迫力ある歌声は健在。その後、バラードからファンクナンバーまで多彩に披露。美女コーラスとのバラードでの掛け合いもお見事である。最後はやっぱりこの曲「ソウルマン」で観客総立ち。時間の関係か?アンコールがなかったのは残念だが充実の1時間強のライブであった。

スライ&ザ・ファミリー・ストーン

アンソロジー グレイテスト・ヒッツ(紙ジャケット仕様)

昼の部ラストは大事件を目の当たりにすることに。あのスライ&ザ・ファミリー・ストーンが結成40年を経て初来日公演。そしてこの東京JAZZが日本初ライブということになるのだから!スライは本当に来日するのか?ライブにはちゃんと出演するのか?などと公演前から様々な憶測が飛び交い、ライブを行うこと自体が事件なのである。

会場の盛り上がりはもうハンパないくらい。客電が落ちる前から湧き叫ぶ歓声。メンバーが登場し「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」のイントロが鳴った時には5000人強の観客が総立ちし会場が揺れるほどのグルーヴ感。

で、やはりスライ御大はなかなか登場しないうちに2曲が続き、こいつはまだまだ引っ張るかなと思った矢先に金ピカの衣装にドレッドヘアの御大が登場し盛り上がりは最高潮!そして中央のキーボードを前に腰掛、唄い始める(正確にはつぶやく感じ)たらまた盛り上がり。その後は往年の名曲を立て続けに披露し、御大も時折立ち上がり、叫び、客を盛り上げる。曲の進行はスライの気が向くままなのか?イントロが変わったり、バンドメンバーもスライの動向に気を使いながら演奏する姿がドキドキもの。

とはいえ名曲が続く展開に自分もテンションが上がり、鳥肌ものは「スタンド!」~「テイク・ユー・ハイヤー」への流れ。その「ハイヤー」の途中で御大は引っ込んでもう終了かな?と思いきや、ベースのピーター・イェーツが「サンキュー」のスラップ・リフを弾き始める。まだこの曲があったか、と思ったら残ったバンドメンバーでこれを演奏し終了。なんとなく物足りなさを感じているなか、アンコールでメンバー登場。あれ?やはりスライはいない(笑)。で、「テイク・ユー・ハイヤー」を再び演奏し始めその中でメンバー紹介。特にオリジナル・メンバーであるスライの妹、ローズ・ストーン(vo,key)やシンシア・ロビンソン(vo,tp)、ローズの娘でパワフル・ヴォーカルを聴かせたリサ・バンクス・“ストーン”(vo)が大きくフューチャされた。結局アンコールでも御大の登場はなかったが、70分ほどのライブで半分以上は出演していたということで、体調万全ではないながら充分だったのでは?

セットリスト:
1.Dance To The Music
2.Everyday People 
3.Don't Call Me Nigger, Whitey
4.Family Affair
5.Sing A Simple Song
6.Stand !
7.If You Want Me To Stay
8.I Want To Take You Higher 
9.Thank You (Falettinme Be Mice Elf Agin)~Thank You For Talkin' To Me, Africa
EN.I Want To Take You Higher

あと来日には間に合わなかったが過去名盤がボーナストラックを追加して再発されるというので要チェック。

スタンド!

アーティスト:スライ&ザ・ファミリー・ストーン
販売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
発売日:2008/09/24
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ダンス・トゥ・ザ・ミュージック

アーティスト:スライ&ザ・ファミリー・ストーン
販売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
発売日:2008/09/24
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暴動

アーティスト:スライ&ザ・ファミリー・ストーン
販売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
発売日:2008/09/24
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フレッシュ

アーティスト:スライ&ザ・ファミリー・ストーン
販売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
発売日:2008/09/24
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東京JAZZ2008 TOKYO JAZZ 2008 SUPER PLAYERS』2008/8/31 19:00-@東京国際フォーラム

昼の部から2時間ほど間を空けて再び会場へ。野外特設ステージではTOKU(tp)、日野賢二(b)などのユニットが激しいセッションを披露していたのでチラ見。そうこうするうちに開演時間が迫ってきたので着席するが、今度は1F9列目(実質前から5列目)の左側。斜めではあるがピアノ演奏の手の動きが見えつつ、全体も見渡せる絶好の位置か。レフト・スピーカーのまん前なので多少低音などの音のバランスに難があったがしょうがないでしょう。

ジョージ・ベンソン

ギヴィン・イット・アップ ギヴ・ミー・ザ・ナイト

1番手は名ギタリストでもあり、名ヴォーカリストでもあるジョージ・ベンソン。個人的には70年代前半のジャズ・ギタリストとしての彼に思い入れがあるが、一般的には80年代前後のブラコン・ヴォーカリストとしての楽曲が認知あるのかな。ジャンル分けも困るような。しかし近年はそのヴォーカルもありながら、ギタリストとしての地位を再確立しているようで、今回のステージはどうなるのか。

軽快なカッティングで始まる「Turn Your Love Around」で幕を開け、割とヴォーカルをメインとしたブラコン風なステージで進み、「Nothing's gonna change my love for you」といった歌い上げバラードも披露。改めて歌うまいなーと思わせる。その後「Give Me The Night」「On Broadway」と定番曲が続き、時折挟み込むギターリフもツボを付く。

フォープレイ

エナジー

次はフュージョン界の大御所で結成されもう17年もの活動となるフォープレイ。メンバーはボブ・ジェームス(p)、ネイザン・イースト(b,vo)、ラリー・カールトン(g)、ハーヴィー・メイソン(ds)の4名。

もうこのメンバーともなると安心して聴いてられるというか、音のバランスも言うことないし綺麗な音楽である。欲を言うなら、激しいソロをもっと披露してもらいたいというか(このユニットの音楽ではないか)。その中でもボブは割とバリエーションのあるソロをとっていたようで見た目からは想像付かないプレイを披露。あとのメンバーもよく見聴きすると、細かいテクニックを随所に入れているのが憎い。ハーヴィーなんて、たまにどんな風に叩いているかわからないくらいオカズを入れてくるし。

発売されたばかりの新作からや旧曲を交えて1時間強のステージ。さすがにここはアンコールもあり充実した演奏を披露。

③東京JAZZ SUPER JAM featuring フォープレイ and デヴィッド・サンボーン

Double Vision

さきほどのフォープレイの演奏が終わり歓声が鳴り止まないうちに、次のSUPER JAM用のセッティングが入り込む。と思ったらすぐメンバーが再びセッティングに入りそのままJAMがスタート。

まずはオルガンでリッキー・ピーターソンが登場し、その後デヴィッド・サンボーンが大歓声に包まれ登場。そしてボブとデヴィッドが一緒ということは、2人が組んだ名盤『ダブル・ヴィジョン』より「MAPUTO」を披露。こいつは往年のフュージョン・ファンは大喜びだ。

そして最後にもう1人登場したのは、昼の部でソウルファンを熱狂させたサム・ムーアが登場(結構、夜だけ来た人はこの人誰?みたいなことが多かったようだが)。一瞬、このJAMでサムが何を歌うのかと判断付かなかったが「JACO PASTORIUS SONG!」とMCがあったのを聴いて、そうあの曲があったではないかと!ジャコ・パストリアスの超名盤『ジャコ・パストリアスの肖像』でサム&デイヴがヴォーカルをとった「カム・オン・オム・オーバー」である。もう気づいたときには周りが立ってなくても立っちゃいましたよ!スーパー・プレイヤーズをバックにこの曲を唄うサムを間近で観れて感激!有終の美を飾ったのであった。

ジャコ・パストリアスの肖像(紙ジャケット仕様) ジャコ・パストリアスの肖像(紙ジャケット仕様)

アーティスト:ジャコ・パストリアス
販売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
発売日:2007/05/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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LIVE鑑賞~東京JAZZ2008 DRAMATIC NIGHT

東京JAZZ2008 DRAMATIC NIGHT』2008/8/30 19:00-@東京国際フォーラム ホールA

今年で7回目を迎えた、(現在)日本唯一の国際的ジャズフェス・東京JAZZ。会場が国際フォーラムに移ってからは3回目であるが今年も土日チケットは完売の模様とあって盛況。

と、その前に8/25@丸ビル1F マルキューブで行われた東京JAZZ MUSIC SCHOOLの報告を。東京JAZZ2008の一環のワークショップで企画された無料イベントに上原ひろみが登場ということで参加。

時間になって登場したひろみちゃんは、まず1曲「アイ・ガット・リズム」を演奏。いきなり観客の度肝を抜く。その後、進行役を交えて主にピアノについてのフリートーク。客の質疑応答を中心に約1時間トークが続く。ライブでもほとんどトークのないひろみちゃんがこんなに話すのを聞くのはかなり貴重である。最後にもう1曲「グリーン・ティー・ファーム」を演奏して終了。

そして、そのひろみちゃんも出演する東京JAZZ2日目夜の部に参加。18時に入場し即グッズ売場へ。昨年は最終日のみの参加で既に様々なグッズが売り切れていたのでその反省もあり、即パンフレット(\1000)と黒Tシャツ(\3500)を購入。後ほど確認したら両方とも終了前に完売していた様子(また最終日にパンフとかない状態なのか?数量見込みが甘すぎないかい?)。

その後、まだ時間あるのでWelcome Stageを観ることに。1stアルバムを出したばかりという新人(といっても27歳?)ヴォーカリスト大城蘭が登場。沖縄出身という彼女は往年の南沙織を彷彿させる(古いか?)南国美女。その歌声はノラ・ジョーンズなどにありがちなハスキーで緩やかな感じ。大器晩成ここにあり?

LAN LAN

アーティスト:大城蘭
販売元:AG LABEL
発売日:2008/06/04
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そして会場に入るとなんと座席が1F中央最前列!そのおかげもあって、ステージはよく見え臨場感が桁違いということで感動もひとしお。

最初は一番のお目当て、上原ひろみ~HIROMI'S SONICBLOOM。ニューアルバムより1曲目の導入部からひろみちゃんのピアノで入り、バンドが続く。やっぱりCDで聴くのと迫力が違う。「上を向いて歩こう」などのフュージンスキーとひろみちゃんとの掛け合いはスリリング。バックメンバーが一旦引っ込みピアノソロ演奏による「アイ・ガット・リズム」は何度も聴いてきたが、今回もまたドラマチックな演奏。アンコールでの「タイムアウト」は前作の人気曲でイントロ部分が流れると会場も大盛り上がり。あっという間の1時間であった(やっぱり単独公演でないと物足りない!)

セットリスト:
1.イントロ-朝日の如くさわやかに
2.朝日の如くさわやかに
3.月の光(ドビュッシー)
4.上を向いて歩こう
5.アイ・ガット・リズム
6.キャラヴァン
EC.タイム・アウト

ビヨンド・スタンダード(通常盤)

続いて、リシャール・ガリアーノ&ザ・タンガリア・カルテット。急遽、ヴァイオリンが寺井尚子に代わったということらしいが情熱的な演奏に問題なし。今までこのアコーディオン演奏を観たことはなかったが、間近ということもありその今まで観たことのない演奏技術に感服。アコーディオンってこんなすごい音出せるんだと。あと変幻自在にいろいろな楽器を操るパーカッションにも感服。

ソロ Luz Negra

最後はミシェル・カミロ・トリオ。ドミニカ共和国出身の超絶ピアニストとして日本でも人気の高い彼であるが、意外にも東京JAZZは初出演とか。時に激しく、時に優しく奏でるピアノにはただ見とれるばかり。その屈託のない笑顔にも人柄が現れる。もっと言えば、デビュー当初の激しいラテン・ジャズやひろみちゃんと共演で「スペイン」とか聴きたかったかな。

スルー・マイ・アイズ ライヴ・アット・ブルー・ノート

この日はそれほど押すことなく22:40で終了。そして最終日、昼・夜公演へと続く。。

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LIVE鑑賞~akiko@原美術館

akiko LIVE@原美術館』2008/8/29@品川 原美術館

akiko's holiday Mood Swings

普段アートとはほぼ無縁なわけであるが、JAZZヴォーカリストのakikoが品川にある原美術館で美術館会員限定ライブを行うということで潜入。

まずこの美術館が品川or大崎駅から徒歩15分かかる高級住宅街にある時点でたじろぐのだが、なんとかたどり着いて中に入るとその会場は展示場を突き抜け、ちょっとしたテラスのような庭に案内される。幻影的なライトに照らされ、セレブな方々がワインを片手に優雅に腰掛けている状況。

