2019年12月 8日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生 Close out 2019 & Ring in The New Season@中野サンプラザ

角松敏生 Toshiki Kadomatsu Performance Close out 2019 & Ring in The New Season2019/12/7(土)@中野サンプラザ


Kadomatsutoshiki  

年末恒例の角松敏生@中野サンプラザ公演。今年は、最終公演日で1階下手前方エリアと久々にステージに近い場所で観戦(チケット確保していただいた大先輩に感謝)。個人的に2019年は6月の中野サンプラザ公演しか角松ライブを観てないのであるが、角松自体は夏恒例の軽井沢やOTODAMAや秋の旅情ツアーをやったり精力的な活動であった。1年を振り返る内容のライブがこの年末中野サンプラザ公演になるのだが、今年は4月に発売したミニアルバム『東京少年少女』と秋の旅情サスペンス「お前と俺」を主に振り返る内容であった。


開演となり、街中のざわついたSEの中、ダンサーが登場して携帯電話が鳴り「はい、もしもし・・」と来たら1曲目は「I Can Give You My Love」(当時は携帯なかったから家電設定だったなー)。


この日のステージにはいつもの豪華ミュージシャンが鎮座。今回は厳選されたホーンセクション5名に、後方センターにフューチャリングされた麗しき女性3声コーラスの布陣。今やミュージカル女優で活躍中の吉沢梨絵を中心としたコーラスであるが、通常2名いたら成立するところを敢えての3名にすることで音の厚みと広がりが増し素晴らしく映えた。管楽器も本田雅人大先生以外は比較的若手を起用し、いつものなら本田雅人が吹くソロも高尾あゆが、バリトンからソプラノからフルートまで駆使して対応。将来に期待ですな。


今回、下手前方だったこともあり、ドラムとベースが良く見え、真央樹ドラミングや山内スラッピングも堪能できた。逆に上手側でよく観えなかったが、英俊ソロは相変わらず良い音出してたし、森エレピが絶妙なフィルインしていて極上サウンドだなと。


ライブ展開は、冒頭3曲でダンサブルな楽曲が続きMCへ。その後は1曲歌うごとにMCという名の休憩を入れ、久々MCが多いライブになった。というのも、久々に歌う「Last Flight」や吉沢梨絵とのデュエット曲「Never Gonna Miss You」といったキーが高く還暦間近の角松は休憩しつつこなす状況。更にその後、「東京少年少女」集大成ライブを控えていたので体力温存もあったかもしれない。


MCでは、「お前と俺」ツアーで使用している音源は解凍後の角松所有のマルチトラック音源を使用してのライブで、凍結前のマルチトラックは以前の事務所所有なので音源使用できないとか。凍結ライブで観客のヤジにキレてモニター蹴っ飛ばした映像が当時VHSのみ発売でもう世に出ないと思ったら最近YouTubeに上がってネタにされてたとか。凍結期間にプロデュース仕事で企画したVOCALANDで当時新人だった吉沢梨絵がレコーディングが大変だった話とか。来年開催されるミュージカル「東京少年少女」に向けて12月中に20曲書かないといけないし、来る「REBIRTH2」発売に向けて年明けからレコーディングで5月から全国ツアーも決定と大忙しである。


そんな中盤にかけてMC多めでバラード曲を続けた後は、「東京少年少女」全編披露。ダンススクールの男女10名ほどのダンサーがステージ各所でパフォーマンスする中、壮大な演奏が繰り広がり、最後は観客総立ちで大団円。その勢いのまま終盤のダンストラックへと続く。


曲数自体はそれほど多くない流れでもう「Girl In The Box」で本編終了。しかしMC多かったから既に2時間半経過しており、珍しく場内アナウンスが流れ「第一部は以上になります。休憩時間は2分〇〇秒となりますのでこの機会にトイレに行くことをお勧めします。第2部は約30分を予定しておりますが出演者は早く終わりたいとのことです(一部記憶あいまい)」とのことで会場爆笑。


ということで早めにアンコール始まり登場したのは猫耳つけたダンサーちゃんたち。先のMCで前振りあったが「CAT WALK」を披露するたびにお客さんから自然発生的に猫耳を付け始めるようになり、今や女性だけでなくベテラン男性ファンまで付けるのが秋のツアーで見受けられたとのこと。そうすると観客が猫耳付け始め「CAT WALK」で大盛り上がり。その勢いでダンサーそのままに、中山美穂に提供した「Catch Me」で更に大盛り上がり。個人的にもコレが一番あがったかもしれない。


そして、まだライブハウスを回っていた頃のライブで酔っぱらった客が紙ヒコーキ飛ばしたことから始まったという「TAKE YOU TO THE SKY HIGH」で紙ヒコーキ祭り。シメの真央樹自撮りドラムソロも大盛り上がり。結局モアアンコールも含めて終了したのは19:50くらいだったので第2部はやはり30分では収まりませんでした。


おまけとして、会場を出る前にTOKYO FM 「ODAKYU SOUND EXPRESS」のインタビューを受けてしまったのでもしかしたら年末放送で流れるか否か? 


Vocal,Guitar&Percussion:角松敏生
Drums:山本真央樹
Bass:山内薫
Guitar:鈴木英俊
Keyboards:森俊之
Back Singer:吉沢梨絵 吉川恭子 上森真琴
Sax & Flute:本田雅人 高尾あゆ
Trumpet:金津理仁 三上貴大
Trombone:三原万里子


セットリスト:
01.I Can Give You My Love
02.I Can't Stop The Night
03.CINDERELLA

04.Falling in Love
05.Last Flight
06.Give it up(吉沢梨絵)
07.Never Gonna Miss You(with 吉沢梨絵)

08.to be or not to be
09.まだ遅くないよね(with 吉沢梨絵)
10.大人の定義
11.恋ワズライ
12.東京少年少女

13.After 5 Crash
14.How is it?
15.サヨナラはくちぐせ
16.Girl In The Box~22時までの君は・・・
 
EN1.CAT WALK
EN2.Catch Me
EN3.TAKE YOU TO THE SKY HIGH
EN4.No End Summer

EN5.See You Again

 

| | コメント (0)

2019年6月30日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生 Performance 2019“Tokyo Boys & Girls”@中野サンプラザ

角松敏生 TOSHIKI KADOMATSU Performance 2019“Tokyo Boys & Girls”』2019/6/29(土)@中野サンプラザ


Header

今年4月に久々のオリジナル・ミニアルバム『東京少年少女』発売。ここ数年リメイク作品は毎年出していた角松敏生であるが、純粋なオリジナル作品は2014年『THE MOMENT』以来となる。そしてそのアルバムを引っ提げてのツアーが5月から1か月半13か所14公演行われることとなり、その千秋楽の中野サンプラザを鑑賞。


昨年末のビッグバンド編成ライブはバックメンバーがいろいろ変わっていたが、今回のメンバーは近年の鉄壁な布陣でDrums:山本真央樹、Bass:山内薫、Guitar:鈴木英俊、Keyboards:森俊之。そこにSax:本田雅人が率いる若手選抜ホーンセクションが加わる。そしてコーラスは角松ファンならみんな大好き吉沢梨絵に、今回のアルバムで重要なポジションを務めた小此木まりの2人が角松の両脇に立つ。通常コーラスは後方であまり目立たない位置のポジションが通例であるが、今回は魅せるコーラスを意識したようで遠目で観てもお二人の黒の衣装がスタイルの良さを際立たせ美しく映えていた。


