2019年9月 1日 (日)

LIVE鑑賞~第18回 東京JAZZ"the HALL"8/31(Sat) daytime@NHKホール

『第18回 東京JAZZ"the HALL"8/31(Sat) daytime』2019/8/31(土)12:30-@NHKホール


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2年ぶりの参戦となる東京JAZZ。昨年はラインナップがいまいちでお見送りして、今年も微妙な感あったが初日の昼のみ参戦。初期は味の素スタジアムで1日中鑑賞できたのが、会場を国際フォーラムに移ってから昼と夜で観客入替する流れになり、NHKホールに移って一部で3組出演だったのが2組となり割高感があり徐々に敷居が高くなってる感あるのでもう少しハードル下げて門戸を広げてほしいところ。その分、ホール外での入場無料のステージなどは充実してきているようではあるみたい。


ミシェル・ンデゲオチェロ

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最初に登場したのはミシェル・ンデゲオチェロ。20年前のデビュー時の頃はよく聴いていたのだが近年はご無沙汰。どうも昔と音楽性が変わってきているとのことであったが、ライブが始まってなるほどこういう感じね。。。自分が好きなファンキーなソウルなテイストはほぼなく内省的な音楽が続きちょっと残念なライブであった。(このテイストが好きな人はごめんなさい)ベースをブイブイ弾きながら歌うミシェルが観たかったなー。


Meshell Ndegeocello(b,vo)

Chris Bruce (g)
Abe Rounds (ds,vo)
Jebin Bruni (key, vo)

セットリスト:
01.Suzanne
02.Wasted Time
03.Rapid Fire
04.Vitamin C
05.Forget My Name
06.Shopping For Jazz
07.GRACE
08.Waterfalls
09.Trouble
10.NEVER STILL WATER
11.Atomic Dog
12.Good Day Bad


MISIA × 黒田卓也

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30分の休憩を挟んで登場するのはMISIA × 黒田卓也。まずはバックメンバーが登場してオープニングナンバーはインストの「ABC」。これこれ、求めていたファンキーなサウンド。直前までのモヤモヤを払拭してくれる軽快なリズムに乗せてホーンセクションのソロも入り気分が上がってきたところで「来るぞスリリング」でお待ちかねのMISIA登場。この曲、タイトル通りスリリングな演奏でたまりませんわ。その後もソウルフルな演奏にMISIAのパワフルな歌声に魅了されるばかり。終盤には得意のバラード曲も挟み、「陽のあたる場所」「つつみ込むように・・・」の初期名曲は圧巻。特に「つつみ込むように・・・」は20年前に聴いた衝撃が蘇り今回初MISIA鑑賞で出だしのハイトーンに曲中のロングトーンには鳥肌立ちまくり。このMISIAライブで2組分の元は取れた感じであった。




MISIA (vo)
Takuya Kuroda(tp)
Corey King(tb)
Craig Hill(ts)
大林武司(key)
Rashaan Carter(b)
Tomo Kanno(ds)

セットリスト:
01.ABC
02.来るぞスリリング
03.めくばせのブルース
04.変わりゆくこの街で
05.真夜中のHIDE-AND-SEEK
06.LADY FUNKY
07.AMAZING LIFE
08.オルフェンズの涙
09.陽のあたる場所
10.つつみ込むように・・・
11.アイノカタチ
























 

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2018年11月18日 (日)

LIVE鑑賞~向谷実 presents “East meets West 2018”@東京国際フォーラム

向谷実 presents “East meets West 2018”』2018/11/16(金)@東京 国際フォーラム ホール C


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今や、鉄道業界の知名度の方が高いのでは?と思われる、向谷実が久々にフュージョン・アルバムを出し、そのメンバーでライブを行うということが伝わって、個人的にも久々に向谷実がキーボードを演奏する姿を見に行く。


今年の10月に発売されたアルバム『The Games』はアメリカから5人と日本から5人のミュージシャンが集まってアメリカで録音された。そのメンバーは錚々たるメンツで、


向谷 実/キーボード・総合プロデュース
Don Grusin/キーボード
Ernie Watts/サックス
Harvey Mason/ドラムス
Abraham Laboriel Sr./ベース
Paul Jackson Jr./ギター
エリック・ミヤシロ/トランペット
本田雅人/サックス
中川英二郎/トロンボーン
二井田ひとみ/トランペット