自分は隅の方でおとなしくビールを手にライブをしばし待つとまずはオルガン奏者の演奏が始まり、続いてakikoの登場。akiko本人もこの美術館の会員というエピソードなどを語り緩やかにライブはスタート。JAZZスタンダードからボサノバなど夏の夜にふさわしいナンバーを7~8曲披露。

ちなみにこの日は夕方からゲリラ雷雨が登場し始め、アンコールのタイミングでこの品川にも雷雨が轟く!ということで帰りは大雨となったわけ。

で、そのakikoは10月、11月と2ヶ月連続でアルバムをリリース予定。

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LIVE鑑賞~小林香織2008@STB139

小林香織「Shiny」発売記念ライブ』2008/7/31(木)@六本木STB139

シャイニー(初回限定盤)(DVD付)

この6/25に4枚目となるアルバム『Shiny』を発売した香織姫。そのルックスもあってかデビュー時からアイドル的人気もありセールスも好調であったが、今回改めてアルバムの売れ行きが良いとのこと。この手のジャンルはさすがにルックスだけでは客が付いてこないのだが、数多くのライブをこなし、多くの腕利きミュージシャンとの共演を重ねたことで、明らかに音の深みが増した。昨年のライブを観た時点で、演奏力が変わったことを実感したのだが最新アルバムではその片鱗がうかがえる出来になっている。そこがセールスにも結びついているのであろう。(アルバムについての紹介はココより)

ということで今回のレコ発ライブは満員御礼という客の入り。20時ちょうどにSEが流れメンバーが登場し最新アルバムと同様1曲目がスタート。そして香織姫の登場である。ちょっと前はワイルド&セクシーな雰囲気であったが、今回はジーンズに黒ブーツにT-シャツというノーマルなスタイル。あれ?なんででっかいモンチッチを連れて来たのか?おや?香織姫の髪型が・・・若干モンチッチ風に思えたのは自分だけではないはず。後のMCで、カットしたまでは良かったが自らやったカーラーを失敗したらしいとか。それでもかわいいから良しとしよう(笑)。

そしてバックメンバーはレコーディング・メンバーがそのまま登場ということで、重実徹(key)、西山'HANK'史翁 (g)、清水興(b)、Jay Stixx(dr)。個人的には<NANIWA EXPRESS>で有名な清水興の登場にテンションが上がる。

最新アルバム楽曲は原曲をより良く再現し、過去の楽曲はガラっとアレンジを変えて演奏。特にノリのよい楽曲であるM3~4へのメドレーにおけるアレンジは斬新であった。すっかり定番となったフルート演奏は「Sunny」の1曲だけであったがすっかり安定した演奏で、途中いろんな曲のフレーズを交えたりなかなかのもの。

後半もノリの良い曲が中心であっという間に2時間が過ぎた感じ。バックメンバーの演奏はもちろん確実なものがあって各人のソロも聴き所。でも清水さんはやや抑え気味な演奏だったような。Jay Stixxも巨漢の割にはスティックさばきが繊細で、控えめな細かいプレイが見事。もちろん、香織姫のブロウも聴き応えたっぷり。でもいつものクネクネ体を揺らしながら曲に乗る姿はキュートであった。

セットリスト:
1.Shiny *
2.Chillin' In Manhattan *
3.West Police *
4.Energy
5.Sunny *
6.Forever *
7.Sukiyaki
8.Black Sapphire *
9.Kira-Kira~ENDING

EN.Starry Heavens *

*4thAL『Shiny』

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LIVE鑑賞~MIKE STERN BAND

MIKE STERN BAND featuring RANDY BRECKER, DAVE WECKL and CHRIS MINH DOKY』6/17(火)@ブルーノート東京2ndセット

フー・レット・ザ・キャッツ・アウト? サム・スカンク・ファンク

JAZZ/FUSION界の凄腕たちが集結したこのライブを鑑賞。もろ平日の2ndということでちょうど開場時間の21時手前に来たが、中央テーブルを除けば余裕で席に付ける状況。今回は後方カウンター席で全体を見渡す位置で鑑賞。

21:30をちょっと過ぎたあたりでメンバー登場。最初からマイクの陽気な姿が見られ、すぐ演奏が始まる。マイクのクリーントーン・カッティングが心地よい。音のバランスが良い席ということもあり、リズム隊の音がよりクリアに聴こえる。クリスはアップライト・ベースとエレキ・ベースを使い分けしっかりとボトムキープ。マイクとランディがどれだけ暴れても全体が締まるのはここがキモ。そういえばランディは昨年見たよりさらに腹が大きくなっていたが太りすぎは注意だなー。

主にマイクのソロアルバムの楽曲が中心で、1stと2nd、日にちによってもセットリストは違うようだ。全体的にデイヴがおとなしめな演奏であったが、アンコール前の最後の楽曲での超絶ドラムソロは圧巻。そしてアンコールはあの曲。そう、ランディの名曲「サム・スカンク・ファンク」。でも、ヴァージョンが短めなのがちょっと物足りなかったが、管がランディだけの割には良かった演奏。

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LIVE鑑賞~安富祖貴子

安富祖貴子 ニューアルバム発売記念コンベンション』6/13(金)@恵比寿art cafe Friends

魂/Kon マブイのうた

沖縄出身で、<ディアマンテス>にも加入していた経歴の彼女は2006年に1stアルバム『魂/Kon』(上記左)でソロ・デビューし、いきなりスイング・ジャーナル誌選定ゴールドディスクを獲得。2007年発売の『マブイのうた』ではR&Bテイストも打ち出し高い評判を得ていた。

そんな毎年アルバムを出す度に話題を呼んでいた彼女だが、2008年6月18日発売となる3rdアルバム『Hallelujah~Summer of '86』の関係者向けライブを恵比寿の新しいジャズ・スポットで開催するというので参加。

オルガンの金子雄太、1人だけをバックに安富が登場。実際間近で観ると背は150cmくらいで小さいのだが、「サマータイム」を唄いだしたところその歌声はパワフルそのもの。あと、ピアノの弾き語りも1曲あり多才な面も魅せる。4曲だけの披露であったが、ジャズのフィールドにとどまらない、ワールドワイドなアーティストであることを認識。

そのニューアルバムはジャズ、R&B、ロックなどの名曲をカバー。ニューヨーク・レコーディングで海外の凄腕と交えたその音楽は良質以外の何者でもない。

 安富祖貴子/Hallelujah - Summer Of ’86 安富祖貴子/Hallelujah - Summer Of ’86
販売元:HMVジャパン
HMVジャパンで詳細を確認する

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2008年“ポンタ”NEW BANDとは?!

村上“ポンタ”秀一 Live Convention』5/9(金)@東京ビクタースタジオ

村上秀一(Ponta)/Welcome To My Life

村上秀一(Ponta)/My Pleasure - Featuring Greatest Musicians

1972年、<赤い鳥>の参加でプロデビューし、以降多くのミュージシャンのライブやレコーディングに関わりその参加アルバムは10,000枚を超える、日本を代表するドラマーが<村上“ポンタ”秀一>。

デビュー25周年、30周年と節目に必ず記念的アルバム(上記)を出してきたが、昨年35周年を迎えこの7月7日に“音楽の底力”をコンセプトに豪華なメンバーを揃えてニュー・アルバムを発売するという。

そのメンバーとは、村上“ポンタ”秀一(ds)、井上鑑(key)、島健(key)、松原正樹(g)、後藤次利(b)、斎藤ノブ(perc)、本多俊之(sax)の7人。どのメンバーも自らがリーダーであったり、プロデューサーであったりする超一流ミュージシャンばかり。それを牽引する“ドン”が<村上“ポンタ”秀一>というわけ。そのアルバムは既にレコーディングが終了しており、2日間だけでスタジオ一発録りという凄すぎる内容とのこと。

そして、今回その7人が再びスタジオに集まりDVD用収録も兼ねたライブが密かに行われるというので潜入することになった。

スタジオに入ると、ドラムセットを中心に他の6人のメンバーが半周りを囲むセッティング。観客は“ポンタ”の後姿を眺めるかたちで後方に位置した。

しばらくして、メンバーが登場。う~ん、みんなオーラを感じる。そして“ポンタ”は真っ赤のガウンを羽織り、葉巻を咥え登場。御年57歳ながら髪は金髪だし、“ちょいワル”ならぬ、“チョーワル”なスタイルは健在。

挨拶もほどほどに即「Free As A Bird」を演奏開始。最初はメインドラムではなく、観客の目の前に別途セッティングされていたドラムで静かにリズムを刻む。まずは、横向きの手足の動きが間近で確認。冗談交じりのMCとメンバー紹介を挟み、「Jam Report」が始まる。この曲は井上鑑のオリジナルとのことで、タイトル通り<ウェザー・リポート>や<マイルス・デイビス>などの有名フレーズをミックスしたジャム・セッション曲。スリリングなリズム展開にこちらもテンションが上がる。

その後、松岡直也の名曲「A Memory Of Majorca」、バラード曲「Amapola」と続き、最後にブレッカー・ブラザーズの名曲「Some Skunk Funk」。元々が複雑なリズムなこの曲をさらにアレンジを加えたファンク・ナンバーとして演奏。このメンバーだから成し得る生演奏。後藤次利のベースがブリブリ響き、本多俊之の高音サックスが旋律を奏でる。本多俊之の生演奏は初めて観たが、これが良質な音色であって改めて凄い人だと認識。ここ10年くらいは、伊丹十三の映画音楽かニュース・ステーションのテーマとかの印象があったので。

これで終わり、と思ったらエンディングが合わなかったということでエンディングだけ再度演奏するハプニングもあり。その後、メンバーが退場し“ポンタ”だけが残りドラム・ソロ。30分あまりの短いライブであったが内容は濃厚。こんな機会は滅多にないしね。

セットリスト:
1.Free As A Bird
2.Jam Report
3.A Memory Of Majorca
4.Amapola
5.Some Skunk Funk
6.Drums Solo

そのアルバムであるが、CD+DVD、CDのみ、DVDの3形態の発売。楽曲によって特別ゲストが入ってその内容は豪華絢爛である。発売が待ち遠しい。

『7<seven>』
1.Jam Report
2.遠州つばめ返し
3.199X
4.Freedom Jazz Dance
5.A Memory Of Majorca
6.Gymnop_dies
7.Free As A Bird
8.Amapola
9.Blue Lagoon~流宇夢サウンド~Running
10.Splash
11.Some Skunk Funk
12.Drums Solo

ゲスト:M-2,3,10・・・渡辺香津美(g) M-6・・・Shiho(vo) M-9・・・DANCE☆MAN

↓もうタイトルは決まっているけど・・・

タイトル未定

アーティスト:村上“ポンタ”秀一
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2008/07/07
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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LIVE鑑賞~チック・コリア&上原ひろみ

チック・コリア&上原ひろみ Concert「デュエット」』4/30(水)@日本武道館

デュエット(初回限定盤)(DVD付)

2008年1月に発売された奇跡のデュエット・アルバム。その再現が伝統ある日本武道館で1日限りで行われるというから大変だ。

かつて30年前に、チック・コリアはハービー・ハンコックとピアノ・デュオで日本武道館公演を行った伝説があるが、それ以来のジャズ界衝撃のライブではないだろうか。

イン・コンサート(デュオ・ライヴ) イン・コンサート(デュオ・ライヴ)

アーティスト:チック・コリア&ハービー・ハンコック
販売元:ユニバーサル ミュージック クラシック
発売日:2003/04/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

そのときは武道館アリーナ中央にステージが設置されたようだが、現在はモニター機器が発達している時代なので、北ステージに2台のピアノがあり両側に巨大モニターが設置というセッティング。直視するには遠いが、モニターが通常見えない手の動きや顔の表情を克明に捉えることで観客の視点を補完。ただし、昨年行われたブルーノート・ライブのような臨場感はどこの席にいても難しいだろうと思われる。

とにかく、19時ちょっと過ぎて二人が登場。なにかその絵面がスペシャルな感じがしてテンションが上がる。そしてそのデュエット・アルバムからの演奏となるわけだが、冒頭の「Very Early」からスタンダードの「Summertime」から、2人のあうんの呼吸でスリリングな演奏が繰り広げられる。途中のMCは全てチックが行い、ひろみちゃんはあくまでもフォローな立場。しかし、演奏はひろみちゃんがアグレッシヴに行くところをチックが大らかにカバーするスタンス。当然ではあるが、あくまでもマスターはチックである。