冒頭はいきなり懐かしのナンバーから入りベテランファンの心を早くも掴む。「I Can't Stop The Night」あたりは原曲を更にブラッシュアップさせたアレンジになってカッコ良かった。「ALL OF YOU」や後半に披露する「サヨナラはくちぐせ」とか『The gentle sex』からの楽曲でライブであまりやらなかったと思われるが改めてこの辺も良い楽曲だなと。山内さんのベースが青木さんのベースを思い出させるし。


続いてのメンバー紹介がカッコ良く、森さんのエレピから順に曲を奏でていき「RYOKO!!」の演奏に仕上がっていく流れが素晴らしかった。そしてコーラスの2人(人妻コーラス)もしっかりとフューチャーされ、角松が大好きだというディズニー映画で多くの吹替歌唱を行った実績のある小此木まりが「搭の上のラプンツェル」楽曲を披露し、角松思い出作りが実現。吉沢梨絵は名曲「Never Gonna Miss You」を角松とデュエット歌唱。それにしても、吉沢さんはここ最近はミュージカル女優として実績を積み重ねていっただけあって、今回のライブではその声量がハンパなく凄かった。やはりミュージカルを経験すると歌の迫力が違うよね。


あと、そのデュエットの前にMCで角松が夜酒飲みながら聴きたくなる音楽はロックやディスコの件で、「ハッスル」からの「宇宙のファンタジー」の話になり突然森さんがイントロを弾き始めたらバックにホーンセクションも集まり「ファンタジー」演奏。「歌えねーよ」と言いながら出だし歌い始める角松に会場大歓声。1コーラスで終わってしまったがこの演奏はもっと聴きたかったわ!


いよいよ中盤は『東京少年少女』冒頭5曲の再現ライブ。ここでは東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の生徒が出演し角松バンドの演奏をバックにダンスを披露。ここではミュージカルのようなセリフはなく楽曲の世界観を躍りで表現するスタイル。楽曲の盛り上がりも後半になって最高潮になり会場スタンディングオベーションとなる。この後発表されて、『東京少年少女』舞台化が正式に決定し来年2月に公演されるとのこと。角松は音楽監督として参加で出演者など詳細はこれから決定していくようだ。


後半はこのテンションのまま往年の名曲が続く。「Tokyo Tower」でノリよくなってきたところで「Space Scraper」。これは2枚目『WEEKEND FLY TO THE SUN』収録のファンキーなナンバーで近年ライブで観た記憶はない。鈴木さんの小気味良いカッティングで山内さんのスラップもビンビンくるし、まだまだこういう名曲がいっぱい埋もれているなと感じた次第。


アンコールでは再びダンス生徒含め全員登場で「WAになって~」からの「スカイハイ」で大団円。紙ヒコーキの量もサイズも半端なかったなー。真央樹ドラムソロも進化して、左手に自撮り棒持ち右手両足でドラムを鳴らし、最後は口にまでモノ咥えさせられ全身でのパフォーマンスは圧巻。来るところまできた感じ。


最後のモアアンコールは、最新アルバム収録の「It's So Far Away」を小此木まりとしっとりと歌い上げて3時間強のライブ終了。最後のMCで角松は「次回オリジナル・アルバムを最後のアルバムにする。今回ミニアルバムにしたのはまだその段階でないということでミニアルバムという形をとった。そして仕事に定年があるように、あと5年は音楽活動を頑張ると区切りをつける」旨を語った。来年に還暦を迎え、2021年にデビュー40周年という一つの区切りを控えいろいろな気持ちでリミットを設けてそこまでは突っ走ろうという気負いができたのだろうか。とにかくお互い元気なうちはまだまだ素晴らしい音楽を聴かせて、見させてほしいものである。


41tbpzc9kbl_sx450_ 

Vocal,Guitar,Perc:角松敏生
Drums:山本真央樹
Bass:山内薫
Guitar:鈴木英俊
Keyboards:森俊之
Chorus:吉沢梨絵,小此木まり
Saxphone:本田雅人,高尾あゆ
Trumpet:金津理仁,三上貴大
Trombone:三原万里子


セットリスト:

01.LOST MY HEART IN THE DARK
02.I Can't Stop The Night
03.ALL OF YOU
04.RYOKO!!
05.自由への扉 ※塔の上のラブンツェルより(小此木まり)
06.Secret Lover
07.夜の蝉
08.Never Gonna Miss You(with 吉沢梨絵)

09.to be or not to be
10.まだ遅くないよね(with 吉沢梨絵)
11.大人の定義
12.恋ワズライ
13.東京少年少女

14.Tokyo Tower
15.Space Scraper
16.サヨナラはくちぐせ
17.Girl In The Box~22時までの君は・・・

EN1.ILE AIYE ~WAになっておどろう~
EN2.TAKE YOU TO THE SKY HIGH

EN3.It's So Far Away(with 小此木まり)




| | コメント (0)

2018年12月 9日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生Performance Close out 2018@中野サンプラザ

角松敏生 Toshiki Kadomatsu Performance Close out 2018 & Ring in The New Season』2018/12/8(土)@中野サンプラザ


61il1gkapyl_sy450_


毎年恒例の、角松敏生年末ライブ@中野サンプラザがやってきた。今回は12/7&8の2日間で2日目の公演に参戦。さすがに2日目の土曜日公演なので座席は2階席。とはいえ、前方なので全体が見渡せてそれほど距離感もないので割と観やすい位置。昨年と同様、土曜日とはいえ開演時間が16:30とかなり早めなのでご注意。(3時間以上はやるし、早めに打ち上げしたいしというのがあると推測・・)


開演時刻となりステージ暗幕中央がわずかに開き、角松1人登場。コーラスをバックにア・カペラで「月のように星のように」を歌い上げる。この出だしはちょっと想定外だったが、その後幕が上がり錚々たるバックメンバーが登場。2018年の締めくくりはやはりビッグバンドスタイルで夏のツアー同様に、ホーンセクションにリズム隊という布陣。まずはご挨拶代わりの「Lady Ocean」で分厚いサウンドを会場に響き渡らせる。


そしてステージ下手側にマイクスタンドが2本立っていたのにすぐ気づき、3曲目「If you・・・」でセクシーな黒のタイトスカート姿の女性コーラス2人が登場。ツアー最終では吉沢梨絵がデュエットとコーラスとして参加していたので今回も女声が欲しいところ、吉沢さん多忙につき都合合わず、角松自らミュージカル現場で見つけた、歌がうまく綺麗どころをスカウトしたわけ。やはり角松サウンドには女性コーラス必要だし、ここ数年専属コーラス不在だったのでこれを期に収まって欲しいところ。


ビッグバンドスタイルでの往年の名曲に続き、バラードコーナーでは中山美穂に提供した名曲「You’re My Only Shinin’ Star」をいつもの英詞ではなく日本語歌詞で歌唱。後半のフリューゲルホーンが染みるわー。「DESIRE」も中川英二郎のトロンボーンが切なく響き、より哀愁が増す。


続いてカバーの話になって、夏の軽井沢ライブではピアノで小林信吾がいたのでジュリーの「勝手にしやがれ」を披露し大うけだったフリがあり、そのイントロが流れて角松歌いだしたけど、やらないよとストップ。今年話題のジュリー楽曲最後まで聴きたかったけどなー。結局、古き洋楽スタンダード曲カバーを披露。そして「Nica's Dream」ではコーラスで後ろにいた吉川恭子が角松デュエット相手として堂々のパフォーマンス。やはりミュージカル畑の人は声量が違うわ。