日本のミュージシャンは各パートを代表するホーンセクション。そしてアメリカのミュージシャンは超の付く腕利きベテランミュージシャン揃い。特に、ドン・グルーシンとハーヴィー・メイソンは1982年録音のCASIOPEA『4×4』で当時向谷と競演した間柄であり、35年を経て共演する姿が観れるのは感慨深いもの。


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ライブはフュージョン好きと思われるベテランなファンが多く集まりその雄姿を楽しみに待つ。今回座席は1階前方エリア中央でミュージシャンの表情まで良く見える位置で臨場感が半端ない。


定刻になりメンバー登場でライブ開始。ライブは、アルバム楽曲をレコーディングとは異なりアドリブを多めに入れたロング・ヴァージョンで披露。各人ソロプレイを贅沢に聴けて満足。とりわけ、アーニー・ワッツは70歳超えながらテナーサックスをアルトのように高音でブロウするソロはさすがと。本田雅人とのハモリSAXや掛け合いも痺れた。あとは、周りが70歳超えなので比較的若めな(?)ポール・ジャクソンJr.が小気味よいフレースを弾きまくっていてカッコ良かった。あの「キューン!」っていうカッティングはキュンキュン来るね。


アルバム楽曲以外で、CASIOPEA『メイク・アップ・シティ』収録の向谷実楽曲「Reflections Of You」を当時のDX7音源を使用しての演奏は沁みるものがあった。やはりDX7は画期的な楽器だったのだと再認識。


あくまでプロデューサーとしての立場からか、自分の演奏より全体を指揮することが多かった向谷実。当然MCは、久々に聞くシカイヤ節は健在。随所に笑いを誘うしゃべりはさすがである。


アンコールまで含めてちょうど2時間のライブで、向谷自身「来年またお会いしましょう」と言っていたので1回で終わらず毎年何かしらこのような企画を続けてほしいものである。

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2018年4月 7日 (土)

LIVE鑑賞~村上“ポンタ”秀一~奇跡のJAZZ FUSION NIGHT~@中野サンプラザ

『デビュー45周年 神ドラマー 村上“ポンタ”秀一ライブスペシャル「音楽境地」(壱)~奇跡のJAZZ FUSION NIGHT~』2018/4/6(金)@中野サンプラザ


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【出演】
村上“PONTA”秀一(Dr)、角松敏生(Vo&Gt)、高中正義(Gt)、渡辺香津美(Gt)、Char(Vo&Gt)
和田アキラ(Gt)、岡沢章(B)、グレッグ・リー(B)、斉藤ノヴ(Perc)、三沢またろう(Perc)、
国府弘子(P)、森村献(P)、大坪稔明(Kb)、小島良喜(Kb)、本間将人(Sax/Kb)、
FIRE HORNS<Atsuki(Tp),Juny-a(Sax),Tocchi(Tb)>、橋本和也(Sax)、吉澤達彦(Tp)


1972年にプロデビューして以来、ドラム活動45周年を迎え開催された村上“ポンタ”秀一ライブスペシャル。今回は、~奇跡のJAZZ FUSION NIGHT~と題して主に1970~80年代に関わったFUSION系ミュージシャンとの共演ということでベテラン音楽ファン狂喜乱舞の一夜となった。


もちろんチケット完売であったが、そのチケットもポンタ使用ドラムスティック特典ありSS席\15,000からA席\7,000まで多種あり、値段高くても前でガッツリ観たい人と、後ろの席でもいいから多少安いほうがよいニーズを組んで満遍なく集客できて良かったと思われる。当方は特典なし通常のS席\9,500であったが、これが前方中央エリアである意味最善な場所かと(最前すぎると音のバランスが悪くなるし)。


18:30ほぼ定刻に会場は暗転し、MCで田中美和子が登場。この方、後で思い出したが90年代に笑福亭鶴光と「噂のゴールデンアワー」のパーソナリティを務めていて、下世話なトークをうまいこといなしていた記憶がある。それがまさに今回、ポンタとのMCの掛け合いですぐ話が脱線したりヤバめな話題になると美和子さまがポンタを嗜めるように会話を進めていく展開がいつしか会場を和やかな雰囲気にしてくれてとても良かった。


ということで、ステージには豪華なセッティングに大勢のミュージシャンが登場。まずは渡辺香津美から。1曲目はバックにオールメンバーを従えて演奏した後、本来のMOBOⅢとして香津美、グレッグ・リー、ポンタの3人で演奏が始まる。やはり名曲「UNICORN」が始まると観客のFUSION好き男子がリズムを刻み始めるね。MOBO時代の難解な楽曲では複雑なリフやリズムが続き序盤からポンタ飛ばし気味で大丈夫か?