基本はステージに向かって左側(下手)がチックで右側(上手)がひろみちゃん。途中、楽曲によって位置を交代するなど、視覚的動きもありパフォーマーとしての役割を忘れてない。

7曲ほど演奏して一旦ステージが終了。当然のアンコールで2人が登場し、即興的演奏。終了直後にひろみちゃんがラテンなリズムを刻み始める。「やっと来たかー」といった感じだがじらしにじらした演奏でようやくメインフレーズが来た。そう、名曲「スペイン」である。引っ張った割には後半あっさり終わった感があったが(時間制約なのか?)やっぱこの曲聴かないと終わんない気がしてたので、とりあえずスッキリ!約2時間弱のステージが終了。

今後のひろみちゃんは、5/28に自身のバンドのニュー・アルバム(記事はココ)が発売。そして、8/30(土)には「東京JAZZ2008」に出演が決定。2008年もひろみちゃんにやられっぱなし。

あ、チック・コリアもあの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」全盛期メンバーでの世界ツアーが予定されているようで、是非日本にも来て欲しいものである。

追記:

セットリスト

1.Very Early
2.Summertime
3.Do Mo(Children's Song ♯12)
4.Place To Be
5.Humpty Dumpty
6.Fool on the Hill
7.Old Castle, by the river, in the middle of a forest

Encore
8.Bolivar Blues
9.Spain

※実は関係者に配布されているセットリストには“EXTRA”としてあと3曲掲載されていたが、上記セットでタイムアウト(?)となり終了。どこかの記事には12曲演奏とあったが、紙資料だけで実際観てないのにそう記述した浅はかなものがあるのでご注意を。

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新生・香織姫にドキドキ

小林香織 ライブ・コンベンション』

Fine グロウ

6/25発売の4thアルバム『Shiny』が完成したことを受けて、4/22都内某所にてライブ・コンベンションが行われた。当日はその中から6曲の生演奏を披露。メンバーは重実徹(key)、西山史翁(g)、日野賢二(b)、ジェイ・スティックス(ds)。日野賢二以外は一新されたレコーディングメンバー(レコーディング・ベースは清水興)。

そして香織姫だが、黒のタンクトップにスリムパンツにウェスタンブーツという衣装で髪をバッサリ切ってショートカットに変身し、ちょっとワイルド&セクシーなスタイルで登場。

1曲目から、FUSIONサウンドでありながらFUNKテイストもまじえた楽曲で今までと違う雰囲気がすぐ伝わってきた。演奏も、キレのあるソロがふんだんに入りノリノリである。プロデューサーを初め、ファッションも今までと変わったこともあり違う香織姫がここにいた。しかし途中のMCではいつものかわいらしい声で独特の間をもって話す姿は変わってなかった。良かった・・・。過去、数回彼女のライブを観てきたが格段に演奏が成長していることを感じた(サックスもフルートも)。

セットリスト:

1.Shiny
2.Chillin' In Manhattan
3.Sunny
4.Feel Like Makin' Love
5.Forever
6.Black Sapphire

ちなみに、ジャケット写真はいままで香織パパが撮影してきたが、今回はそこも別のカメラマンに交代。全てを一新した、新・香織姫は、よくある変えすぎてやっぱ前の方が良かった~、ということはなく進化した良い事例になりそう。

7/31(木)にはアルバム発売記念ライブをいつもの六本木STB139で行うことも決定し、2008年も香織姫に夢中になること必至。

6月25日発売『Shiny』楽曲

1.Shiny
2.Minor Reason
3.Children's Dream
4.Sunny
5.Chillin' In Manhattan
6.West Police
7.Interlude
8.Long Train Runnin'
9.Forever
10.Black Sapphire
11.Starry Heavens

※初回限定盤はDVD付き(「Shiny」PVなど収録)

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おすすめCD~上原ひろみ 他

2003年のデビュー以来、ジャズ界に衝撃を与え実力と人気は国内だけにとどまらない上原ひろみであるが、5/28に発売するアルバム『ビヨンド・スタンダード』が完成したということで、4/17にディーラー向けコンベンションを実施。意外にもこの手の催しは今回が初めてという。貴重なひと時を味わえるということで昼間ながら、都内のレコーディングスタジオに50名ほどの関係者が集まった。

最初に、上原ひろみ本人が登場して挨拶もそこそこに早速ピアノに座り1曲演奏。ライブ会場で何度も演奏は観てきたが、至近距離での生演奏は迫力もの。ピアニッシモで始まった演奏もいつの間にか大迫力(実際、肘打ちで演奏したり、椅子から飛び上がったり、フレーズを口ずさむというか唸る)なプレイとなり、こちらのヴォルテージも上がってくる。

そして、演奏後は次作アルバムのエピソードを交えた楽曲試聴を数曲。今回は初のスタンダード・アルバムということだが、さすがは上原ひろみ。前回同様にギターを入れたバンド“HIROMI'S SONICBLOOM”での演奏なのでただのスタンダード・カバーにはならない。選曲もジャズ(「マイ・フェイヴァリット・シングス」など)はもちろん、クラシック(「月の光」)、ロック(ジェフ・ベック「レッド・ブーツ」)、そして日本のスタンダード「上を向いて歩こう」などを採り上げる。試聴したのは、「朝日の如くさわやかに」「キャラヴァン」「上を向いて歩こう」「マイ・フェイヴァリット・シングス」で、「朝日~」は前作『タイム・コントロール』の「タイムズ・アップ」から続いており、聴いている人がタイムスリップをしてこのアルバムの世界にやってきた、という設定。そのどれもが、原曲のテーマ演奏はそこそこに独自のテンションでひろみワールドへ引き込まれる演奏。以前も述べたことがあるが、彼女の音楽はジャズという1ジャンルに留まるわけがない。

最後に、もう1曲ニュー・アルバムの中から2007年他界したオスカー・ピーターソンへの追悼を込めて「アイ・ガット・リズム」を演奏。この曲がこれまたすごくって、左手がドライブしながら右手が疾風のように駆け巡る。この演奏を目の前にしたら誰しも胸が熱くなることだろう。今年もこのバンドで世界ツアーを回り、(おそらく)年末にはまた日本に戻ってきてくれることであろう。

ビヨンド・スタンダード(初回限定盤)(DVD付) ビヨンド・スタンダード(初回限定盤)(DVD付)

アーティスト:上原ひろみ,トニー・グレイ,マーティン・ヴァリホラ,デヴィッド・フュージンスキー
販売元:UNIVERSAL CLASSICS(P)(M)
発売日:2008/05/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する


[CD]
1.イントロ-朝日の如くさわやかに
2.朝日の如くさわやかに
3.月の光(ドビュッシー)
4.キャラヴァン
5.上を向いて歩こう
6.マイ・フェイヴァリット・シングス
7.レッド・ブーツ
8.XYG
9.アイ・ガット・リズム
10.リターン・オブ・カンフー・ワールド・チャンピオン(ボーナス・トラック)
[DVD](初回生産限定盤)
1.タイム・ディファレンス
2.ディープ・イントゥ・ザ・ナイト
※2007年2月原宿クエスト・ホールにて収録

そして、もう1枚上原ひろみ関連でご紹介。

伝説のギタリスト、ジョン・マクラフリンの甥であり、上原ひろみのバンドでワールドワイドに活躍するジャズ・ベーシスト、トニー・グレイが上原ひろみ、リオーネル・ルエケ(ハービー・ハンコックなどと共演した宇宙系ギタリスト)ら豪華ゲストを迎えたソロアルバムが発売中。

ひろみバンドでも超絶プレイを披露しているが、このアルバムはもちろんそのベースを前面にフィーチュア。それでいて、パット・メセニーやリチャード・ボナなどに通じる壮大な音世界が広げられる内容。ひろみちゃんのバック演奏というのもなかなか貴重である。

チェイシング・シャドウズ チェイシング・シャドウズ

アーティスト:トニー・グレイ
販売元:ISOL DISCUS ORGANIZATION
発売日:2008/04/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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LIVE鑑賞~MALTA & 前田憲男

MALTA前田憲男Special Session』2008/4/14(月)@恵比寿art cafe Friends

マンハッタン・イン・ブルー 円楽のプレイボーイ講座12章 (紙ジャケット)

とある機会でJAZZライブ、ということで1週間前くらいにオープンしたばかりの新しいJAZZCLUBに向った。そこは恵比寿東口からすぐの真新しいビルの地下にあるお洒落なライブハウス。しかし、ライブハウスというより、店名にあるように素晴らしい絵画や雰囲気のあるバーも隣接したアート・カフェである。

そしてこの日のライブというのが、MALTAと前田憲男という2人のジャズ界大御所のスペシャル・セッションというからどれだけ賑わっているのかなと思ったら、それほどでもなく。。告知が行き届いてないのかな、実にもったいない。

そのライブは、まずは前田氏が颯爽と1人で登場してピアノを奏で、続いてMALTAとのデュオ。更にはベース、ドラムと入って気ままなジャズ・スタンダードセッションが繰り広げられた。気ままというのは、演奏曲もその場で決めていき、ソロ回しも瞬時にMALTAが指揮をする超アドリブの世界。19:30過ぎに始まって、休憩を挟んだ2セットで約2時間のライブ。間近でこのスリリングな展開を拝めるのはなんとも貴重であった。

ちなみに自分が最初に2人を知ったのは、MALTAが1980年代のJ-FUSION全盛時。ジャズというよりフュージョンの人の印象。前田憲男に至っては、アニメ『クラッシャージョウ』の音楽を担当していたことから。ここではジャズではなく、交響楽団を率いたまさに映画音楽の世界。ティンパンアレイとも共演していたし、多才な方だと認識。

クラッシャージョウ<交響組曲 / 音楽編> クラッシャージョウ<交響組曲 / 音楽編>

アーティスト:サントラ,西松一博
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:1999/06/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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世界最年少9歳ドラマーとは?

大我 CDデビュー・コンベンション』2008/3/5(水)@倶楽部PASONA-表参道-

Taigawodrums プロフィール

本名:鬼束大我
生年月日:1998年7月9日(寅年の蟹座)
血液型:O型
出身地:京都
身長:126cm

これは、凄いミュージシャンが現れたものだ。まず、この目でこの耳で彼の演奏を観て思った。

テレビとかで小学生ミュージシャンが出てきて大人顔負けの演奏をする、なんてことは見かけたことはあったが、JAZZの世界で、特にドラムなどはあり得ないと思っていたが、こんなこともあるものだ。このコンベンションには多くの耳が肥えた関係者が集まっていたとは思うが、皆そう思ったであろう。

SAX、PIANO、BASSを従えて<Tiger,Burning Bright>という自らのバンドで登場した大我は、ほんと普通の小学生であったが、いざドラムを前に演奏を始めたらミュージシャンの顔になっていた。

演奏は以下JAZZスタンダード3曲、

1.A Night In Tunisia
2.Who Loves You
3.Softly As In A Morning Sunrise

のっけから、4ビートを刻み叩きまくる。ドラムも子供用ではなく通常のもので、太鼓が大きく見えるくらいだが、そんなのは関係ないようだ。特筆すべきは、2曲目のバラードで演奏したブラシ・テクニック。力強さだけでなく、繊細なプレイができる本格派。

演奏終了後、ちょっとした質疑応答ではようやく年相応の笑顔としゃべりを見せてくれて、ちょっと安心。中身まで大人級であったら年齢詐称か?と思ってしまうところであった。しかし、受け答えはそこらの小学生より断然しっかりしていて、確固たる自分が確立しているところはやはり並みの小学生ではない。

好きなドラマーはエルビン・ジョーンズ、アート・ブレイキー(共に故人)など。既に海外セッションも行い、「言葉がわからなくても音楽で会話できるところが音楽の楽しいところ♪」といった発言もあり。一体、5年後10年後にはどんなアーティストに成長してしまっているのだろうか?長い期間で楽しませてくれそうだ。

ということで、4月23日にデビュー・アルバムとライブ盤と2枚発売。共にベテラン・アーティストのバックアップもあり、普通にJAZZアルバムとして楽しめる。ライブ盤にいたってはエディ・ヘンダーソンと共演とは、恐れ入りました!