そして年末といえばゴスペルということで、今年も「Get Back to the Love」を披露するべく小規模ながらコーラスで鬼無宣寿グループ登場。いつもの半分以下の人数ながらその声量はいつも通り迫力あって素晴らしかった。


終盤はノリよいナンバーが続き「初恋」では、貴重な森俊之ピアノソロを堪能。普段はエレピ、オルガン系が多い森さんだが、当然だけどピアノも良かった。


アンコールでは、昨年に続きミュージカルキッズのJC&JKが登場しダンスパフォーマンスのあと、例のあの曲でWAになって踊りましたよ・・。続く曲ではコアラモードのあんにゅ登場で「A Night in New York」披露。最後は紙ヒコーキ飛ばし納めで「スカイハイ」。いつにも増して後半が長くなり、いつしかステージ上でアーティスト集合写真とったりヒコーキ投げ合ったり宴会騒ぎ。最後はドラムソロで北井くんが若手ミュージシャンならでは、先輩たちに紙ヒコーキまみれにされる洗礼を受けながら叩きまくる姿に歓声が起き見事シメ。


ここまでで3時間近く経っていたが、ダブルアンコールで角松とリズム隊が登場。最後に角松が歌いシメたい曲2曲を披露。約3時間半に渡る今年の集大成的ライブを見届けた。


来年の角松は具体的なことは明言しなかったが、新たな夢の活動に入るとのこと。角松本人もファンも健康第一で体が動く限りはついて行きますよ。




バックメンバー:

Drums:北井誉人
Bass:山内薫
Guitar:梶原順
Keyboards:森俊之
Chorus:吉川恭子
Chorus:上森真琴
Trumpet:鈴木正則
Trombone:中川英二郎
Saxphone:本田雅人
Horn Section:B.B.STATION


セットリスト:

01.月のように星のように
02.Lady Ocean
03.If you・・・
04.Lunafairymiena
05.Take It Away
06.RAIN MAN
07.You’re My Only Shinin’ Star
08.DESIRE
09.Beyond the Sea(Bobby Darin カバー)
10.Nica's Dream(with 吉川恭子)
11.Get Back to the Love(Chorus:鬼無宣寿グループ)
12.初恋
13.AIRPORT LADY
14.SHIBUYA
15.Girl in the Box ~22時までの君は…

EN1.ILE AIYE ~WAになっておどろう~
EN2.A Night in New York(with あんにゅ)
EN3.TAKE YOU TO THE SKY HIGH

EN4.See You Again
EN5.ALL LIFE IS PRECIOUS(Chorus:鬼無宣寿グループ)

| | コメント (0)

2018年6月10日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生TOUR 2018~BREATH from THE SEASON~@大宮ソニックシティ

角松敏生「Performance 2018 “BREATH from THE SEASON”」』2018/6/9(土)@大宮ソニックシティ大ホール


61il1gkapyl

2018年の角松敏生は、4月に発売したアルバム『Breath From The Season 2018~Tribute to TOKYO ENSEMBLE LAB~』を引っ提げ、5月~6月まで全国10か所のツアーを行っている。昨年、発売30周年を経てリメイクして発表した「SEA IS A LADY」のCDセールスもツアーも好評で2017年を締めたわけだが、今年は30年前に発表したTOKYO ENSEMBLE LABのアルバム『Breath From The Season』のリメイク、とはちょっと違っていて、当時収録の楽曲のリメイクもあるが、現在角松がやりたい管楽器の音楽の集大成のような作品で、角松楽曲のブラスアレンジバージョンが多く収録されている。


そして、アルバムのツアーとなると基本は収録アーティストがそのままライブに参加するのであるが、今回は管楽器で贅沢なミュージシャンを多く起用しておりそのままツアーに参加するのはいろいろ困難であるので、ブラスセクションの元締めである本田雅人のツテで東西でそれぞれ、現役学生またはそのOBOGの若手を起用。


CD発売前から福岡公演まで日々送られてきた角松メルマガでその実情が伝えられていたが、西のセクションは大盛況と聞いていたので関東初となる大宮はいかに?


土曜日とはいえ開演が早めの17:30。今回は1階席やや後方の中央付近でステージから離れているが音のバランスが最もよろしいと思われる場所。ビッグバンドスタイルということで、ステージには暗幕が降りていて、音が鳴るとその幕が上がり、4人のリズムセクションと13人のブラスセクション、そして全身白スーツの角松敏生がそこに居て豪華なステージである。


1曲目は、アルバム同様「Lady Ocean」から。冒頭パートはこれぞビッグバンドサウンドといった迫力ある演奏が続き観客を引き込む。間に角松ロングMCが入り、バラードコーナーへ。「RAMP IN」や「JUNE BRIDE」といった名曲にはソロで管楽器入ってましたね。


中盤で、アルバムや自身の楽曲から離れ、ビッグバンドならではの昭和歌謡曲からの、有名アニメテーマ曲を披露。これがみんな知ってる定番曲を掛け合わせてうまくまとめたアレンジで盛り上がった。歌詞をそのまま歌うのは恥ずかしいということでスキャットで角松歌っていたが、最後はきっちり歌ってましたねー。


後半は再びアルバム収録楽曲に戻り、ブラスアレンジの角松楽曲を堪能。アンコールではラテンアレンジになった「スカイハイ」紙ヒコーキが舞い、「浜辺の歌」で大団円。ダブルアンコールもしっとり歌い上げ、いつもの角松にしては短め(?)な2時間半で終演。


やはり、ブラスメインということで厚みのあるサウンドはまさにホール向きな感じ。贅沢に各曲でソロも入れられるわけで、やはり本田雅人を始めとするソロイストは素晴らしかった。あと初日とこの日が最終というドラムの北井誉人は23歳にしてこのビッグバンドでうまく叩いていたなーと。通常の角松サウンドとは違ってジャズアプローチなソロやキメに若さが加わって爽やかな演奏であった。



バックメンバー:

Drums:北井誉人
Bass:山内薫
Guitat:梶原順
Piano:小林信吾
Trumpet Section:鈴木正則 三上貴大 and others
Trombone Section:中川英二郎 and others
Saxphone Section:本田雅人 and others


セットリスト:

01.Lady Ocean
02.I'LL CALL YOU
03.Lunafairymiena
04.ANKLET
05.RAIN MAN
06.You’re My Only Shinin’ Star
07.RAMP IN
08.JUNE BRIDE
09.港が見える丘(平野愛子のカバー)
10.「ルパン三世」~「宇宙戦艦ヤマト」のテーマ
11.Can't You See
12.Nica's Dream
13.Have some fax
14.Gazer
15.AIRPORT LADY
16.SHIBUYA

EN1.TAKE YOU TO THE SKY HIGH
EN2.浜辺の歌

EN3.Morning After Lady

| | コメント (0)

2018年4月 7日 (土)

LIVE鑑賞~村上“ポンタ”秀一~奇跡のJAZZ FUSION NIGHT~@中野サンプラザ

『デビュー45周年 神ドラマー 村上“ポンタ”秀一ライブスペシャル「音楽境地」(壱)~奇跡のJAZZ FUSION NIGHT~』2018/4/6(金)@中野サンプラザ