「Σ」では途中ステージ下手から赤襦袢の女性が妖艶な舞で参加。すぐ引っ込んだと思ったら再登場して今度はピアノを弾き始める。よく見たら国府弘子じゃん!後のMCで3日前くらいに急遽この曲の出演依頼があってパーティーグッズで赤襦袢用意したとか。頑張りましたね!

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続いては、高中正義の登場。ポンタも派手な衣装であるが高中も負けじと緑の柄ジャケットで派手な衣装。体調不良だったようだが冒頭にギャグもかまして演奏開始。「THUNDERSTORM」「BLUE LAGOON」「READY TO FLY」「黒船」と往年の定番曲が凝縮されて良い選曲。個人的には「BLUE LAGOON」はオリジナルバージョンでやって欲しかったが、「黒船」は新アレンジが斬新で割と良かったかな。


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そして角松敏生の登場。やはり前方にいた女性客は角松目当てだったので。ここではしゃぐ女性陣が多く見受けられたので。でも男性ファンもしっかりいますよ。比較的シック(に見える?)なスーツの角松は、今日のメイン出演者の中で58歳にして一番年下!という凄い中で恐縮した面持ちのような?ミディアム調にアレンジされた「SEA LINE」から落ち着いた感じでスタート。続くバラード「RAMP IN」では声量たっぷりに角松歌い上げ、ポンタの味のあるフィルが良い感じ。インストも良いが歌ものポンタは更に味があって良い感じ。


最後は難曲「OSHI-TAO-SHITAI」で、開始早々角松が演奏静止。確かに聴いてて違和感あったが出だしのリズムがベテランポンタをして合わなかったみたい。もちろん再演はキメもよろしくて終了。この曲、全員のソロ回しがあるのだが、ベースソロはなく岡沢章はひたすら堅実なプレイに徹していた。これが彼の持ち味ですから。その分、パーカッションの三沢またろう、斉藤ノヴ、そしてポンタに続く打楽器ソロ回しは心躍る。特にまたろうのプレイは随所に光ってました。


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そしてステージ転換もあり休憩を挟んでトリビュート・コーナーへ。最初はラテン・フュージョンの第一人者だった松岡直也トリビュートで3曲。ここではウィッシングメンバーであった和田アキラ,森村献が参加でラテンサウンドが繰り広げられる。ここでやはり光ったのが三沢またろうからのパーカッション。ポンタも言っていたが、直也さんの曲はメロディが美しいのでリズムはラテンなので音が賑やかになるところを旋律が綺麗に展開されているから聴きやすいから日本人好みになって良いね。とは言っても「NOCHE CORRIENDO」なんかキメが難しくて手拍子もヘタを打ちそう。

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続いては、ポンタとともに赤い鳥加入で以来49歳の若さで亡くなるまでセッションし続けてきた盟友・大村憲司トリビュート。大村憲司のギターを誰が演るのか?ということで当初は名を連ねてなかったCharが参戦決定ということで登場で会場大盛り上がり。しかし、Charがステージに立った瞬間何か華やいだ感じ。スターっていうのはこういうことなのか!

最初に演奏したのはCharの代名詞的な楽曲「SMOKY」。ポンタはこの曲を演りたくって仕方がなかったみたいで嬉しそう。それにしてもギターも歌もかっこ良過ぎなChar。

そして大村憲司のトリビュート楽曲は「TOKYO ROSE」。未発表ライブ音源として後に出ていた曲なので正直初めて聴くのだが、何か心に染みるサウンドであった。存命であればこの日のステージにメインギタリストとして間違いなく立っていたであろう大村憲司の素晴らしさに改めて気づかされた瞬間であった。


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最後は深町純トリビュート。この方の功績はアメリカNYのトップ・ミュージシャンの架け橋となり数々の共演を通じて多くのミュージシャンに影響を与えたこと。「ON THE MOVE」では出演者全員の豪華なアンサンブルが聴け、「SARA SMILE」では本間将人がデヴィッド・サンボーンばりの美しいサックスソロを奏で、「DEPARTURE IN THE DARK」では美しいピアノの旋律からホーンセクションの厚みあるサウンドにやられました。