TIGER!(初回限定盤)(DVD付)

アーティスト:大我,KANKAWA,清水興,井上陽介,カルロス菅野,辛島文雄,クリヤ・マコト
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2008/04/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Incredible TIGER-Live-Featuring EDDIE HENDERSON,BLUE SMITH a.k.a KANKAWA(DVD付)

アーティスト:大我,エディ・ヘンダーソン,KANKAWA
販売元:スパイスレコーズ
発売日:2008/04/23
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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LIVE鑑賞~THE CRUSADERS 他

①『THE CRUSADERS2008/2/27(水)@BLUENOTE東京

スクラッチ 旋風に舞うクルセイダーズ1  ライヴ・イン・ジャパン

2004年の「Mt. FUJI JAZZ FESTIVAL」以来と思われる、ザ・クルセイダーズ来日公演。そして、今回の目玉がドラムがスティーヴ・ガッドということもあり早々にチケットは完売になったという最終日2NDセットを観にいく。

幸運にも、前から中央2列目テーブルでジョー・サンプルの目の前の席!他のメンバーも一望できる位置で開演を待つことに。

ちなみに今回のメンバーは、Joe Sample (fenders rhodes, wurlitzer)、Wilton Felder (sax)、Ray Parker Jr. (g)、Nils Landgren (tb)、Nick Sample (b)、Steve Gadd (ds)という布陣。前回来日時と違うのがトロンボーンとドラム。そう、ドラムがこのクルセイダーズでは初めてのツアーというスティーヴ・ガッドが参加ということで、彼を間近で観れるのは奇跡に近いだろう。

21:30の開演予定をちょっと回ってメンバーが登場。おっと、目の前の花道にウィルトン・フェルダーが来たのでおもわず握手!いやー、みんな距離が近い!これがブルーノート自由席の醍醐味である。

そして「FREE AS THE WIND」「SWEET'N' SOUR」と軽快に曲が始まる。ジョー・サンプルは相変わらず小気味良い旋律を奏でる。ブルーノート最終とあって、今までの物を全て出す勢いでどんどん曲を演奏していく。それまでのセットリストと違って、その場で次の曲を決めていくくらいの感じ(実際、ジョーがいきなり指示を出していたりしていたので)。ソロの順番や、キメの合図もその場で決めていく緊張感が、近くならではでヒシヒシと感じてこっちもドキドキする。

肝心のガッドは、抑え気味で演奏していくも、途中ジョーが煽り始めてロングなドラムソロを慣行。こいつはやはり見ごたえあった。あのタム回しだけでも一見の価値あり。

結局、100分近く演奏して主要な楽曲はほぼ聴けたので大満足。アンコール時には、また目の前を通ったウィルトンやレイ・パーカーとも握手できたし。

Dvc00014_2 セットリスト(多少入れ違いあり?):
1.FREE AS THE WIND
2.SWEET'N' SOUR
3.CREEPIN'
4.I FELT THE LOVE
5.STREET LIFE
6.BALLAD FOR JOE
7.SO FAR AWAY
8.SPIRAL
9.WAY BACK HOME
10.SNOWFLAKE
11.PUT IT WHERE YOU WANT IT
EN.GHOST BUSTERS

②『JVC JAZZ FESTIVAL with BLUE NOTE TOKYO 20th』2008/2/29@渋谷オーチャードホール

HARVEY MASON TRIO featuring Very Special guests PAT MARTINO and TONY MONACO

チェンジング・パートナーズ / ハーヴィー・メイソン・トリオズ 今回、前から3列目の右寄りという幸運な席を確保できて、ステージを見るとドラムセットが目の前。なんと、トップバッターはハーヴィー・メイソンのトリオ。心の準備が出来てないままテンションは徐々に上がる。このメンバーでソリッドなジャズ・ナンバーを奏でるわけだが、正装をまとったハーヴィーは、汗をかきながら4ビートを刻み続ける。しかし、間近で観るといろいろな動きをやっているのが目の当たりにできてホント感激。そして、このトリオはものすごくスリリングな演奏でスキがない。

でも、30分の演奏で3曲しか観れなかったのは残念。ちょっと短すぎるんでないのー。

THE CRUSADERS
JOE SAMPLE (Fenders Rhodes & Wurlitzer), WILTON FELDER (Sax), RAY PARKER,Jr. (G), NILS LANDGREN (Tb), NICK SAMPLE (B), STEVE GADD (Ds)

先日のブルーノートの感動覚めやらぬままにホール・ステージでの演奏。これまたドラムが目の前で前回よく見えなかったガッドの全体像が丸わかりになってこれも感激。

でも、何故か2番手の演奏なので60分ちょうどで終了したのはやはり物足りず。演奏楽曲もブルーノートの半分くらいでスリリングな曲はほぼなし。ガッドのドラムソロもちょっとだけだったしなー。

確か、演奏楽曲はこんな感じだったような(多少違ってるかも)。

1.SWEET'N' SOUR
2.CREEPIN'
3.I FELT THE LOVE
4.BALLAD FOR JOE
5.SO FAR AWAY
6.IT HAPPENS EVERYDAY
7.PUT IT WHERE YOU WANT IT
EN.WAY BACK HOME

DAVE KOZ  with FRIENDS special guest KELLY SWEET
DAVE KOZ (Sax), BRIAN SIMPSON (Key), BILL SHARPE (B),
STEVO THEARD (Ds), RANDY JACOBS (G), KELLY SWEET(Vo)

At the Movies At the Movies

アーティスト:Dave Koz
販売元:Toshiba EMI
発売日:2007/01/30
Amazon.co.jpで詳細を確認する

トリを務めたのが、あまり認識のなかったデイヴ・コズ。しかし、軽快なフュージョン・サウンドをノリノリなステージで演奏。見るものを飽きさせないステージであった。甘いルックスもあり女性ウケもよいのかと。途中、歌のゲストで出てきた美人ヴォーカリスト、ケリー・スウィートで男性にも訴求。 バックの演奏もパワフルで意外と良かった(特にベースのビジュアル・インパクトが強烈!)が、やはり前2組の演奏をもっと観たかったかな。演奏順にやや疑問?

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LIVE鑑賞~DAVID T. WALKER

DAVID T. WALKER(デヴィッド・T・ウォーカー)』@ブルーノート東京2007/12/19 2nd

447_3                                                                 今回のライブ鑑賞は驚きの連続。

日本でも人気の高いDAVID T.の単独公演は、今年の5月にCOTTON CLUBで行われたのが初。そして、半年後に再来日が実現し、このブルーノートは意外にも初公演だという。

そしてステージ内容。

ライブを観た人々の話から想像するに、高齢からか座りながらゆっくりとした落ち着いた演奏なのかと思っていたら、とんでもない。

確かに座りながら弾くスタイルは一緒だが、最初からテンションが高く、ノッてきてすぐ立ち上がる。声も張り上げて観客も煽るし、ピッキングもビシバシきててとってもファンキーであった。特に「LOVIN’YOU」「WHAT'S GOING ON」あたりのカバー曲は展開が秀逸。

まあ、自分が鑑賞したのはブルーノート東京での最終公演2ndセットだったので、温存することなくテンションも上がったのであろうか。そして、このセットは観客も満席でこちらもテンション高め。改めてDAVID T.の日本人気の高さを実感。おかげで、やや押しの21:40スタートで終了が23:30という充実した内容。

バックメンバーは、Clarence McDonald(key,p),Jerry Peters(key),Byron Miller(b),Leon Ndugu Chancler(ds)という重量級アーティストばかりだが、マスターのDAVID T.を盛り上げるのに終始一貫しており、音がデカイと評判のンドゥグも最後までバックに徹していた(アンコール曲では、バカでかい重量ドラムを披露したが)。

あのクリーントーンによるオブリガートの響きはまさにオンリーワン。うっとりする演奏である。見た目は結構お年を召しているように見えるが、まだ60代中盤。来年以降もどんどん来日してほしいものだ。

LIVE IN TOKYO AT COTTON CLUB LIVE IN TOKYO AT COTTON CLUB

販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2007/08/08
Amazon.co.jpで詳細を確認する

プレス・オン(紙ジャケット仕様) オン・ラヴ(紙ジャケット仕様) デヴィッド・T・ウォーカー(紙ジャケット仕様)

↑昨年、初CD化され再発ものでは異例のヒットとなった3タイトル

セットリスト:

1.Q.C.
2.THE REAL T.
3.PLUMB HAPPY
4.NEVER CAN SAY GOODBYE
5.GOING UP
6.REPCIPE
7.SAVE YOUR LOVE FOR ME
8.AHIMSA
9.LOVIN’YOU
10.AN-NOOR
11.THE SIDEWALK TODAY
12.WHAT'S GOING ON
13.SOUL FOOD CAFE

EC.WALK ON BY

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LIVE鑑賞~akiko

akiko wishes you A Happy Merry Swinging Christmas!!!』@恵比寿リキッドルーム 2007/12/13

リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ リトル・ミス・ジャズ・アンド・ジャイヴ

a white album(初回盤) a white album(初回盤)

今年も残すところあと半月あまり。巷ではすっかりクリスマス・モードであるが、この時期いろいろなアーティストがクリスマスソングを唄い、CDを出してくる。

こちらのJAZZシンガー、akikoも2007年11月にクリスマス・アルバムを発売した。クリスマス・ソングのスタンダード・ナンバーをカバーしているのだが、小西康陽プロデュースによってオシャレでJIVEなJAZZクリスマス・アルバムとなっている。

そのアルバム発売記念として、ちょっと早めなクリスマス・ライブを行うというので参加。このジャンルでのライブでは珍しくスタンディングでのライブハウスで実施。客層も比較的20代が多く、通常のJAZZライブとはやはり勝手が違うようだ。

19時を少し回ったところでメンバーが登場。akikoは黒のツリーを見立てた(?)目を引く衣装で登場。これはスタイルが良くないと着れない、ボディラインにフィットした衣装で改めてナイスバディを実感。前半はクリスマスナンバーを立て続け、新装発売したJIVEアルバムからJAZZスタンダードも披露。

バックメンバーは、いつもの田中義人(g)に、池田潔 (b)と藤井伸昭 (ds)のSLEEP WALKERから強力リズム隊を連れて来た。あとは、キーボードにサックス、トランペットの2管という構成。スタンディング・ライブに合った、ノリの良い演奏で観客の体も自然と動いてくる。

そうこうするうちに早めに一旦ステージが終了し、アンコールでakikoは赤のワンピースに衣替えし、ちょっとしたミニスカサンタ風。途中、メンバー紹介中にakiko自身が12/14に誕生日を迎えるということでバースデイケーキのサプライズが!感激のあまり涙する姿が結構かわいらしい。

結局、ジャイヴとクリスマスに一貫した演奏で、2回のアンコールを含め約2時間弱のライブは終了。

2001年デビューがもろスタンダード・ジャズ・アルバムだったが、その後は常にいろいろなジャンルにチャレンジして来たakiko。2007年もブラジル音楽に始まり、クリスマスときた。2008年はどんな音楽を聴かせてくれるか楽しみである。

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LIVE鑑賞~中山うり

中山うり ミラクルワンマン2007冬“セカンドアルバム『エトランゼ』発売記念ライブ”』@渋谷DUO 2007/12/11

エトランゼ エトランゼ DoReMiFa DoReMiFa

まず、中山うり とは・・・

ジプシースウィング、ミュゼット、タンゴなど世界中のアコーディオン音楽を絶妙にブレンドする楽曲を作り出し、ミラクルヴォイスと絶賛されている歌声、アコーディオン、作詞作曲、トランペットも演奏するなど飛びぬけた才能にもかかわらず、現在、美容師としても活躍。2006 年12 月に世界最大規模のPC 音楽配信「iTunes Store」で発売され一年近くも前代未聞の記録的ロングセールスを続けている「Live Session」が話題となり、“アコーディオンを抱えたシンデレラ!!” “配信の女王”などの異名を持つ。2007年CDデビューしたばかりだが、すでにフジロック、サマーソニック、ライジングサンと夏フェスを席捲し、大盛況のワンマンライブは18 回を数え、“奇跡の新人”と噂されるシンガーソングライターで今後の活動に更なる期待が寄せられる。