Ducyhx4voaajmnf


【出演】
村上“PONTA”秀一(Dr)、角松敏生(Vo&Gt)、高中正義(Gt)、渡辺香津美(Gt)、Char(Vo&Gt)
和田アキラ(Gt)、岡沢章(B)、グレッグ・リー(B)、斉藤ノヴ(Perc)、三沢またろう(Perc)、
国府弘子(P)、森村献(P)、大坪稔明(Kb)、小島良喜(Kb)、本間将人(Sax/Kb)、
FIRE HORNS<Atsuki(Tp),Juny-a(Sax),Tocchi(Tb)>、橋本和也(Sax)、吉澤達彦(Tp)


1972年にプロデビューして以来、ドラム活動45周年を迎え開催された村上“ポンタ”秀一ライブスペシャル。今回は、~奇跡のJAZZ FUSION NIGHT~と題して主に1970~80年代に関わったFUSION系ミュージシャンとの共演ということでベテラン音楽ファン狂喜乱舞の一夜となった。


もちろんチケット完売であったが、そのチケットもポンタ使用ドラムスティック特典ありSS席\15,000からA席\7,000まで多種あり、値段高くても前でガッツリ観たい人と、後ろの席でもいいから多少安いほうがよいニーズを組んで満遍なく集客できて良かったと思われる。当方は特典なし通常のS席\9,500であったが、これが前方中央エリアである意味最善な場所かと(最前すぎると音のバランスが悪くなるし)。


18:30ほぼ定刻に会場は暗転し、MCで田中美和子が登場。この方、後で思い出したが90年代に笑福亭鶴光と「噂のゴールデンアワー」のパーソナリティを務めていて、下世話なトークをうまいこといなしていた記憶がある。それがまさに今回、ポンタとのMCの掛け合いですぐ話が脱線したりヤバめな話題になると美和子さまがポンタを嗜めるように会話を進めていく展開がいつしか会場を和やかな雰囲気にしてくれてとても良かった。


ということで、ステージには豪華なセッティングに大勢のミュージシャンが登場。まずは渡辺香津美から。1曲目はバックにオールメンバーを従えて演奏した後、本来のMOBOⅢとして香津美、グレッグ・リー、ポンタの3人で演奏が始まる。やはり名曲「UNICORN」が始まると観客のFUSION好き男子がリズムを刻み始めるね。MOBO時代の難解な楽曲では複雑なリフやリズムが続き序盤からポンタ飛ばし気味で大丈夫か?


「Σ」では途中ステージ下手から赤襦袢の女性が妖艶な舞で参加。すぐ引っ込んだと思ったら再登場して今度はピアノを弾き始める。よく見たら国府弘子じゃん!後のMCで3日前くらいに急遽この曲の出演依頼があってパーティーグッズで赤襦袢用意したとか。頑張りましたね!

41dewiucqgl


続いては、高中正義の登場。ポンタも派手な衣装であるが高中も負けじと緑の柄ジャケットで派手な衣装。体調不良だったようだが冒頭にギャグもかまして演奏開始。「THUNDERSTORM」「BLUE LAGOON」「READY TO FLY」「黒船」と往年の定番曲が凝縮されて良い選曲。個人的には「BLUE LAGOON」はオリジナルバージョンでやって欲しかったが、「黒船」は新アレンジが斬新で割と良かったかな。


61ec0yactl


そして角松敏生の登場。やはり前方にいた女性客は角松目当てだったので。ここではしゃぐ女性陣が多く見受けられたので。でも男性ファンもしっかりいますよ。比較的シック(に見える?)なスーツの角松は、今日のメイン出演者の中で58歳にして一番年下!という凄い中で恐縮した面持ちのような?ミディアム調にアレンジされた「SEA LINE」から落ち着いた感じでスタート。続くバラード「RAMP IN」では声量たっぷりに角松歌い上げ、ポンタの味のあるフィルが良い感じ。インストも良いが歌ものポンタは更に味があって良い感じ。


最後は難曲「OSHI-TAO-SHITAI」で、開始早々角松が演奏静止。確かに聴いてて違和感あったが出だしのリズムがベテランポンタをして合わなかったみたい。もちろん再演はキメもよろしくて終了。この曲、全員のソロ回しがあるのだが、ベースソロはなく岡沢章はひたすら堅実なプレイに徹していた。これが彼の持ち味ですから。その分、パーカッションの三沢またろう、斉藤ノヴ、そしてポンタに続く打楽器ソロ回しは心躍る。特にまたろうのプレイは随所に光ってました。


51fyv8vxpcl


そしてステージ転換もあり休憩を挟んでトリビュート・コーナーへ。最初はラテン・フュージョンの第一人者だった松岡直也トリビュートで3曲。ここではウィッシングメンバーであった和田アキラ,森村献が参加でラテンサウンドが繰り広げられる。ここでやはり光ったのが三沢またろうからのパーカッション。ポンタも言っていたが、直也さんの曲はメロディが美しいのでリズムはラテンなので音が賑やかになるところを旋律が綺麗に展開されているから聴きやすいから日本人好みになって良いね。とは言っても「NOCHE CORRIENDO」なんかキメが難しくて手拍子もヘタを打ちそう。

41pbvbb3ryl


続いては、ポンタとともに赤い鳥加入で以来49歳の若さで亡くなるまでセッションし続けてきた盟友・大村憲司トリビュート。大村憲司のギターを誰が演るのか?ということで当初は名を連ねてなかったCharが参戦決定ということで登場で会場大盛り上がり。しかし、Charがステージに立った瞬間何か華やいだ感じ。スターっていうのはこういうことなのか!

最初に演奏したのはCharの代名詞的な楽曲「SMOKY」。ポンタはこの曲を演りたくって仕方がなかったみたいで嬉しそう。それにしてもギターも歌もかっこ良過ぎなChar。

そして大村憲司のトリビュート楽曲は「TOKYO ROSE」。未発表ライブ音源として後に出ていた曲なので正直初めて聴くのだが、何か心に染みるサウンドであった。存命であればこの日のステージにメインギタリストとして間違いなく立っていたであろう大村憲司の素晴らしさに改めて気づかされた瞬間であった。


51idjlqiql


51agz8hh18l



最後は深町純トリビュート。この方の功績はアメリカNYのトップ・ミュージシャンの架け橋となり数々の共演を通じて多くのミュージシャンに影響を与えたこと。「ON THE MOVE」では出演者全員の豪華なアンサンブルが聴け、「SARA SMILE」では本間将人がデヴィッド・サンボーンばりの美しいサックスソロを奏で、「DEPARTURE IN THE DARK」では美しいピアノの旋律からホーンセクションの厚みあるサウンドにやられました。

51l8hejbtvl


本編終了しても拍手はもちろん鳴りやまず、アンコールでポンタ登場。最後は現在も冠として活動しているリーダーバンドPONTABOXから。これもオリジナルメンバーでの再演を求めていたが佐山雅弘がどうしても都合合わず、、、、と悔やまれていたが、そこを国府弘子と岡沢章とのトリオでしっとりと演奏して、最後にポンタお孫さんが花束贈呈という微笑ましい場面もあり3時間半に渡る大ステージは見事終了。


410nq233dql





ライブライトルに(壱)とあったように、早速(弐)が11/1(木)同じく中野サンプラザで開催決定。今度はVOCAL NIGHTということで歌ものポンタライブ。しかし出演者がまだ発表されてないのでそれ次第ですぐ完売御礼でしょうね。

セットリスト:

●渡辺香津美MOBOⅢ
<渡辺香津美(Gt),グレッグ・リー(B),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.INNER WIND
02.UNICORN
03.遠州つばめ返し
04.Σ
05.SPLASH