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本編終了しても拍手はもちろん鳴りやまず、アンコールでポンタ登場。最後は現在も冠として活動しているリーダーバンドPONTABOXから。これもオリジナルメンバーでの再演を求めていたが佐山雅弘がどうしても都合合わず、、、、と悔やまれていたが、そこを国府弘子と岡沢章とのトリオでしっとりと演奏して、最後にポンタお孫さんが花束贈呈という微笑ましい場面もあり3時間半に渡る大ステージは見事終了。


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ライブライトルに(壱)とあったように、早速(弐)が11/1(木)同じく中野サンプラザで開催決定。今度はVOCAL NIGHTということで歌ものポンタライブ。しかし出演者がまだ発表されてないのでそれ次第ですぐ完売御礼でしょうね。

セットリスト:

●渡辺香津美MOBOⅢ
<渡辺香津美(Gt),グレッグ・リー(B),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.INNER WIND
02.UNICORN
03.遠州つばめ返し
04.Σ
05.SPLASH

●高中正義
<高中正義(Gt),斉藤ノヴ(Perc),三沢またろう(Perc),岡沢章(B),本間将人(Sax/Kb),小島良喜(Kb),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.THUNDERSTORM
02.MAMBO NO.5(DISCO DANGO)
03.BLUE LAGOON
04.READY TO FLY
05.黒船

●角松敏生
<角松敏生(Vo&Gt),国府弘子(P),岡沢章(B),大坪稔明(Kb),斉藤ノヴ(Perc),三沢またろう(Perc),FIRE HORNS<Atsuki(Tp),Juny-a(Sax),Tocchi(Tb)>,橋本和也(Sax),吉澤達彦(Tp),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.SEA LINE
02.RAMP IN
03.OSHI-TAO-SHITAI

●TRIBUTE TO 松岡直也
<和田アキラ(Gt),森村献(P),岡沢章(B),大坪稔明(Kb),斉藤ノヴ(Perc),三沢またろう(Perc),FIRE HORNS<Atsuki(Tp),Juny-a(Sax),Tocchi(Tb)>,橋本和也(Sax),吉澤達彦(Tp),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.A SEASON OF LOVE
02.NOCHE CORRIENDO
03.A MEMORY OF MAJORCA

●TRIBUTE TO 大村憲司
<Char(Vo&Gt),国府弘子(P),岡沢章(B),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.SMOKY
02.TOKYO ROSE

●TRIBUTE TO 深町純
<和田アキラ(Gt),国府弘子(P),岡沢章(B),大坪稔明(Kb),斉藤ノヴ(Perc),三沢またろう(Perc),FIRE HORNS<Atsuki(Tp),Juny-a(Sax),Tocchi(Tb)>,橋本和也(Sax),吉澤達彦(Tp),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.ON THE MOVE
02.SARA SMILE
03.DEPARTURE IN THE DARK

アンコール
●PONTA BOX
<国府弘子(P),岡沢章(B),村上“PONTA”秀一(Dr)>
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2017年9月 6日 (水)

LIVE鑑賞~東京JAZZ2017 "the HALL"

『第16回 東京JAZZ"the HALL"JAZZ SHOWER』2017/9/3(日)@NHKホール


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ここ10年ほど国際フォーラムを会場にしていた「東京JAZZ」であるが、今年は渋谷の街全体を使って「東京JAZZ」を催すことになり、メイン会場のNHKホールは通常のライブを行うが、周辺のケヤキ並木ではフリーライブとともに屋台が出てフェス感を煽る。そしてライブハウスなどいくつかの会場でも同時進行でライブを行う新しい試み。


とはいえ、メインの出演アーティストが年々乏しくなっていると感じるのは自分だけだろうか。土曜日の夜公演も観るか迷ったが、ここは日曜夜一本に絞って参戦。


ロン・カーター カルテット
ロン・カーター(b)、ウォレス・ルーニー(tp)、リニー・ロスネス(p)、ペイトン・クロスリー(ds)

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80歳を迎えたベースの巨人であり、ほぼ毎年出演している印象のロン・カーター。トラディショナルなジャズを披露し、安定の4ビートプレイや長いベースソロも聴かせてくれた巨匠は一生現役であることを証明。


川口千里TRIANGLE featuring フィリップ・セス & アルマンド・サバルレッコ
川口千里(ds)、フィリップ・セス(key)、アルマンド・サバルレッコ(b)


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この日、一番の期待のアーティスト川口千里。そしてその期待以上のプレイを魅せてくれてこの日を選んだ甲斐があった。欲を言えばステージ時間がちょっと短いことか。巨匠フィリップ・セスと、ドラムを叩いてなければ小柄な可愛らしい女子の千里ちゃんが真っ向勝負なプレイを繰り広げる姿は必見。