そんな話題の彼女のライブを初観戦。客の対象が大人なためか20時開演と遅めな設定だが、19:30頃に会場に入ると1Fの自由席は8割方埋まっていた。20~30代OL層を初め、年配の男性まで割と幅広い客層である。

20時過ぎにまずはハープと中山うりだけで演奏。徐々にメンバーが集まり、基本はドラム、パーカッション、ウッドベース、アコギのセッティング。そして楽曲によっては、トランペット、トロンボーン、サックス、ユーフォニウム、そしてオーボエ奏者まで登場する大所帯での演奏で結構豪華。

その中でも、中山うりは歌にアコーディオンにトランペットにと大車輪的な演奏を20曲近く続けたのだが、MCも含め新人とは思えぬ落ち着きで堂々とした演奏で観ているこちらも安心してゆったり楽しめた。柔らかなアコーディオンの音色に、これまたふんわりした歌声が心地よいのである。

アコーディオンというと日本で思いつくのはcobaくらいで、イージーリスニング的な要素(あとはタンゴとか?)が強い楽器であるという勝手な認識であったが、そういった音楽もベースにありつつ、JAZZ、BOSSA、はたまた昭和歌謡的な要素も感じられ、下北や中央線沿線にあるサブカル的な連中にもひっかかるのかなと思う。

2007年5月に1stアルバムをリリースしたかと思えば、この11月にもう2ndを発売。そして2008年春にはもう3rdアルバムも予定されているとか。彼女の中ではどんどんメロディが溢れ出ているのであろう。まさにミュージシャンとして脂が乗っているのではないか。

そして先行で発売もしていたのだが、早くも2008年春のライブが決定しており、東京では2008年3月に復活する赤坂BLITZのオープニング・シリーズとして4/24にライブが行われるとのこと。2008年は更に注目を浴びそうな予感が必至である。

セットリスト:

1.月とラクダの夢を見た*
2.さすらいのエトランゼ**
3.Blu-Voyage*
4.笑う月**
5.ばいばいどくおぶざべい*
6.猫のしっぽを追いかけて**
7.夜のレクエルド**
8.早起きラジオ*
9.夢を売る男
10.虹のパノラマ**
11.走る女*
12.JAVA
13.サーカスが来た**
14.生活の柄
15.マドロス横丁*

EC-1.白猫黒猫
EC-2.星の界**
EC-3.歌をわすれたあなたに

* -1stAL『DoReMiFa』
**-2ndAL『エトランゼ』

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LIVE鑑賞~上原ひろみ2007(東京 最終公演)

上原ひろみ ~Hiromi's Sonicbloom JAPAN TOUR 2007 タイム・コントロール 東京公演』@東京国際フォーラム ホールA 2007/12/9

タイム・コントロール タイム・コントロール タイム・コントロール

いよいよ今日がツアー・ファイナル。やってきたよ、国際フォーラム。昨年の国際フォーラムはCホールだったが、今回はなんとAホール。よっぽどの大御所や外タレ級の収容レベル(約5000人)でジャズの単独アーティストでは異例である。正直このジャンルで大ホールでやられても臨場感が伝わりにくいのでどうかな?というのはあるが、人気がもうすごいので仕方ないこと。

今回の座席は2F前方の右端ということでかなりステージを見下ろす感じで、さすがに肉眼で表情まではわかりずらいかなといった位置。名古屋では1F中央、横浜では2F最前列といろいろな位置で鑑賞してきたので今回は落ち着いて全体を見渡そう。さすがに会場が広いので前方にモニターも設置してあるので普段観れないアングルもいろいろ観れてそれなりに楽しめた。

18時をちょっと回ってメンバーの登場。ひろみちゃんは今回の『タイム・コントロール』のジャケットと同じ衣装で登場。背中と胸元が広く開いた大人びた衣装である。最初の挨拶でもう感極まった感じで最終公演のこの時をかみ締めているようだ。でも、演奏に入るといつものひろみちゃんである。いつものピアノのイントロから入る「TIME DIFFERENCE」でスタート。スリリングなソロ展開に早くも鳥肌もの。

比較的、落ち着いた感じのある1部はいつも通りに1時間ほどで終了。約20分の休憩を挟んで2部で突入。ここから激しいテンションが始まる。「DOUBLE PERSONALITY」でのひろみvsフュージンスキーのバトルなど徐々に盛り上がりを見せて、「TIME OUT」では腰が重いと思われたフォーラム客をフュージンスキーがいつもの煽り(?)で立ち上がらせる。ピョンピョン飛び跳ねるひろみちゃんも見ていてテンションが上がっていく。

会場の盛り上がりが最高潮に達し一旦メンバーは退き、アンコールでひろみちゃんのみ登場。映画のテーマをピアノソロで演奏。最初はバラード風で始まる楽曲であるが、途中からキース・ジャレットばりに歌い上げながらのピアノ演奏で徐々に演奏が高揚していく様は見事。そしてメンバーが再び集まって「RETURN OF KUNG-FU WORLD CHAMPION」。ここでのフュージンスキーは、結構な変態プレイを繰り広げていていつもよりも盛り上がった感があり。

ここでいつもなら終了であるが、拍手喝采が鳴り止まず客電も付かないところをみると、もしや??

そう、モア・アンコールでメンバー登場。そして演奏し始めたのはデビュー・アルバム衝撃の1曲目であった「XYZ」!!!自分が最も衝撃を受けた大好きな楽曲をここで聴けるとは、こちらのテンションが最高潮になった瞬間である。ギター入りのヴァージョンはもちろん初めてであり結構斬新なアレンジにはなっていたが、スリリングな展開は一緒。いやー、これを観れるだけでもこの公演を観る価値あり。

ということで、休憩20分込みで約3時間の最終公演は幕を閉じたのであった。

来年は、チック・コリアとのデュエット・アルバムも発売を控えているし、ここまで来たら次回の会場は武道館かな?

セットリスト:

1部
M-1.TIME DIFFERENCE *
M-2.DEEP INTO THE NIGHT *
M-3.TIME AND SPACE *
M-4.TIME FLIES *
M-5.TIME CONTROL, OR CONTROLLED BY TIME *

2部
M-1.TIME TRAVEL *
M-2.NOTE FROM THE PAST *
M-3.DOUBLE PERSONALITY  from『another mind』
M-4.TIME OUT *

EC-1.PLACE TO BE (SOLO)  from『映画「オリヲン座からの招待状」サウンドトラック』
EC-2.RETURN OF KUNG-FU WORLD CHAMPION  from『Spiral』

MORE EC.XYZ from『another mind』

*-AL『Time Control』

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LIVE鑑賞~上原ひろみ2007(横浜)

上原ひろみ ~Hiromi's Sonicbloom JAPAN TOUR 2007 タイム・コントロール 追加公演』@横浜BLITZ 2007/12/4

Another Mind Another Mind スパイラル(通常盤) スパイラル(通常盤)

2007年、上原ひろみツアーの2回目鑑賞。(前回鑑賞の名古屋記事はコチラ

前回は1F後方からの鑑賞で見上げる感じであったが、今回は2F最前列で見下ろす絶好の環境。ひろみちゃんの鍵盤さばきが手に取るようにわかってしまう位置なのであった。改めて指の動きの早さ、指に全神経が行き両足がブラブラしたり前後に飛び出したりする様がよく見えた。

セットリストは全公演(おそらく)まったく同じであるが、やはり即興演奏の内容が違う。もちろん即興なんだから毎回違うのは当たり前なのだが、ツアーを重ねるたびに、次はもっとすごいインプロに持っていこうとメンバー各自が思っているに違いない。実際、名古屋で観た内容より格段にパワーアップしている掛け合いが見られた。とりわけ、後半の「DOUBLE PERSONALITY」「TIME OUT」でのひろみちゃんとフュージンスキーの掛け合いはパワフルで凄かった。

平日の横浜という場所柄、アダルトな客が多くおとなしめな雰囲気であったが、さすがに「TIME OUT」ではほぼ総立ち。アンコールでのひろみちゃんのほんわかMCもいつもより多めなトークで、彼女の人柄が垣間見れるひと時である。

19時開演であったが終了は21:50と、これまた前回より長く演奏したようだが全く長さを感じさせなかった。。

ちなみにアンコール1曲目で演奏した、映画への楽曲提供作品がこれ。

映画「オリヲン座からの招待状」オリジナル・サウンド・トラック 映画「オリヲン座からの招待状」オリジナル・サウンド・トラック

あと、早くもニューアルバム『デュエット(初回限定盤)(DVD付)』が1/30に発売。なんと、巨匠チック・コリアとのピアノ・デュエットとなる内容。

セットリスト:

1部
M-1.TIME DIFFERENCE *
M-2.DEEP INTO THE NIGHT *
M-3.TIME AND SPACE *
M-4.TIME FLIES *
M-5.TIME CONTROL, OR CONTROLLED BY TIME *

2部
M-1.TIME TRAVEL *
M-2.NOTE FROM THE PAST *
M-3.DOUBLE PERSONALITY  from『another mind』
M-4.TIME OUT *

EC-1.PLACE TO BE (SOLO)  from『映画「オリヲン座からの招待状」サウンドトラック』
EC-2.RETURN OF KUNG-FU WORLD CHAMPION  from『Spiral』

*-AL『Time Control』

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LIVE鑑賞~上原ひろみ2007(名古屋)

上原ひろみ~Hiromi's Sonicbloom JAPAN TOUR 2007』@ZEPP NAGOYA 2007/11/24

タイム・コントロール タイム・コントロール

いまや、すっかりJ-JAZZの人気NO.1ピアニストとなった感のある上原ひろみ。デビューの頃から感じていたが、彼女の音楽はJAZZの枠に収まらず、ROCK好きな若者までも巻き込む(実際、フジロックフェスでは出演常連になりつつある)。

そんな彼女の今年のアルバムはギターに超絶プレイヤーで有名なデヴィッド・フュージンスキーをメンバーに入れ、更にプログレッシヴな内容になった。その演奏を生で観れるわけだから期待が高まる。

今回のツアーは最終日の東京公演もこの後鑑賞予定であるので詳細は後日ということで、簡単なトピックを。

名古屋のZEPPは初体験であったが、関東でいうところの横浜BLITZくらいのキャパで間近で観れる感覚が良い。2Fもあったので、全体を見渡す点では1F後方より2Fの方が断然良いであろう。

ライブ内容は、とにかく1曲目からアルバム同様のハイテンション。HIROMI鍵盤連打に鳥肌もの!間に入る即興演奏はとてもスリリングでメンバーもどう演奏するかそのときにならないとわからない状態がたまらない。フュージンスキーはダブルネックギターを駆使して変態プレイを連続。やっぱ、この人すごいや。いや、リズム隊の2人も相変わらず超絶技巧だしどれも言うことなし。

名古屋は2DAYSだったのだが、前日の公演中にHIROMI連打が激しかったらしく、途中で肘から出血していたとのこと。でも「今日はもう大丈夫で~す♪」といつもの屈託のない笑顔で語っていた・・・

アンコール前ラスト「TIME OUT」の演奏時には観客総立ち状態。インストものでここまでハイテンションになれるのも滅多にないことである。

アンコール2曲が終了したときには20:30くらいで、約2時間半の濃いライブであった。

セットリスト:

1部
M-1.TIME DIFFERENCE *
M-2.DEEP INTO THE NIGHT *
M-3.TIME AND SPACE *
M-4.TIME FLIES *
M-5.TIME CONTROL, OR CONTROLLED BY TIME *

2部
M-1.TIME TRAVEL *
M-2.NOTE FROM THE PAST *
M-3.DOUBLE PERSONALITY  from『another mind』
M-4.TIME OUT *

EC-1.PLACE TO BE (SOLO)  from『映画「オリヲン座からの招待状」サウンドトラック』
EC-2.RETURN OF KUNG-FU WORLD CHAMPION  from『Spiral』

*-AL『Time Control』

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LIVE鑑賞~THE QUARTET

THE QUARTET Featuring HERBIE HANCOCK,WAYNE SHORTER,RON CARTER,JACK DeJOHNETTE10/19@東京国際フォーラム ホールA

V.S.O.P.- The Quintet V.S.O.P.- The Quintet Quartet Quartet

<Legend Now in Jazz!! Miles Davisに捧ぐ・・・>

上記テーマが今回のユニットの冠に付いていた。そう、マイルス・デイビス黄金期を支えたメンバーが結集して日本でライブを行うという事実。それだけでもう大変なことである。