●高中正義
<高中正義(Gt),斉藤ノヴ(Perc),三沢またろう(Perc),岡沢章(B),本間将人(Sax/Kb),小島良喜(Kb),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.THUNDERSTORM
02.MAMBO NO.5(DISCO DANGO)
03.BLUE LAGOON
04.READY TO FLY
05.黒船

●角松敏生
<角松敏生(Vo&Gt),国府弘子(P),岡沢章(B),大坪稔明(Kb),斉藤ノヴ(Perc),三沢またろう(Perc),FIRE HORNS<Atsuki(Tp),Juny-a(Sax),Tocchi(Tb)>,橋本和也(Sax),吉澤達彦(Tp),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.SEA LINE
02.RAMP IN
03.OSHI-TAO-SHITAI

●TRIBUTE TO 松岡直也
<和田アキラ(Gt),森村献(P),岡沢章(B),大坪稔明(Kb),斉藤ノヴ(Perc),三沢またろう(Perc),FIRE HORNS<Atsuki(Tp),Juny-a(Sax),Tocchi(Tb)>,橋本和也(Sax),吉澤達彦(Tp),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.A SEASON OF LOVE
02.NOCHE CORRIENDO
03.A MEMORY OF MAJORCA

●TRIBUTE TO 大村憲司
<Char(Vo&Gt),国府弘子(P),岡沢章(B),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.SMOKY
02.TOKYO ROSE

●TRIBUTE TO 深町純
<和田アキラ(Gt),国府弘子(P),岡沢章(B),大坪稔明(Kb),斉藤ノヴ(Perc),三沢またろう(Perc),FIRE HORNS<Atsuki(Tp),Juny-a(Sax),Tocchi(Tb)>,橋本和也(Sax),吉澤達彦(Tp),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.ON THE MOVE
02.SARA SMILE
03.DEPARTURE IN THE DARK

アンコール
●PONTA BOX
<国府弘子(P),岡沢章(B),村上“PONTA”秀一(Dr)>
01.POOH-SONG

| | コメント (0)

2017年12月10日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生Performance Close out 2017@中野サンプラザ

Toshiki Kadomatsu Performance Close out 2017 & Ring in The New Season』2017/12/9(土)@中野サンプラザ


51fyv8vxpcl

毎年恒例の角松敏生年末中野サンプラザ公演の2日目に参戦。土曜日とはいえ、開演が16:30とかなり早めということで、時間に間違えないように早めに中野到着。今回も前から5列目中央という良席を確保できステージがかなり近く演奏者の表情もバッチリ。


16:30をちょっと過ぎたくらいで開演。ドラム、ベースと一人ずつ登場で演奏が始まり、角松登場で歓声。1曲目はデビュー曲「YOKOHAMA Twilight Time」。ここから初期楽曲が続き往年のファンは自然と体を揺らす感じに。


最初のMCに入り、2017年総括的なトーク。今年発売したアルバム「SEA IS A LADY 2017」がヒットチャート入りしたり、4年ぶりの全国ツアーが地方で集客に苦戦したもののト-タルでは黒字になったということで来年も全国ツアー開催を発表。


そして、その全国ツアー途中で大病のため離脱せざるを得なかった、小林信吾について触れ、手術に成功し見事復帰を遂げたということで、その小林信吾が登場で会場大喝采。更に友成好宏と森俊之も登場で、毎年夏に軽井沢で開催するTRYPOD公演を再現。3人の鍵盤ハーモニーが美しいインスト曲から入り、極上のバラード曲を披露。

再びバンドセットに戻り、秋にビルボード公演で披露したという未音源化の楽曲「かくれんぼ」を披露。久しくオリジナル・アルバム発表されてないので、そろそろ出してくれないかなーと思った次第。


そして年末ということで、今回もクワイア登場で「Get Back to the Love」。間近で観る迫力あるコーラスに壮大な楽曲は圧倒されるものがある。続いて今年発売アルバムから代表するインスト2曲。特に「MIDSUMMER DRIVIN'」は疾走感溢れる超フュージョン楽曲でテンション上がるし、中盤の本田雅人サックスソロがかっこ良過ぎ!ソロからのギターユニゾンで、角松、本田、鈴木の3人が並んで奏でるハーモニーが素晴らしかった!


あっという間の本編は2時間ちょうどで終了し、アンコールではまさかの女の子4人が登場でミュージカル風なダンスパフォーマンス。そこから「WAになっておどろう」が始まった(もうこの曲封印するようなこと言ってたのに、また来ちゃいましたか・・・)。この女の子たち、ユニユニミュージカルキッズに所属する全員中学生というフレッシュな感じ。最年少だった山本真央樹がオジサン扱いされるイジリもありながら、恒例の「スカイハイ」へ突入。紙ヒコーキが舞い散る中、ドラムソロで角松が真央樹の後ろに回り、スティックを奪い、更に叩き続ける真央樹を平手打ち(風)な風刺ネタを盛り込み、演奏に参加してなかった小林信吾と友成好宏がホウキを持ってステージ登場で紙ヒコーキが更に舞う、というコミカルなステージになった。

Wアンコールは角松と小林信吾のデュオで「花瓶」をしっとりと披露して終了。小林信吾復活がやはり一番の嬉しい内容であった。


2018年はTOKYO ENSEMBLE LAB「Breath From The Season」リメイクのブラスサウンドアルバム発売とブラスを入れた10人編成での全国ツアーを行うことを発表。年明けから要注目でしょう。



Vo,G,Perc:角松敏生
Ds:山本真央樹
B:山内 薫
G:鈴木英俊
Key:森俊之
Sax:本田雅人

Key:小林信吾
Key:友成好宏

セットリスト:

01.YOKOHAMA Twilight Time
02.Take It Away
03.I'll Never Let You Go

04.P.C.H. (from Maochika)
05.氷の妖精
06.You're My Only Shinin' Star

07.IZUMO
08.かくれんぼ (Unreleased)
09.See You Again

10.Get Back to the Love
11.SEA LINE
12.MIDSUMMER DRIVIN'
13.Airport Lady
14.SHIBUYA
15.浜辺の歌

EN1.ILE AIYE~WAになっておどろう~
EN2.TAKE YOU TO THE SKY HIGH

EN3.花瓶

| | コメント (0)

2017年5月21日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生TOUR 2017~SEA IS A LADY~@戸田市文化会館

角松敏生 TOSHIKI KADOMATSU TOUR 2017 “SUMMER MEDICINE FOR YOU vol.3”~SEA IS A LADY~』2017/5/20(土)@埼玉・戸田市文化会館


51fyv8vxpcl


※ツアー中につき、ライブ内容ネタバレありますが閲覧は個人の判断でお願いします。


1987年リリースの角松インストアルバム『SEA IS A LADY』の主要楽曲を再録にて今年5月に発売。そのアルバムを引っ提げての全国ツアーが5月から9月まで行われる。今回はツアー3日目で満員御礼であった戸田市文化会館の模様をお届け。


観客年齢層が高いからか、今回のツアーで完売になっているのが7/1中野サンプラザと今回の戸田のみ。やはり平日や地方が厳しいのが現実であるが、今回のライブはインスト好きなコアな男性ファンも、いつもの角松の歌を聴きたい女性ファンも網羅できる素晴らしい内容なので、まだ迷っている方は是非ご覧いただきたい。


この戸田市文化会館は、個人的に初めて訪れる会場だが、過去に山下達郎などの大御所アーティストがツアーで毎回組み込む良質なホールであることを体感。2階まで含めて1200席規模なので後方や2階でも全然観やすいだろうし、今回1階中盤エリアで観たが音のバランスなど全く不満なし。