渡辺貞夫 CALIFORNIA SHOWER 2017 featuring デイヴ・グルーシン、リー・リトナー、ピーター・アースキン、トム・ケネディ
渡辺貞夫(sax)、デイヴ・グルーシン(p)、リー・リトナー(g)、ピーター・アースキン(ds)、トム・ケネディ(b)


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今年の「東京JAZZ」大トリを務めたのは世界のナベサダ。先ほどのロン・カーターも80歳で驚きだがナベサダはとっくに80歳超えの大巨匠。実は生でナベサダライブ観るのは初めてだが、80年代前後の作品はよく聴いたもので今回その頃のメンバーで楽曲披露というから見ておくしかないだろうと。

メンバー登場で既に会場から大喝采。この企画を楽しみにしていた人々が集まった感じ。1曲目は「オレンジ・エクスプレス」から。出だしテンポ大丈夫か?と思わせながら最終的にナベサダサウンドに落ち着く感じでまあ良かったかな。その後は割とアフリカ音楽やバラード系が続き、やはり年配になるとスローな楽曲に収まってしまうなと思っていたが、まさかの「ストレイト・トゥ・ザ・トップ」を披露。個人的にアルバム「オレンジ・エクスプレス」収録で好きだった楽曲だが、割とテンポよく展開も難しい楽曲だから今回はやらないだろうと思っていたし、さすがに原曲の再現までは難しかったが嬉しい限り。

トリということもあって1時間半演奏する十分すぎる内容で終演を迎えた。

いろいろと条件は厳しいとは思うが、来年はJAZZ/FUSIONファンみんなが期待する布陣を揃えて継続してほしいものである。

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2017年5月23日 (火)

LIVE鑑賞~DEZOLVE~DEZOLive in Saitama2017@川口SHOCK ON

DEZOLVE~DEZOLive in Saitama』2017/5/22(月)@川口SHOCK ON


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今日のライブは、個人的に場所も良くリーズナブルでお得なライブであった。前日に思い立って行く決心にして良かった。


というのも、2日前に角松敏生@戸田市文化会館のライブを観て、翌日その余韻に浸ってツイッターを眺めていたらドラムの山本真央樹のツイートで5/22に所属するバンドDEZOLVEのライブが川口であると。チャージが事前予約で\3000と通常のライブハウス並みでリーズナブル。まだ席に余裕があるというので前日予約。元々、DEZOLVE自体の音は聴いていたのでちょうど良い機会であった。


当日、19時手前に会場到着。川口駅近くの雑居ビル5Fにあって、中は普通のライブハウスとレストランを混ぜたような雰囲気で全く高尚さはなく入りやすい感じ。店員に導かれ中央付近の座席でしばし登場を待つ。1ドリンク&1フードがお決まりらしいので軽く飲み食いする分をオーダーしたが到着したらライブが始まってしまったので落ち着いて食事できず・・・


メンバーは、北川翔也(G)、友田ジュン(Key)、小栢伸五(B)、山本真央樹(dr)。とにかく全員若い。一番年上が山本真央樹で25歳になったばかりで他全員20代前半という。いやー、ミュージシャンは常に輩出されるが、JAZZ/FUSION界で新進気鋭な若手が出てきたことが嬉しい。


1曲目から最新アルバム冒頭の8分半の大作「Distance to the Light」で度肝を抜かれた。すっかりベテランになったDIMENSIONやTRIXを最初に聴いたときの衝撃に近いものがあったスリリングなFUSIONサウンドに心躍る。


MC進行役はリーダーでベースの小栢伸五。妙に明るくハキハキとしゃべるMCに好感が持てる(とかく、JAZZ系アーティストのMCはこもった声で聞き取りにくいことがあるので・・)。曲の説明や各メンバーのトークも盛り込み初見の自分に優しいMCであった。


1stセットは2枚のアルバムから交互に披露し、あっという間の1時間強が過ぎ休憩。15分ほど経ってからの2ndセットでは、アルバム未収録楽曲に早くも新曲を2曲披露。特にギターの北川翔也が書いた「BEAT EMOTHON」が高速ROCK/FUSIONでなかなか良かった。バラード「Whenever,wherever」からの、ドラムソロ~ベースソロはかなりの見所。やっぱり真央樹ドラムソロはタイトでキレがあっていいね。小栢ベースソロもスラップにキレがあっていいね。この小栢ベースが固定でアップライトベースとフレットレスベースがセッティングされており、曲中に交互に弾く姿はかなり器用で見ごたえあった。