ハービー・ハンコック(67)、ウェイン・ショーター(74),ロン・カーター(70),ジャック・ディジョネット(65)・・・()内数字はもちろん現在の年齢。平均年齢69歳!JAZZ界の超大御所、巨人たちである。

失礼ながら、もうこの組み合わせでライブを観れるのは最後じゃないか?と思い半年以上も前に真っ先に先行予約し\11,000もするチケットをGET。そのおかげか、1F前方ブロックのほぼ中央席を確保できた。なにせ、5000人は入る大会場でアコースティックJAZZのライブを観るのだから、後方とか2F席では何をやっているかわからない状態になるであろう。

19時ちょっと過ぎてメンバーがゆっくり登場。その登場に観客は早くもヒートアップし、拍手が鳴り止まない。とりあえず、みんな元気で何より。

テーマがマイルスに捧ぐ、ということでマイルス関連の曲は多いのは予測できたが、1曲目があのベースリフから入る、「SO WHAT」で拍手。終わるとハービーがMCでメンバー紹介と楽曲紹介を行い、「MAIDEN VOYAGE」に入る。

しかし、長い幻想的なピアノリフが続きなかなかテーマに入らず緩いまま曲が過ぎていった感じ。申し訳ないけど、ここで自分はちょっと違う世界に入ってしまった。。。

その後はMCはなく緩い感じで楽曲が続く。演奏はアンコール含めて9曲、130分ほど。マイルス楽曲をはじめ、ハービー、ウェインのソロ楽曲やV.S.O.P時代の楽曲を演奏。予想はしていたが、各人このお年ということもあり自由度の高い演奏でスリリングな感じはほとんどなし。比較的若い(?)ハービーのハンコック的ソロがいくつか見受けられたのと、ディジョネットらしいドラミングがさすがかなと思えたくらいかな。さすがに枯れた感のあるJAZZで物足りなさは否めない。マイルスに捧ぐ、というのならやはりフレディ・ハバートあたりのトランペットを入れてQUINTETにしたほうが音楽的には盛り上がるはず(メンバー・バランスの問題か?)。

しかし、この存在をこの目で確かめられたということが大事でありそれは良かった。

今回のマイルス・デイビス関連演奏曲収録アルバムはこちら↓

Kind of Blue Kind of Blue

アーティスト:Miles Davis
販売元:Sony International
発売日:1997/03/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Someday My Prince Will Come Someday My Prince Will Come

アーティスト:Miles Davis
販売元:Sony
発売日:1999/06/08
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Miles Smiles Miles Smiles

アーティスト:Miles Davis
販売元:Sony Jazz
発売日:1998/10/13
Amazon.co.jpで詳細を確認する

E.S.P. E.S.P.

アーティスト:Miles Davis
販売元:Sony Jazz
発売日:1998/10/13
Amazon.co.jpで詳細を確認する

Seven Steps: The Complete Columbia Recordings 1963-1964 Seven Steps: The Complete Columbia Recordings 1963-1964

アーティスト:Miles Davis
販売元:Sony Jazz
発売日:2004/09/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

セットリスト(自己確認のためうろ覚え)
1.SO WHAT
2.MAIDEN VOYAGE
3.SEVEN STEPS TO HEAVEN
4.I THOUGHT ABOUT YOU
5.AUNG SAN SUU KYI
6.SOME DAY MY PRINCE WILL COME
7.EIGHTY-ONE
8.ALL BLUES
EN.FOOTPRINTS

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LIVE鑑賞~東京JAZZ2007

東京JAZZ FESTIVAL 20079/22(土)@東京国際フォーラム ホールA

408

2002年からスタートした国内大型ジャズフェスティバルである「東京JAZZ」。今や、夏のフェスといえば、「フジロック」やら「サマソニ」やらROCKフェスが主流であるが、かつては夏フェスといえば、「JAZZ」だったのだ。しかし、看板フェスであった「Mt.FUJI」も「斑尾」も姿を消し、唯一続いているのがこの「東京JAZZ」。

2002年にハービー・ハンコックの呼びかけで実現した「都心での野外JAZZフェス」ということで東京スタジアム(現・味の素スタジアム)で開催。翌年も同場所で行われたが、同じ日に富士スピードウェイで「Mt.FUJI」も行われバッティング。自分はそっちに行ったのでこちらは断念。日程をどちらかずらせば両方行けたのに・・・という人も多かったであろう。2004年は開催を9月にずらし、場所も東京ビッグサイトへ変更。これで、バッティングもなくなり天候も左右されずになったが、この会場の音は最悪。翌年も同じ内容で開催したが、多少音は改善されたが、値段の高い指定席は売れ残り、椅子のない自由ゾーンに分散という運営バランスの悪さも見えた。

そして、昨年は場所を東京国際フォーラムに移し限られたキャパでの開催にシフトし見事チケットは完売。極端に鑑賞可能数が減り、自分も油断してチケット入手できず断念。初回からずっと絡んでいたハービー・ハンコックはもういなかったが、代わりにチック・コリアと上原ひろみのコラボなんかがあり見所は満載だったようだ。

今年も早々に9/22の一日通し券が完売するなど、出足が早かったので9/22のみ昼夜別々のチケットを入手。9/20夜から4日間に渡り開催されたが、予算と日程の都合でこの日のみ鑑賞。

当日のラインナップは以下の通り。

<東京JAZZ2007 WELCOME STAGE> 11:20-
アンナケイ

<TOKYO JAZZ 2007 meets BLUE NOTE TOKYO> 12:00-

Keiko Matsui(松居慶子) Special Band
リー・リトナー starring アレックス・アクーニャ(ds,perc)、パトリース・ラッシェン(key,perc,vo)、ブライアン・ブロンバーグ(b) and Special Guest ビル・エヴァンス(sax)
ボブ・ジェームス・バンド featuring デイヴ・マクマレイ(sax) & DJロブ・スウィフト
●エリック・ベネイ with マイケル・パウロ・バンド

<東京JAZZ CIRCUIT 2007@ネオ屋台村スーパーナイト~JAZZ AT PLAZA~> 16:30-
矢野沙織

<東京JAZZ2007 WELCOME STAGE> 17:50-
アンナケイ(2回目)

<MASTERS' SESSION>18:30-

ザ・ベニー・ゴルソン・カルテット
マイク・スターン・バンド featuring 小曽根真(p,org)、デイヴ・ウェックル(ds)、クリス・ミン・ドーキー(b)
東京JAZZ2007 スペシャル・セッション
ランディ・ブレッカー(tp)、ボブ・ミンツァー(sax)、マイク・スターン(g)、ウィル・ブールウェア(key)、アンソニー・ジャクソン(b)、デニス・チェンバース(ds)

まず11:30に会場に入りロビーに着くと、なにやらBGMではない生の歌声が聴こえてきた。WELCOME STAGEということで、ロビー内でアンナケイが弾き語りライブを行っている最中。着いたときは半分くらい終わっていてエレピでの弾き語りを3曲ほど鑑賞。最新アルバム『tsuki』から数曲演奏を確認。人だかりができていたのでよく見えなかったが、相変わらずの超美人。MCで挟む日本語がまた好感を呼ぶ。よく見ると胸元がグッと開いたセクシーな衣装であった。昼間に聴くアンナケイの歌もまたうっとりする。2回目の演奏はちゃんと観よう。

Tsuki Tsuki (最新アルバム)

そして、グッズ売場に向かってT-シャツを購入しようとしたら2種類ともLサイズが売切!今日が一番客が入る日じゃないのかい?大柄な男性客が多いのは計算してなかったんかい?T-シャツはやめて、パンフレット(\1000)のみ購入。大判サイズで中味もまずまずでこの料金は良心的?他のパンフが高すぎるのか?

昼の部の座席は値段の安いA席にしてみたが、2Fのほぼ最後尾の端っこ!天井から見下ろす感じで肉眼では誰が誰だか判別不能に近い感じ。ところがこんな場所でも結構良い音がするんだなこれが。さすが国際フォーラム。普通は2F奥だと低音が聴こえなくなるのが割としっかり聴き取れた。

そして最初のステージは2年ぶりの来日公演という松居慶子。新作『MOYO』のレコーディングメンバーである南アフリカなどのミュージシャンを従え登場。ピアノとステージ中央に設置されたキーボードを交互に妖艶な演奏を繰り広げる。その姿はもっと間近で観たかったな、と。新作が中心であるが「KAPPA」などの名曲も織り交ぜ、リズムが豊かな演奏でスムース・ジャズでは収まらない発展したものを感じた。

MOYO~ハート・アンド・ソウル MOYO~ハート・アンド・ソウル (最新アルバム)

続いて、日本大好きなリー・リトナー。MCでもお得意の日本語を交えて軽快にトーク。最新アルバム『Smoke'n Mirrors』からタイトル曲などを披露。当初はジョン・ビーズリーが鍵盤であったのが急遽、パトリース・ラッシェンに変更。自分としてはパトリースの方が馴染みがありそのおかげ(?)で「Forget Me Nots」も聴けたわけだし良かったかも。他に往年の名曲「A Little Bumpin'」「Rio Funk」を披露。さすがに「Captain Fingers」はやらなかったのは残念。ドラムはパーカッションの一つと思い知らされた、アレックス・アクーニャの多彩なパーカス演奏には脱帽。カホンを使ったブライアン・ブロンバーグのベースとの掛け合いはお見事。そのブライアンはウッドベースの印象が強いがエレベもかっこいい。

スモーク・アンド・ミラーズ スモーク・アンド・ミラーズ (最新アルバム)

続いて、フュージョン界の巨匠であるボブ・ジェームス。現代ヒップホップで「サンプリングネタの宝庫」としてリスペクトされている彼であるが、今回そのDJロブ・スウィフトとステージでコラボする。巨匠でありながら新しいものを柔軟に受け入れる姿勢が素晴らしいし、いつまでも新しい音楽を提供できるのだなと思う。比較的若手のメンバーをバックにボブは年を感じさせない(失礼!)若々しいプレイを展開する。自分はよく知らなかったのだが、このDJはパフォーマンスも素晴らしく想像以上にファンキーなライブとなった。最後には、最初に登場した松居慶子とピアノ連弾プレイ。急な発案だったのか?とまどう場面も見られハプニング的な要素がドキドキしてたまらない。でも慶子さんは赤のドレスに着替え気合充分(?)といった感じだったような。

アーバン・フラミンゴ アーバン・フラミンゴ (最新アルバム)

昼の部のラストはニュー・クラシック・ソウルの代表格であるR&Bシンガー、エリック・ベネイとハワイ出身サックス奏者、マイケル・パウロによるユニット。最初にパウロをフューチャアしたインスト2曲を披露して、エリックの登場。甘い歌声を立て続けに聴かせ、彼を一躍名を上げさせた「ジョージー・ポージー」(TOTOのカバー)ももちろん披露。

トゥルー・トゥ・マイセルフ トゥルー・トゥ・マイセルフ (デビュー・アルバム)

ということで、昼の部が16:30に終了して夜の部が始まるまで2時間をどう過ごすか。さすがに「東京JAZZ」はそこも考えておりこの空き時間にも会場外でもライブをご用意。

405 国際フォーラム構内のネオ屋台村前に特設ステージがありこの時間で登場したのが矢野沙織。もちろん、通常くつろぎに来ている一般客もいるのですぐ人だかりができてしまった。背中が大胆に開いた赤いミニワンピースがなんともかわいらしい衣装。絶対領域のあるレースのストッキングもセクシー。そこで、バリバリのジャズを淡々と演奏。

矢野沙織 BEST~ジャズ回帰~(DVD付) 矢野沙織 BEST~ジャズ回帰~(DVD付)

404 休日の午後でテーブル席は一杯であったが、東京JAZZ客も混ざって座って観れる場所はほとんどなし。この後、夜の部もあるので腹ごしらえをするに当たって、屋台村で食料を確保。いろいろある中で、北海道十勝産の「豚玉丼」(\650)をオーダー。画像はあまりよろしくないが、肉厚の豚肉を鉄板で大量に炒めたものをふんだんに載せ、タレもふんだんにかけなかなかしっかりした味わい。ハイネケン生ビール(\300)と合わせて頂く。ただし、ゆっくり座って食べたかったけど場所がなくて困ったものだった。