土曜日の17:30開演で待たされることなく着席。そして「WAY TO THE SHORE」が流れてメンバー登場。最後に角松登場で黄色い歓声と野太い歓声が沸く。そして「SEA LINE」へと続き一気にサマー・メディスンの世界に入り込む。アルバムと同様に3曲続き、ここで歌ものを交えてライブは続く。夏を跨ぐツアーということで歌ものも夏向けな楽曲を組み込んだようで、アルバム『INCARNATIO』から「AIJIN」「アマヌサの海」あたりが来たのは予想外。


落ち着いた楽曲が続いた後は、2011年ビルボード東京でも披露したトム・スコットのカバー「STREET BEAT」で、本田雅人のサックスがブイブイ来ていい感じ。続く新曲「MIDTOWN」もビルボード東京で披露していたインストであるが、なかなか収録・演奏機会がないのか良曲なので日の目を当てさせたいところ。そして人気曲「52ND STREET」。出だしの打ち込みが、長年聴いていたものと違い違和感を感じていたが演奏が過ぎていくと曲にノッて来ている自分がいるからやっぱり良い曲なんだなと。信吾さんのピアノの音色と角松&鈴木ツインギターのハモリが美しい。


そして昨年で見納めかと思っていたゴスペル楽曲を、また全国ツアーで各地のクワイアが参加することで今回も実現した「Get Back to the Love」。今回のアルバムにも再録された「Summer Babe」から、「BEAMS」「All'n All」と夏曲の歌ものが続き会場のテンションも上がってきたところで「MIDSUMMER DRIVIN'」で畳みかける。疾走感あるこの曲は、87年当時から一番のお気に入りであったが、新アレンジでも見せ所満載。特に中盤の本田雅人のサックスロに絡む山本真央樹のドラミングが秀逸。いやー、スリリングで鳥肌ものだった。真央樹の高速タム回しが素晴らしくて拍手喝采。後半の角松ギターも87年当時よりキレがあり、長年やり直ししたかったことの実感が伝わった。


ここで本編終了であるが、次なる難曲に向けての休憩でしょう。今回アルバムでは最後の収録に持ってきている「OSHI-TAO-SHITAI」。オリジナルは6分くらいの楽曲だったが、ソロ回しが演奏する度に長くなり15分ほどの大曲になってしまったわけで。サックス、ローズピアノ、ギターx2、ベース、(角松)ティンバレス、ドラムとソロ回しが続き各メンバー渾身のソロを披露するわけだが、またも真央樹ドラムが凄くて得意の高速タム回しから右手と足だけで叩きながら左手でドリンク給水する新技を披露。とにかくキレがあって素晴らしい。


そしてまた休憩で引っ込み、2回目のアンコール。化粧品CMで使われた懐かしの「Parasail」からの「スカイハイ」で紙ヒコーキが舞い、今度こそ終了かと思われたが鳴りやまぬアンコールから3度目の登場で急遽演奏曲を決めたらしい「IZUMO」からの「浜辺の歌」で3時間強のライブが終了。


2006年頃に故・青木智仁と、もう一度インストやりたい話が盛り上がっていた矢先での青木さんの死で話が宙に浮いてしまったインスト再演が、発表から30年の時を超え実現できたことが感慨深く、このツアーで過去の清算はひと段落着くということで来年あたりは歌ものオリジナル・アルバムが期待できそうである。




Vo,G,Perc:角松敏生
Ds:山本真央樹
B:山内 薫
G:鈴木英俊
Key:小林信吾
Sax:本田雅人

セットリスト:

01.WAY TO THE SHORE
02.SEA LINE
03.NIGHT SIGHT OF PORT ISLAND
04.AIJIN
05.SUNSET OF MICRO BEACH
06.LOVIN' YOU
07.A Widow on the Shore
08.アマヌサの海

09.STREET BEAT<Tom Scott>
10.MIDTOWN
11.52ND STREET

12.Get Back to the Love
13.Summer Babe
14.BEAMS
15.All'n All
16.MIDSUMMER DRIVIN'

EN1.OSHI-TAO-SHITAI

EN2.Parasail
EN3.Take You To The Sky High

EN4.IZUMO
EN5.浜辺の歌

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年12月10日 (土)

LIVE鑑賞~角松敏生Performance Close out 2016@中野サンプラザ

角松敏生 Toshiki Kadomatsu Performance Close out 2016 & Ring in The New Season』2016/12/9(金)@中野サンプラザホール


12042521

年末恒例の角松敏生中野サンプラザライブに参戦。今年は12月の2日間で中野、カウントダウンライブは京都で開催でシメるわけだが、今年の角松は7月に35周年ライブ@横浜アリーナがあり、夏場恒例の軽井沢、音霊公演やサンリオピューロランド公演、平泉公演、DJ OSSHYのディスコイベントなど多岐に渡ってライブを行ってきた。そんな2016年の角松を締めくくる内容となったのが本日のライブ。


19時過ぎに開演となり、会場にはバカでかいサウンドで「YOKOHAMA Twilight Time」が流れメンバー登場。最後に角松登場でそのSEから流れる様に「Realize」からスタート。その後「Dancing Shower」から「If you…」まで初期サウンドを立て続けに披露で良い感じ。直後のMCで、CD収録とは異なる初期アレンジで披露した楽曲と紹介。なるほど、どうりでノリがよりダンサブルな感じで良かったわけだ。

バラードコーナーからの、コーラスメンバーをフューチャーしたデュエット曲を披露。今回まで約2年角松ライブに参加してきた、為岡そのみ片桐舞子。為岡さんは現在妊娠8か月という、もうすぐ産まれるでないの?くらいの姿であったがこの年末まで参加で力強い歌声を披露。舞子りんは相変わらず笑顔が素敵な美人さんであるが、来年MAY'S活動15周年イヤーということで自身の活動を本格化するようであり、この2人は角松塾を卒業することになった。

といったところで、来年の角松ツアーにはコーラス不在ということになりコーラスに関してこだわりを持つ角松としてはどうしたものか?そこで既にレコーディングが進行しているようだが、来年3月or4月頃発売の新作はインスト名盤『SHE IS A LADY』再録となると!そして来年5月から始まる、<TOUR 2017 “SUMMER MEDICINE FOR YOU vol.3” ~SEA IS A LADY~>も決まり、そのツアーメンバーは現在のメンバーからコーラス2人と森さんが卒業してしまうが、鍵盤部部長の小林 信吾(Key),山内 薫(Bass),鈴木 英俊(Gtr),本田 雅人(Sax),山本 真央樹(Dr)の布陣で行うと。これには主に角松男子は大喜びである。でも今回は歌物もあるインストツアーになるということで角松女子もご安心を。

51cijqydz4l


この流れで高難度名曲「OSHI-TAO-SHITAI」を披露。各人ソロプレイが光る展開に会場大盛り上がり。そしてステージ奥のカーテンが開き、今回もクワイア登場で「Get Back to the Love」。ライブも終盤に差し掛かりダンスナンバーが続くこのタイミングでなんと中山美穂に提供した名曲「CATCH ME」!「初恋」からの「GIRL IN THE BOX」で2時間強の本編終了。


アンコールは、サンリオ流れで再びキティちゃん登場で「ILLUMINANT」、からの今回でしばらく聞き納めになるという「ILE AIYE ~WAになっておどろう~」、からの「スカイハイ」でヒコーキ飛ばしで大団円。アンコール2回目で「Always Be With You」で約3時間の年末恒例ライブ1日目が終了。