2ndセットもあっという間に1時間が過ぎ、アンコールで超絶難儀な楽曲「Night of Megalopolis」で締めた。計3時間に渡るライブであったが、とにかくキレのある演奏を間近で観れて満足。ミュージシャンもリスナーも高齢化しているJ-FUSION界に明るい兆しが見えた感じ。

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2017年5月 5日 (金)

LIVE鑑賞~DIMENSION Live 2017 ~Best Of Best Tour~@モーション・ブルー横浜

DIMENSION Live 2017 ~Best Of Best Tour~』2017/5/4(祝・木)2nd@Motion Blue yokohama


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デビュー25周年で4月にベストアルバム発売したDIMENSIONの全国ツアーが横浜から始まり、モーションブルーでの4公演のうちの最終公演に参戦。

GW真っただ中ということで、赤レンガ倉庫周辺ではドイツビール祭りやらいろいろな催しが行われており倉庫内含めて大賑わいであった。そんな休日を満喫している人々を掻き分け赤レンガ倉庫3Fにあるモーションブルーへ到着。ちょうど呼び出し最中のタイミングで程なくして入場。7割がた客席は埋まっていたが、全体を見渡せ席幅に余裕あるシートを確保。鍵盤寄りで小野塚プレイはバッチリ観れる位置であったが、ドラムがほぼ隠れてしまったのがちょっと残念。


開演時刻になり後方からメンバー登場で、ちょうど間近を通るポジションだったのでテンション上がる。早速演奏に入ると、いきなり大好きな「Beat #5」から開始で気づくと全身でリズム取ってしまう自分がいた。続いて「Se.le.ne」とこれまた聴き馴染みある楽曲が続き、やはりベスト盤選曲ライブは楽しい。


MCも25周年にちなんで、デビュー時の風呂なしアパートだった貧乏話などをカツオちゃんが面白おかしくトークし、演奏とトークのギャップがまた楽しい。


そして今回のサポートメンバーは、ドラムはここ数年お馴染の元T-スクエアの則竹裕之。ベースは初見になるが、二家本亮介。このジャンルでは若手となる30代前半とか。この二家本くんがメンバー3人、特にマエストロ増崎からいじられまくって可愛がられている存在と認識。則竹さんのドラムは言うまでもなく、正確無比なTHE FUSIONドラムといった感じで、二家本くんのベースは荒々しい中にちゃんと主張してくるベースでスラップに指弾きに縦横無尽に対応する感じ。終盤のドラムソロで先走ってベース弾き始める可愛らしい間違えもあり記憶に残った。


勝田サックスが美しい「IF」や超絶難儀なリズムの応酬の「Break Out」などこれぞベストといった展開で、見ごたえあるライブであった。J-FUSION界でメンバー不変で25年やってきて安定した人気を誇るのはDIMENSIONだけ。今後も1年に1枚ペースで長く続けてほしいものである。



DIMENSION : 増崎孝司(g)、勝田一樹(sax)、小野塚 晃(key)
則竹裕之(ds)、二家本亮介(b)

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2016年8月 6日 (土)

LIVE鑑賞~Yuji Ohno & Lupintic Six 2016@ビルボード東京

Yuji Ohno & Lupintic Six2016/8/3(火)1st@Billboard Live TOKYO


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ルパンサウンドを長年手掛けている大野雄二が率いるLupintic Fiveは10年ほど活動続けていたが、今年メンバーが増えLupintic Sixとして新たな活動開始。

注目のメンバーは、新たに加わったという若手オルガニスト、宮川純。バッキングにソロに多くの曲で重要な旋律を任されておりなかなか良い感じ。そしてソロで既に人気確立しているトランペッター、松島啓之。次元大介のテーマとして人気曲「TORNADO 2016」でもかっこよいソロを披露。リズム隊の市原康(Drums)とミッチー長岡(Bass)は、初期ユー&エクスプロージョンバンドのメンバーでもあり、大野サウンドには欠かせないベテランメンバーで、そのプレイは現在も熱く渋い演奏で魅了された。

MC和泉の煽りもあり、基本ジャジーで大人なサウンドであるが、手拍子やスタンディングになる楽曲もあり会場は盛り上がる。そしてやっぱりみんな大好きな「ルパン三世のテーマ」では各人ソロプレイもありテンションが上がる演奏であった。