18:00手前に再び会場に入り、ロビーでのWELCOME STAGEであるアンナケイのライブ鑑賞。今度は中央間近で、アコギの弾き語りから鑑賞。これを無料で観れるのだから贅沢な気持ち。

夜の部は早々にS席を購入していたので前から数えた方が早い好位置。昼とは明らかに視界が違うのである。

最初はザ・ベニーゴルソン・カルテットで御年78歳の巨匠である。いわゆる、ジャズらしいジャズの演奏で往年のスタンダード・ナンバーを披露。

ターミナル ターミナル

続いて、マイク・スターン・バンドの登場。登場しただけで会場のボルテージは上がる。バック・ミュージシャンもみな凄腕ばかりで、新進ベーシストのクリス・ミン・ドーキーはアップライト・ベースやエレキ・ベースを使い分け見事なグルーヴを引き出す。鍵盤の小曽根真は、いつものジャズスタイルとは違いアグレッシヴでファンキーな演奏をピアノとオルガンで表現。黒の皮パンに柄シャツでちょい不良なファッションには?そして、デイヴ・ウェックルのドラミングには終始圧倒される勢い。無数の音が叩き出されるデイブ・ワールドが堪能できた。

当のマイクは、意外にも地味な(?)落ち着いた演奏だったような印象。かつての弾きまくりという感じより強弱を付けたプレイで大人な演奏。しかし、アグレッシブな楽曲ではいつものリズムを刻み盛り上げる。

フー・レット・ザ・キャッツ・アウト? フー・レット・ザ・キャッツ・アウト? (最新アルバム)

大トリはスペシャル・セッションということで、最高峰のミュージシャンが集まった。これを仕切るのが世界的トランペッターのランディ・ブレッカー。今年惜しくも亡くなった弟のマイケル・ブレッカーの楽曲やボブ・ミンツァーのビッグバンド風楽曲、マイク・スターン楽曲などを披露。最後はやはりブレッカー・ブラザーズのスリリングな楽曲「Rocks」を演奏。各人のソロがフューチュアされるがここでの聴き所はデニチェンの超絶ドラミング!迫力ある重低音の中に繊細に刻んでいるリズムが素晴らしく、生で観れて良かった。アンコールは「JEAN PIERRE」の短縮ヴァージョンで締めて終了。

なぜ短縮かというと、終了が押し押しで23:00を回っていたから・・・バンド入れ替えが15分しかないってのはちょっと無理があるのでは??

ザ・ブレッカー・ブラザーズ(紙ジャケット仕様) ザ・ブレッカー・ブラザーズ(紙ジャケット仕様) (Rocks収録)

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LIVE鑑賞~小林香織、MAYA、アキコ・グレース

THE LOOK OF JAZZ Special Live  Tribute to John Coltrane7/17(火)at半蔵門 TOKYO FMホール

コルトレーン Ballads Giant Steps My Favorite Things

今から40年前の1967年7月17日に1人のジャズ・サックスの巨人が天に召された。そう、2007年7月17日はジョン・コルトレーン没後40年に当たる節目の日である。ちょうどその日に、ミュージックバード(国内唯一のPCM衛星デジタルラジオ放送)開局15周年記念イベントとして、日本の若き女性ジャズ・ミュージシャンを3組集めてコルトレーンのトリビュート・ライブを行う流れとなった。

この日のライブは応募抽選などで300名ほどのジャズファンが集まったわけだが、18:30開場を前に多くの客が列をなし、早めの開場となったくらい。ステージに向かって右手2列目の位置を確保することができ、演奏を観る分には申し分ない。しかし、左手のピアノや司会者が位置する場所はやや見づらくなってしまったが贅沢は言えない。

19:00ちょうどにスタートとなり、最初のバックミュージシャンだけが登場し演奏を始める。どうやら小林香織が1番手のようだが本人なしで軽快な演奏を進める。その演奏が終わり、司会者の登場。何気にお目当ての1人でもある島田奈央子がその大役を務める。彼女はミュージックバードTHE JAZZチャンネルの番組を担当しており、ジャズに精通した美人音楽ライター。詳細は後ほど語るとして、彼女は赤のノースリーブドレスを身にまとい華やかに登場。とても30代後半に見えないかわいらしさ、いや美しさである。

そして、1番手の小林香織(sax,flute)の登場。JAZZ/FUSION界のアイドルである彼女だが、今日は紫のタンクトップに迷彩ズボンに黒のゴツいブーツで髪はややワイルドに仕上げた出で立ち。ちょっととんがったテンションなのだろうか?でもトークは明るいいつもの彼女であった。演奏は3曲と短かったが、いつものバンドメンバーを従え全曲コルトレーンながらFUSION風アプローチで香織テイストに染めていた。軽快なブロウも決めていたし、内容も良かったし他では見れない貴重な演奏であった。

Fine

2番手はMAYA(vocal)で、コルトレーン楽曲をどう歌で表現するのかと思ったがこれもなかなかなアプローチ。オリジナルがこういう曲だったかと思わせるかのような歌い上げである。

キッス・オブ・ファイヤー

真打はアキコ・グレース(piano)で、シルバーのパンツスーツで凛とした出で立ちで登場。自己のアルバムでも多く取り上げてきたコルトレーン・ナンバーから名曲を3曲続けて演奏。アメリカ仕込のピアノはなかなかなもの。ラストに演奏したオリジナル楽曲がかなりアグレッシヴで引き込まれた。

アンコールでは、さきほどの小林香織も再登場して意外にもアキコ・グレースとの初共演という貴重な演奏も観れて満足。

ILLUME モメンタム

最後に、司会を務めた島田奈央子のジャズに関するエピソードもたっぷり聴けたし、島田奈美(元芸名)から島田奈央子(本名)として音楽ライターやDJとして活動するきっかけのひとつにクラブジャズの出会いがあったということで、いろいろと共感できるわけ。でも、島田奈美さんも良かったですよ・・・

ベスト

セットリスト:

小林香織
1.モーメンツ・ノーティス
2.ナイーマ
3.インプレッションズ

MAYA
1.ブルーモンク
2.イフ・アイ・ワー・ア・ベル
3.キエン・セラ
4.ユー・アー・マイ・エヴリシング

アキコ・グレース
1.ジャイアント・ステップス
2.マイ・フェイヴァリット・シングス
3.イット・クッド・ハプン・トゥ・ユー
4.パラドキシアル・クライメント

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LIVE鑑賞~東京ブラススタイル

東京ブラススタイル お色直しLIVE!』 6/28 at 渋谷duo MUSIC EXCHANGE

アニジャズ 1st note アニジャズ 1st note

女の子11人構成のブラス・ユニット、東京ブラススタイル。2005年に結成しインディーズで3枚のアルバムをリリース。誰もが知っている国民的アニメソングをユニークにアレンジした内容で、主に下北サブカル系に絶大な支持をうけてこのたび、8/8にアルバムブラスタ天国でメジャーデビュー。

そして、そのメジャーデビュー前のお披露目とメンバーも若干代わり久々のライブとのことで「お色直しLIVE」というのがこれ。会場には20~30代男女から40代以上男子まで割りと幅広い。メンバーが登場すると掛け声もかかり早くもボルテージが上がる。さすがに11人女子がステージに並ぶと華やかである。全員色違いのカラー網タイツが眩しい。でもどちらかというと、色気というより素朴なかわいらしさが強い感じ。

Ph_all_1 肝心な演奏は、多少学園祭のノリに近いものを感じてしまったが、よくよく聴くとJAZZ/FUSION系のおいしいフレーズを引用していたり、サンバ、スカ、ファンク的アレンジで楽曲はかなりバラエティに富んでいて、全部有名アニメ楽曲というのが初めて聴くものにも聴きやすさ、おもしろさを与えてくれる。個人的には、痛快ファンク・アレンジの「スキスキソング」、フューチャー・ジャズ風に怪しく仕上げ、唯一のヴォーカル入り「ラヴ・スコール」(tb担当の本村彩織ちゃんの歌声がなんとも艶っぽい)が印象的。

ドラム、ベース、鍵盤のリズム隊が割りとしっかりしているのでメインのブラス隊が自由に暴れまくることが可能だが、今回1時間強の短いライブなので今後2時間以上のライブをやるには体作りが必要かも。特に、でかい管楽器担当は大変だろうが、期待しているので。

セットリスト:
1.摩訶不思議アドベンチャー 「ドラゴンボール」より

2.キューティーハニー     「キューティーハニー」より
3.風の谷のナウシカ      「風の谷のナウシカ」より

4.キャンディ・キャンディ    「キャンディ・キャンディ」より
5.アタックNo.1の歌       「アタックNo.1」より
6.スキスキソング        「ひみつのアッコちゃん」より

7.君をのせて          「天空の城ラピュタ」より
8.ラヴ・スコール        「ルパン三世」より

9.となりのトトロ        「となりのトトロ」より
10.ルージュの伝言      「魔女の宅急便」より
11.おどるポンポコリン    「ちびまるこちゃん」より

ENCORE
1.サザエさん一家      「サザエさん」より
2.鉄腕アトム         「鉄腕アトム」より

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LIVE鑑賞~小林香織

小林香織 3rdアルバム「グロウ(初回限定盤)(DVD付)」発売記念ライブ』3/15 at 六本木STB139

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JAZZ/FUSION界のアイドル香織姫の恒例アルバム発売記念ライブを鑑賞。思えば、姫との最初の出会いは2年前の「クロスオーバージャパン2005」でのサブステージに颯爽と登場したところ。数多く大物が参加する中そのフレッシュな演奏と愛らしいルックスであっという間に夢中になってしまったのを今でも鮮明に覚えている。その後、節目となるライブはだいたい鑑賞させてもらいこれがライブハウスでは4回目となる。

 20:00を回ったところでSEが入りメンバー登場。今回はハタヤテツヤ(key)、柴山哲郎(g)、日野賢二(b)、村上広樹(ds)というメンバー。日野賢二はおなじみだがあとのメンバーは初めてに近い。そして香織姫だが、ポニーテールに緑のタイトミニにルーズソックスというなんとも若くかわいらしいスタイルで登場。そしてリズムに合わせ腰を振りながらサックスを演奏する姿に即効やられてしまう。ちなみに1981年10月20日生まれというから現在25歳。全然OKでしょう。おなじみの2曲を演奏して、これまたかわいらしい声でMCに入る。自他共に認めるアイドルっぷりにある意味感服である。ルックス先行で見られがちでしかもこの手のジャンルとなるとオヤジたちを納得させようと却って「わたしをそういう目で見ないで」みたいなスタイルになりがちだが、姫はとにかく聴き手と送り手が共に楽しんでもらうことを最優先で視聴覚全てに訴えられるアーティストとしての方向性を行っている(のではないだろうか)。

 肝心の演奏だが、もちろんニュー・アルバム楽曲が7割を占めているので新鮮であるが楽曲的なものは前2作と同様なPOPなFUSIONが中心。POPな「AIRFLOW」、イントロのブロウに成長をうかがわせる「PASSING LANE」が秀逸。アルバムではCharがゲスト参加している「TOY'S JAM」も渋い。(今度はCharをゲストに迎えたライブを是非!)