山本真央樹:Drums
山内 薫 :Bass
鈴木英俊 :Guitar
森 俊之 :Keyboards
本田雅人 :Saxophone
為岡そのみ:Background Vocals
片桐舞子 :Background Vocals


※一部セットリスト修正しました。

セットリスト:
01.Realize
02.Dancing Shower
03.Boogie Oogie Oogie
04.Never touch again
05.Summer Babe
06.If you…

07.美しいつながり
08.Ways

09.DADDY ~you're my shadow~(片桐舞子 from MAY'S duet with 角松敏生)
10.Last Scene(為岡そのみ)

11.OSHI-TAO-SHITAI
12.Get Back to the Love
13.CATCH ME
14.初恋
15.GIRL IN THE BOX

EN1.ILLUMINANT
EN2.ILE AIYE ?WAになっておどろう?
EN3.TAKE YOU TO THE SKY HIGH

<More Encore>
EN4.Always Be With You

<More More Encore>
EN5.これからもずっと

| | コメント (0)

2016年7月 3日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生 35th Anniversary Live@横浜アリーナ

Toshiki Kadomatsu 35th Anniversary Live ~逢えて良かった~』2016/7/2(土)@横浜アリーナ


Tpkt0001

角松敏生周年記念ライブは、20周年リベンジの横浜アリーナからの参戦でそれ以降の節目となるライブは欠かさず観てきたわけだが、今回の35周年は横浜アリーナ大改修後の初となるライブでもある。


前回30周年ライブより30分早めの15時開場16時開演であるが、15時半頃には新横浜駅辺りから会場までちょっとした行列ができる状態。開場が押しまくった前回ほどの混乱はなく入場は意外とすんなりで、グッズ待機は開演に間に合わないくらいの行列で今回はスルー。

座席はアリーナAブロックということで、メインステージに対して右斜め中央くらいな位置。さすがにステージには遠いが巨大モニターで補完できる感じ。ステージセットは至ってシンプルでメインの他にはセンター中央にサブステージがあるくらい。

16時を少し過ぎた頃に暗転しスクリーンに長めの映像が流れる。そしてメンバーが登場し、最後にハットを被った角松登場。。と思いきや曲が始まったらスポットライトがセンターサブステージに輝きそこにはメインに居たと思わせた角松が!

曲が終わると屈強なボディガードを4名ほど前後に付けて客席通路内を移動しメインステージに。そして、ご自慢のティンバレスを叩き始め懐かしのナンバーを披露(昨年末の中野サンプラザ公演の展開か)。

MCになると、今回は進行時間をきっちり守る前提でそのMCを台本に沿って進行する(何も見ないでしゃべると話が脱線したりして長くなるからね)。30周年以降の5年の間でオリジナル・アルバムは1枚のみ。ただし、その間にリメイクアルバムや1stアルバムリミックスを出したりと活動自体は勢力的ではあったかと。

1stセットの目玉となったのが、その1stアルバム『SEA BREEZE』を曲順・アレンジそのままの再現ライブ。そこでそのアルバムに参加した大御所ドラマーが登場。そう、村上"ポンタ"秀一である。一時、激ヤセしてたり体調とか大丈夫かと勝手に心配していたが、見た目もプレイも申し分なし。35年前のアルバムをこうしてまた改めて聴けるというのが、当時からクオリティ高い音楽を創り上げてきたのだなと実感。

510nyqcncpl

そして一区切りついてポンタが帰ろうとすると角松が引き止め、3世代ドラマーとの共演ということで名曲「初恋」を披露。各人ソロプレイがちりばめられ、御大も負けじと叩く姿に感動。


約2時間近く経ったところで約30分ほどの休憩。


2ndセットは、唯一のオリジナル・アルバム『THE MOMENT』の渾身の楽曲とコーラスをフューチャーした展開が目玉。

角松が本来やりたかったという、20分以上の大作「The Moment of 4.6 Billion Years ~46億年の刹那~」に角松制作の映像をコラボが今回実現。おそらくライブで観れるのは今回が最後かと思われる曲であるが、久々に角松ライブで観る玉田豊夢のドラムが凄かった。

そして女性ファン待望のバラードコーナーで、ポンタ参加の名曲「RAMP IN」披露。更に今度は男性ファン待望のインスト楽曲で難曲「OSHI-TAO-SHITAI」をこれまたポンタのドラムで観れた喜びは計り知れない。3世代ドラムによるソロ回しも目玉の一つであった。あとは鍵盤3人によるソロ回しで、珍しく森俊之がピアノで友成好宏がエレピという通常と逆パターンでこれまた見所であった。

デュエットコーナーでは、最新の片桐舞子りんから始まり、かつての凡子、千秋との定番デュエットを披露。その中で、まだ未完成楽曲である小田急WEBCMソングを披露しちゃえ!ってことで一番若い都志見久美子と1分だけの楽曲を披露。なんか初々しくて良かったね。

更に、VOCALAND代表として吉沢梨絵が16年ぶりに角松デュエットとして登場。これはかなり嬉しい登場で、舞台で培ったという見目も歌声も美しいままで良かったが、なんともうすぐママになるとか。おめでとう!

MCで改めて角松がコーラスというものをいかに大事に起用しているか。そして、この5年の間で亡くなった、高橋"ジャッキー"佳代子、小島恵理を始め、かつて共演した方々を偲びつつ今やれる最大限のコーラスということで、『THE MOMENT』ツアーで全国で共演したゴスペルクワイアのメンバーを呼び寄せ100名近いコーラス隊がセット後ろから登場。そこで披露した大作「Get Back to the Love」は圧巻の一言。いやー、人の声ってこんなに凄いパワー持っているんだなと。

終盤はもうダンスナンバーが続き、再び80年代へプレイバックといった感じで本編終了。アンコールは、登場に時間かかると誰もが油断していたら1分くらいで再登場。で、座って落ち着いてる観客を観た角松が「急いで戻ってきたんだから立って出迎えてほしかった」と残念がる。だって、そんな早く戻るって聞いてないし。。。

とにもかくにも終演時間が迫ってきて時間もなくなってきたからどんどん曲を披露。アンコールの流れも昨年末の中野サンプラザとほぼ同様で、キティちゃんが出てきたり手を振ったり紙飛行機飛ばすいつものやつね。

ダブルアンコールは、観客も今度こそと立ったままで出迎えようやく角松と気持ちが一緒になれた感じ?今回はやけに娘の話が多く、その娘が好きな曲ということで「Always Be With You」。最後の最後はやはりセンターステージでいつものやつを披露ということで再び移動して「No End Summer」を全員で合唱して終了。

終了時刻は22時半ということで今回も約6時間半のマラソンライブは見所盛りだくさんで楽しませていただきました。40周年までみなさんお元気でいられますように。



村上"ポンタ"秀一 :Drums
玉田豊夢         :Drums
山本真央樹       :Drums
山内 薫        :Bass
梶原順           :Guitar
鈴木英俊        :Guitar
小林信吾         :Keyboards
友成好宏        :Keyboards
森 俊之        :Keyboards
本田雅人        :Saxophone
西村浩二          :Trumpet
横山均            :Trumpet
中川英二郎        :Trombone
田中倫明        :Percussion
大儀見元         :Percussion