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大野雄二(Piano)
市原康(Drums)
ミッチー長岡(Bass)
松島啓之(Trumpet)
鈴木央紹(T-Sax,Flute)
和泉聡志(MC,Guitar)
宮川純(Organ)


セットリスト:
01.OPENING THEME
02.BUONO!! BUONO!!
03.LOVE SQUALL 2016
04.CHANT IWANAKYA AISANAI
05.ZENIGATA MARCH 2016
06.TORNADO 2016
07.ルパン三世 愛のテーマ
08.ルパン三世のテーマ
09.ENDING THEME
EN. サンバ・テンペラード

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2016年1月16日 (土)

LIVE鑑賞~MARLENE- Post Birthday Live 2016@COTTON CLUB

MARLENE- Post Birthday Live 2016』2016/1/11(祝・月)1st@丸の内コットンクラブ


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1/4の誕生日を記念して一日限りで行われたスペシャル・ライブに参加。マリーンといえば、1980年代前半にTHE SQUAREの「It's Magic」などのヒットにより日本FUSION界で人気のヴォーカリスト。当時から抜群のルックスと歌声とちょっとたどたどしい日本語がチャーミングでオジサマたちのアイドルであったが、御年56歳になられてもその印象は変わらなかった!


今回指定テーブル席端という位置を確保して開演を待っていたのだが、ちょうどメンバーが登場する間近な位置で、まずバックメンバーが入場した後にマリーン登場。黒のスリットドレスで、胸元がバックリ空き脚線美がわかるザックリと入ったスリットでセクシー全開の衣装。それをいきなり間近で観てしまったものだから冒頭からテンション上がりまくり。

この日のバックメンバーは、


Penny-K (key), マサ小浜 (g), 日野“JINO”賢二 (b), 川口千里 (ds), MARU (cho)


注目はJINOと千里ちゃんのリズム隊。JINOは言うまでもないテクニシャンであるが、千里ちゃんは数年前に超女子高生ドラマーとしてデビュー仕立ての頃に一回観て以来。改めて間近で観たら小柄でまだ可愛らしい見た目であるが、これがパワフルなドラムを叩くのですよ。

1曲目は「AQUARIUS~LET THE SUNSHINE IN」から。バラード曲を挟み、「ZANZIBAR NIGHT」「I CAN'T SAY GOODBYE」と続く。JINOの骨太なベースを軸に千里ちゃんも歌ものバックでしっかりとリズムキープ。ここまで聞き惚れる展開が続くが、MCで久々に聞くマリーンの英語まじりの日本語を聴くと場が和らぐ。最初はどうしようかと思ったセクシー衣装も、60歳になる前の今着ないと!ということで思い切って披露したわけだが、全然OKでしょ。
「You've Got A Friend」から「Whatcha Gonna Do For Me」と名曲カバーが続き観客はもうスタンディング状態。客の平均年齢はどう見ても50代オーバーだがみんな笑顔でノリノリな感じがイイネ。

最後は「It's Magic」で盛り上がり最高潮。途中のソロ回しで千里ちゃんのドラムソロ飛ばされちゃったような気がしたが?スリリングな演奏は良かったね。

アンコールは、カバー・アルバムからドナ・サマーの「MacArthur Park」。組曲風な展開で難易度高い良い楽曲なんだけど、これを最後に持ってくるのは???とは思ったが、トータルすると盛りだくさんで良かったかな。


最後にマリーンと握手に、千里ちゃんとハイタッチできて至福でした。

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2015年11月23日 (月)

LIVE鑑賞~DIMENSION 2015@日本橋三井ホール

『Live Dimensional-2015~28~』2015/11/23(祝・月)@日本橋三井ホール


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DIMENSION毎年恒例の年末ツアーの東京公演はここ数年、日本橋三井ホール。個人的には2012年以来3年ぶりのライブ鑑賞。

毎年最低1枚オリジナル・アルバムを発売し年末にかけて全国ツアーを行うのだが、そのアルバムもタイトル通り28枚目。この安定感が素晴らしい。

メンバーは不動の3人、増崎孝司(gt),小野塚 晃(pf/key/programming),勝田一樹(sax)に加え、サポート・メンバーも則竹裕之(drs),川崎哲平(b)の2人。何年も一緒なのでもうほぼバンドメンバーですな。

前半は最新アルバムからテーマごとに分けて7曲披露。とりわけ、メロウな勝田サックスが美しい「Precious」からの、12分もの壮大な組曲「Other Side Of The Sky」の展開が素晴らしかった。