 そしてバンドメンバーとのまとまりが感じられたのがカバー楽曲である「TELL ME A BEDTIME STORY」がめっちゃかっこよかった。ここでは姫はフルートを奏でるのだが、以前聴いていたちょっと怪しい(失礼!)フルート演奏と違って、ノリノリのアレンジということもあり非常にグルーヴがあってよかった。この曲は今後収録してほしいナンバーだ。

 ということで、2ステージで約2時間のライブを堪能。そしてまた最新アルバムを中心に聴きまくるのであった。

ソーラー ソーラー (1stアルバム)

Fine(DVD付) Fine(DVD付) (2ndアルバム)

セットリスト:

1stステージ

1.ENERGY ~『Fine』

2.SOLAR ~『Solar』

3.AIRFLOW ~『Glow』

4.WARMTH ~『Glow』

5.TELL ME A BEDTIME STORY ~カバー(ハービー・ハンコック)

2ndステージ

6.KIRA-KIRA ~『Fine』

7.WALK IN THE NIGHT  ~『Glow』

8.DAWN IVORY  ~『Glow』

9.LULLABY CHILD  ~『Glow』

10.TOY'S JAM ~『Glow』

EN.PASSING LANE  ~『Glow』

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LIVE鑑賞~アンナケイ

アンナケイ(Annekei)」2/17(土)Motion Blue yokohama

 去年はあれだけライブ行ったのに、2007年は実はこれが最初の公式ライブ鑑賞。ちょっと1月は機会がないくてごぶさた。で、雨がしとしと降る中、横浜赤レンガ倉庫まで足を運ぶ。

  TAKASHI MASUZAKI presents "The Lounge vol.9"with Special Guest Annekeiと名打たれたライブであったが、増崎孝司(g)はあくまでも裏方演奏でその実は普通にアンナケイがメインのライブであった。もちろんそれをわかった上で観にいったわけだが、あとのメンバーは本当にシンプルにクリス・ミン・ドーキー(b)を加えただけ。しかし、これで十分成り立つ意味がこのあとでわかる。

 アンナケイは白のシャツにジーンズ姿というシンプルな衣装ながら映えるのはやはりくくった金髪に目鼻立ちのしっかりした白人だからか。でも、外国人の24歳にしては(大して知らないが・・)かわいらしすぎる。とてもコケティッシュなそのルックスと歌声に終始見とれることとなった。
 1曲目は彼女のアルバムラストに収録されている「SHIKI~四季~」で日本語で日本の四季を歌った曲。それをピアノの弾き語りで披露。その後のMCでも極力日本語を取り混ぜて話す彼女の姿勢に感動。まだ日本に関わって時間が経ってないはずなのに一生懸命日本文化を理解しようとしているのが伝わってくる。
 約10曲90分弱の短いステージながら、1stアルバムからの楽曲や新曲「WHY」やホイットニー・ヒューストン「ボディガードのテーマ」などのカバーもありバラエティに富んだ内容。彼女もピアノ、ギターを代わる代わる演奏しながら見事に歌い上げた。「Brother」「Baby You」などのアルバム曲もよかったがアンコールで演奏した「君の瞳に恋してる」のカバーがしっとりとしながら華やかで良かった。結構、いろんなタイプの曲を歌える人なんだなと実感。
 一応、ジャンルとしてはJAZZになっているけどそこに捉われず、JAZZYな曲も歌えるオールラウンドなPOP女性シンガーソングライターとして飛躍していくことを期待。

Annekei Annekei  

 あ、もちろん増崎さんの間に入るきっちりしたアコギソロやリズムを引っ張ったクリスのベースが良かったからこそアンナの歌が引き立ったわけで。クリスは3/14にソロアルバム『ザ・ノマド・ダイアリーズ』 発売とのことでこちらも期待。

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マイケル・ブレッカーを偲ぶ

訃報記事・・・

マイケル・ブレッカー氏(米ジャズ・テナーサックス奏者)AP通信によると、1月13日、白血病のためニューヨークで死去、57歳。

え?何事かと。。15日の朝、この記事で愕然。

何せ、その前に昨年に制作した3年半ぶりのニュー・アルバムが3月21日発売ということで、完全復活を確信していたから。。。

とにかく、ご冥福をお祈りいたします。。。

思えば、FUSION狂の自分とブレッカーズとの出会いは大学生のころ。『ヘヴィ・メタル・ビバップ』というアルバムがとにかくすごいというので聴いたら、一発ではまるわけ。

ヘヴィー・メタル・ビバップ ヘヴィー・メタル・ビバップ

キメはバシバシ決まり、兄ランディと弟マイケルの超絶ソロがうねりまくり。名曲「SOME SKUNK FUNK」「SPONGE」はこのライブ盤がやはりいつ聴いてもすごい。

そのあと順番はめちゃくちゃだが、過去作品をかたっぱしから聴きまくる。

ザ・ブレッカー・ブラザーズ ザ・ブレッカー・ブラザーズ

この1stアルバム『ザ・ブレッカー・ブラザーズ』には上記記述2曲や「ROCKS」なども入り、1stにしてベスト的内容。

そして聴き始めのころは過去のユニットであったが、1992年に復活する。この『リターン・オブ・ザ・ブレッカー・ブラザーズ』はリアルタイムということもあり聴きまくった感がある。

リターン・オブ・ザ・ブレッカー・ブラザーズ リターン・オブ・ザ・ブレッカー・ブラザーズ

このころのマイケルはすでにソロとしてアルバムも出しており、JAZZミュージシャンとしても地位を確立しつつあったが、FUSION的アプローチはやはりブレッカーズとして爆発する。EWIを駆使した「SONG FOR BARRY」、変態リズムがうねる「ABOVE&BELOW」など今聴いても興奮する。

そして1994年に『アウト・オブ・ザ・ループ』発表後来日公演も行い、初めて生ブレッカーズを大阪ブルーノートで観た。感動というか、凄すぎてそのときはよくわからなかったのが正直なところ。

その後またブレッカーズとしては活動を停止することになり、ソロ活動が活発となる。ソロではもっぱらJAZZとしてのアプローチが強くなり世界的に人気・実力ともに最高のテナー・サックス奏者の地位を確立。

ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック ニアネス・オブ・ユー:ザ・バラード・ブック

2001年にユニバーサルJAZZコンベンションで再び拝見。小曽根真との競演が素晴らしかった。2002年8月には野外イベント「東京JAZZ」でハービー・ハンコックのSUPER UNITで参加したのも鑑賞。2003年8月の野外イベント「Mt.Fuji JAZZ FESTIVAL」では、なんと“ブレッカー・ブラザーズ”として出演。夜の富士スピードウェイに鳴り響いた「SOME SKUNK FUNK」は感激もの!そして、この姿が自分にとって最後の生マイケル・ブレッカーになるとは思いもしなかった。。

2005年には骨髄異形成症候群という病気が判明し、療養生活に入る。そんな中、ランディ・ブレッカー名義ではあるがブレッカーズのニュー・アルバム的内容である、その名も『サム・スカンク・ファンク』が発売。

サム・スカンク・ファンク サム・スカンク・ファンク

今は、彼が残した最高の音楽を再確認し最後のアルバムを聴けるときまで待つしかない。

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LIVE鑑賞~上原ひろみ

上原ひろみ12/11(月)at国際フォーラムC。

がんばって先行予約でGETして2年ぶりの鑑賞。彼女のライブ鑑賞はJAZZフェス含め3回目になる。昨年のツアー、今年の東京JAZZはソールドアウトとなってしまい行きそびれてしまったが、2年前の東京JAZZではまだ1番手の演奏であったが彼女が今年はほぼメイン扱いであのチック・コリアと共演するくらいになってしまったくらい。

メンバーはいつものトニー・グレイ(b)とマーティン・ヴァリホラ(ds)。年齢もみな近いし気心が知れた連中と想像する。とにかく、今回のライブも凄かった。以前にも増してパワーアップした演奏。ひろみちゃんはキース・ジャレットばりのうなり声を上げながら鍵盤をたたく、たたく。ソロもCD以上の激しいフレーズの連発。でも、MCになるとかわいらしい声で素朴な発言をするのであった。

そう、以前ライブ終了後にご挨拶させていただく機会があったのだが、体も小さく性格も控えめといった感じで全然演奏時の激しさは見られない。そして笑顔がなんともかわいらしい印象があった。それがライブのMCにも現れている感じ。

CDだけを聴いていても楽しめるが、やはり彼女のパフォーマンスは生で見ないと!そして、もっとファンになってしまうであろう。

↓今回のツアーパンフ

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個人的には、ライブでやらなかったけど1stアルバム『another mind』の1曲目「XYZ」が大好きで、これを聴いたときジャズとかジャンルを飛び越えて鳥肌がたった衝撃を今でも覚えている。

アナザー・マインド

さらに、2007年2月21日には4枚目のオリジナル・アルバムが発売。ギターを加え、強力なジャズ・ロック・アルバムになるよう。

そして、すぐにでもまた来日してくれ~

タイム・コントロール

アーティスト:上原ひろみ
販売元:ユニバーサルクラシック
発売日:2007/02/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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LIVE鑑賞~市原ひかり

 11/22 目黒ブルースアレイジャパンでの市原ひかり2ndアルバム『Sara Smile』発売ツアー最終ライブを観る。

 ちなみにそのアルバムがこれ。

サラ・スマイル

 1stが結構POPな内容だったのに比べると、完全なJAZZ。おまけにスウィング・ジャーナル・ゴールドディスクにもなっている。

 しかし、スタンダード・カバーだけでなくしっかりオリジナル楽曲が2曲収録されているのが興味をそそられる。やっぱりカバーだけではアーティストの個性が出ないので。

 ということで、ライブはほぼこのアルバムからの楽曲を披露。さすがにレコーディングに参加したピーター・ワシントン、ルイス・ナッシュなどはいないがピアノのアダム・バーンバームがこのツアーに参加。真面目な性格が伺える演奏も安心して聴けるし、独学で急遽覚えた日本語でのMCも好感度を上げた。あとは国内ジャズの大御所、井上陽介(b)と小山太郎(ds)がバックをしっかりと支える。

 1stステージは1曲目が「Intro」でラストを「I've Got It」と彼女オリジナル楽曲で締めくくる。比較的POPで軽快なナンバーだ。2ndステージは「Sara Smile」「Cleopatra's Dream」などお気に入りのスタンダード・ナンバー。それも独自の解釈で新鮮な展開を聴かせてくれた。

 昨年末見た1stライブに比べれば格段に演奏も進化しており、表現が豊かになった感あり。これで、ハイノートを出してきたらビックリものだけど。

 あと、ストレートのセミロングの髪、黒のタイトミニにロングブーツ(絶対領域あり!)というファッションはシックな中にもまだ23歳というフレッシュさを感じてやまなかった。バックミュージシャンも客も平均年齢高いので余計にね!MCも等身大のかわいらしさがあって良かった。

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先週のお買い物(CD)

 某黄色の外資店にて、JAZZ関係対象商品CDがWポイントとあり複数購入してしまった。結果、6000近くなり、更に全品Wポイントとなりお得な感じ(ヘビーユーザー向けだけどね)。

①『MAYNARD FERGUSON/M.F.HORN 2& THE BALLAD STYLE OF・・・

MF Horn: Ballad Style

 日本ではあまり有名ではないかもしれないが、JAZZトランペッターの中でも一番好きな人。昨年あたりから、70~80年代の名盤が輸入盤で続々と再発されてきていてこれも最近CD化されたアナログ2in1CD。「シャフトのテーマ」「スピニング・ホイール」「ヘイ・ジュード」なんかが大胆にアレンジされていておもしろい。

 CD化されることは期待できてなかったので中古アナログで見つけては購入していたのだが「M.F.HORN2」はすでに持っていたかな。

 そして、情けないことに彼が今年の8月23日に亡くなっていた(享年78歳)ことを先月購入したJAZZLIFEで知る。ネットの訃報一覧にも載ってなかったじゃんかよ!ていうくらい日本では一般的ではなかったのか。改めて合掌・・・

 ビッグバンドのトランペッターとして自ら楽団を率いて活動していて、そのハイノートは他を寄せ付けない迫力があり、70年代からポピュラー音楽をビッグバンドアレンジでカバーしたりして注目を浴びる。その演奏はCROSSOVER/FUSIONに通じるものがあり他に類を見なかった。

 日本で一番有名なのはウルトラクイズのテーマ曲で使われた「スタートレックのテーマ」であろう。原曲がわからなくても30代以上の人はこの曲を耳にしたことはあるはず。

↓「スタートレックのテーマ」や「ロッキーのテーマ」を収録した傑作アルバム。ボブ・ジェームスがプロデュースしてるんだよなー。

征服者~ロッキーのテーマ 征服者~ロッキーのテーマ

アーティスト:メイナード・ファーガソン
販売元:ソニーミュージックエンタテインメント
発売日:2003/11/19
Amazon.co.jpで詳細を確認する

②『tok tok tok/from soul to soul

From Soul to Soul

 これはジャケでまず食いつき、試聴して確信して購入した1枚。

 ドイツJAZZで活躍する2人のユニット。アイザック・ヘイズ、ジェームス・ブラウン、EW&F,スティービー・ワンダー、ハービー・ハンコックといったリスペクト アーティストに捧げる内容となっている。なるほど、一聴してそのフレーズが何にインスピレーションされたかがわかる。とにかく、ソレ系が好きな人やコリーヌ・ベイリー・レイ、エイカ・バドゥあたりが好きな人は迷わず買い!

 他にも数枚あるがピックアップはこの辺で。

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