千秋    :Background Vocals
凡子      :Background Vocals
為岡そのみ:Background Vocals
片桐舞子 :Background Vocals
vahoE   :Background Vocals
鬼無宣寿  :Background Vocals
小島恵理 :Background Vocals
高橋"ジャッキー"佳代子/Background Vocals
鈴木和美/Background Vocals



セットリスト:

<First Set>
01.これからもずっと
02.Startin'
03.Realize
04.CINDERELLA
05.OFF SHORE
06.Lucky Lady Feel So Good
07.Dancing Shower
08.Elena
09.Summer Babe
10.Surf Break
11.YOKOHAMA Twilight Time
12.City Nights
13.Still I'm In Love With You
14.Wave
15.初恋

<Second Set>
16.RAIN MAN
17.IZUMO
18.The Moment of 4.6 Billion Years ~46億年の刹那~
19.RAMP IN
20.DESIRE
21.OSHI-TAO-SHITAI
22.DADDY -you're my shadow-(Duet with 片桐舞子 from MAY'S)
23.鏡の中の二人(Duet with 凡子)
24.ODAKYU CM SONG (Duet with 都志見久美子)※unreleased
25.Never Gonna Miss You(Duet with 吉沢梨絵)
26.Smile(Duet with 千秋)
27.Get Back to the Love
28.After 5 Crash
29.RUSH HOUR
30.Tokyo Tower
31.Girl in the Box ~22時までの君は…
32.ハナノサクコロ


<Encore>
33.君のためにできること
34.浜辺の歌
35.ILLUMINANT
36.ILE AIYE ~WAになっておどろう~
37.TAKE YOU TO THE SKY HIGH


<More Encore>
38.Always Be With You
39.No End Summer

| | コメント (0)

2015年12月13日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生 LIVE Close out 2015@中野サンプラザ

Toshiki Kadomatsu Performance Close out 2015 & Ring in The New Season』2015/12/11(金)@中野サンプラザ

51wot6uuzl

毎年恒例の角松年末ライブ@中野サンプラザ。今年はFC会員になった同行者の恩恵もあり、まさかの最前列鑑賞!チケット渡されたときに、「0列」って書いてあったので1列より前ってナニ?と思ったのだが、前方エリア3列くらいがその場所。

19時開演となり、まずは角松単独で登場。今年は、弦楽器との共演や地方を含めたライブハウス公演からアガルタセット公演などいろいろ細かくライブをやってきた流れで、その集大成的な内容のライブになると。そんな軽い挨拶からそのままアコギを持って弾き語りを開始。その流れでバックメンバーがぞろぞろと登場し、揃ったところで角松が今度はステージ中央にカバーをかけていたティンバレスを、カバーを軽やかに外して勢いよく叩き始める。どうやら、今までライブで使用していたティンバレスは借り物だったのだが遂に自腹購入したとのこと。どうせ買うならということでドラムセットばりの豪華なキットにしたようだ(おかげでティンバレスやら譜面台やらモノが多くて、奥にいるメンバーが観ずらいという最前列ならではの悩みが発生・・)

「CINDERELLA」からの初期名曲「OFF SHORE」でもう気分は高揚。しかし、最前だとギターの細かいカッティングがアンプから聴こえるくらいの臨場感でなかなか味わえない経験。

バラードコーナーを挟んで、今回の新コーラス2人をフューチャーするコーナーへ。1人ずつ前へ呼び込み、ラジオ公開放送的なシチュエーションでそれぞれ角松との絡みの経緯などを割と長く話し込む。

最初は、為岡そのみで彼女は今回初めて存在を認識したのだが、個人活動はインディーズ扱いなので一般認知はそれほどでないと思われるが、JUJUや古内東子やももクロといったメジャーアーティストへの楽曲提供を行っている実績あり。あと、角松の共感を得たのが、女性アーティストながら作詞は苦手という、イマドキアーティストにはない感性。

そんな為岡さんが作った曲を角松がプロデュースするという流れで、彼女はほぼ完璧に楽曲を完成した状態で持ってきたのだが、それを角松は一度ぶっ壊して再構成するということで角松テイストな楽曲に仕上げたという。今回披露した「Last Scene」はまさに古き良きディスコサウンド。観客も自然と席を立ちあがり腰を揺らし始める。

続いて、片桐舞子。こちらも通常の角松ファンにはあまり存じ上げない方かもしれないが、MAY'Sのヴォーカルで<舞子りん>の通称で2010年前後の着うた世代に絶大な人気の歌姫。片桐流の民謡家元という肩書もあり、その華やかなルックスからは想像つかない。

舞子りんとは角松とのデュエット曲を披露。これまた難易度の高い楽曲で作った本人も苦労するくらいのまさに角松テイストなメロウなナンバー。

その後、昨年までコーラスを務めていた盟友・小島恵理が今年の1月に亡くなったことを偲び、コーラスの重要性、新コーラスとの出会いに改めて謝辞を述べ登場したのがコーラス隊のクワイア。壮大なゴスペルナンバー「Get Back to the Love」へと続く。

後半は角松珠玉のダンスナンバーの連続。そしてテクニシャンの集まりだからできる「ALL IS VANITY」からのドラム&ベースソロ。今回は山本真央樹があまり目立つ楽曲が少なかった感じもしたが、ここでのドラムソロは一気に爆発する感じでスカッとするね。

アンコールは定番楽曲に加え、まさかのキティちゃん登場で2001年発表したサンリオピューロランドテーマソングであった「ILLUMINANT」も披露。目の前に迫ってくるキティちゃんがちょっと怖かったわ・・

アンコールも終わり本来退場用のSEで、1stアルバム『SEA BREEZE』のマルチマスター音源が爆音でかかり観客はその音に聴き入り退場せず。

そう、角松がMCでこの『SEA BREEZE』をレーザーターンテーブルでアナログ興しをしたマスター音源でデジタル音源よりも良いサウンドに仕上がるというバックトラックに新たに歌を録り直して35周年記念盤を来年発売するそう。山下達郎とかは本人リマスターによる周年エディションを何枚か出しているが、角松は歌は録り直すんですな。それはそれで聴きたいけど、元の音源をそのまま綺麗に仕上げたものも聴きたいですな。やはり聴きなれた音源のテイストがちょっとでも変わると別物になりすぎるので。

で、やはりモアアンコールで再登場となり、最後は「Always Be With You」を情感込めて熱唱。途中、角松が感極まる場面もあり、この楽曲やこれまでのライブを噛みしめながら思うところが出たのでしょうか。

あとは来年7/2には35周年記念ライブ@横浜アリーナもあるので体調整えて臨みます。

41frqvk26al

山本真央樹:Drums
山内 薫 :Bass
鈴木英俊 :Guitar
森 俊之 :Keyboards
本田雅人 :Saxophone
田中倫明 :Percussion
為岡そのみ:Background Vocals
片桐舞子 :Background Vocals

セットリスト:
01.Yokohama Twilight Time
02.CINDERELLA
03.OFF SHORE
04.Secret Lover

05.OFFICE LADY
06.DESIRE
07.Hope all goes well

08.Last Scene(為岡そのみ)
09.DADDY ~you're my shadow~(片桐舞子 from MAY'S duet with 角松敏生)

10.Get Back to the Love
11.After 5 Crash
12.Gazer
13.Tokyo Tower
14.ALL IS VANITY~Drums&Bass SOLO
15.GIRL IN THE BOX

EN1.ILE AIYE ~WAになっておどろう~
EN2.ILLUMINANT
EN3.TAKE YOU TO THE SKY HIGH
EN4.No End Summer

EN5.Always Be With You

| | コメント (0)