後半は過去楽曲からノリノリのナンバーを次々と披露。終盤では3人が客席真ん中まで入り込みソロ回しを行うステージングもあり大盛り上がり。

久々に、これぞゴリゴリのJ-FUSIONを聴いて満足でした。


セットリスト:
01.Brightness Of The Morning Sun
02.Somber Corners
03.Seven Movements
04.No Time This Time
05.Precious
06.Other Side Of The Sky
07.Red Shoes
08.Walkin'
09.Jungle Dancer
10.Let's Talk

EN1.Break Out
EN2.Blue Sky

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2015年9月 8日 (火)

LIVE鑑賞~東京JAZZ2015 "the HALL"

『第14回 東京JAZZ"the HALL"』2015/9/6(日)夜@東京国際フォーラム ホールA

今年も行ってきました東京JAZZ。とはいえ、かつては土日昼夜全公演観たものだが、今年は日曜夜の部のみ。個人的にネームバリューが揃っていた回がここくらいだったかな。

17時開演のところちょっと早めに着いて、会場入りする前に地上広場でのフリーライブをビールでも飲みながら観るのも一つの楽しみであったが、この日は途中から雨が本降りになってきて野外ステージを観る余裕もなし。。。

早々に入場して一階ほぼ中央の座席に着く。若干ステージから距離はあるが、モニター含め全体像が見えるまずまずの席。



スティーヴ・ガッド・バンド featuring マイケル・ランドウ、 ラリー・ゴールディングス、ジミー・ジョンソン & ウォルト・ファウラー

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今年70歳を迎え、それを記念したリーダー・アルバムを引っ提げ、レコーディング・メンバーとともに登場したスティーヴ・ガッド。もうステージでドラムセットの前に居るだけで存在感ある感じ。演奏楽曲は基本的にミディアム・テンポの落ち着いた内容であったが、時折見せてくれる力強いドラミングに観客が湧く。最後の「ウェイ・バック・ホーム」では、冒頭静かな展開から最終的にゴージャスな演奏となり強烈なドラムソロを観て満足。


リー・リトナー
メルヴィン・デイヴィス、ソニー・エモリー、ジェシー・ミリナー
Guest: TOKYO JAZZ HORNS(市原ひかり、小林香織、駒野逸美、浜崎航、宮本大路)


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初期楽曲から新曲までを網羅したセルフ・カヴァー・アルバム「ツイスト・オブ・リット」を引っ提げ、登場した日本大好きリー・リトナー。今回は気心知れたバックメンバーに加え、日本のホーン・セクションを追加して披露する豪華な布陣。

冒頭は通常バンド・スタイルで開始。やっぱりリトナーのギター・サウンドは耳慣れて心地よい。

途中よりホーン・セクションを呼び込み、アルバム楽曲を披露。ただちょっとホーンの音圧が低いというか、もう少し出音があっても良かったかな。各自のソロもアンコール曲以外ほとんどなく、あまり音合わせする時間もなかっただろうからちょっと勿体無い感じ。とはいえ、久々生で観た小林香織姫は可愛かったなー。

このバンドの見所は他にも8弦ベースを操るメルヴィン・デイヴィスと、安定のリズムキープかつ超絶テクニックで魅了するソニー・エモリーのドラムによるリズム・セクション。2人とも以前から目にしてはいたが、この日は特にその技術が際立っていた感じ。



フォープレイ

ボブ・ジェームス、チャック・ローブ、ネイザン・イースト、ハービー・メイソン

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最後は、グループ結成25周年を迎えるフォープレイ。個々がJAZZ/FUSION界の大御所である4名による極上のサウンドが世に出てから四半世紀も経ったのですな。若かりし頃はテクニック重視であった演奏もここまでの経歴でくると"抑え"の極みみたいな大人な演奏になるのかなと。

アンコールでは、初代ギタリストのリー・リトナー、2代目のラリー・カールトンが登場し、フォープレイならぬ、シックスプレイを実現。この豪華共演に観客も一番の盛り上がりを見せた。

個人的に思ったのは、そんな花形のリトナー、カールトンの中に入って引けを取らないどころか、一番卓越したテクニックを披露していたのは現役ギタリストのチャック・ローブだったことかな。

SETLIST:
01.DECEMBER DREAM
02.MAX-Of-MAN
03.CHANT
04.QUICKSILVER
05.HORACE
06.STERLING
07.SILVER STREAK
08.3RD DEGREE

EN.SILVERADO

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