2018年6月 9日 (土)

LIVE鑑賞~ブルー・ペパーズ “Retroactive” CD&LPリリース記念ワンマンライブ@ブルースアレイ

ブルー・ペパーズ “Retroactive” CD&LPリリース記念ワンマンライブ』2018/6/8(金)@目黒Blues Alley Japan


51rmpprdol_sx450_


昨年11月にリリースされたブルー・ペパーズの1stアルバムを聴きこんで半年あまり、ようやくワンマンライブを観る機会が出来て、いざブルースアレイへ。


早々にチケット確保したおかげで最前テーブル席に着く。開場時間18:30頃に入場したときはさすがに客はまばらであったが、立ち見エリア含めて開演時間にはほぼ満席。客層もメンバー同世代の20代から音楽好きな年配で男女問わず様々。星野みちる目当ての客層もいたし。


出演メンバーは、

ブルー・ペパーズ: 福田直木(Vo) 井上薫(Key/cho)
ゲスト・ヴォーカル:佐々木詩織(Vo.cho), 星野みちる(Vo/cho),
バンド:川内啓史(B), 伊吹文裕(Ds), 外園一馬(G), 高木大輔(G)


最初は、男性陣のみ登場でアルバム冒頭2曲披露。ライブ自体、まだ数回くらいしかやっていなく、1曲ずつ曲のエピソードなど説明する流れに誠実さを感じる。そして、早くもゲスト・ヴォーカルの呼び込みで佐々木詩織の登場。直接見るのは初めてだが、可愛らしい感じ。一見ロングスカートで上半身が黒の割と地味な出で立ちかと思いきや、よく観ると黒のシースルー素材でちょっとセクシーな感じ。そして、一時個人的パワープレイであった「ずっと」を聴いて、やっぱええわー。古内東子あたりで聴けた1990年代の洗練されたJ-POPがここにあるって感じ。その後も詩織さんはコーラスで参加し、割と地味なパフォーマーにひと花咲いた存在で良かった。


MCは鍵盤担当の井上薫が基本、淡々としゃべり、そこに福田直木が絡むといった流れ。2人ともまだ20代半ばくらいの年齢であるが、自分が好きなAOR、シティポップの良いところをオマージュした拘った音作りをしているところに非常に共感。世代は違うが話は合うと思いますよ。


そんなこんなであっという間に1stセットが終了。45分ほど休憩を挟んで2ndセットへ移る。


2ndで最初に披露した曲は、初めて聴くのでまだ音源化されてない楽曲かと思いきや、安部恭弘のカバー曲。これがAORエッセンスが秀逸な良曲で良かった。

続いてお待ちかねの、星野みちる師匠の登場。赤いカジュアルドレスな衣装が華やかで美しく、一気にステージが華やいだ感じ。そんなみちる師匠に何故かSっぽく絡む井上薫やり取りに同じレーベルVIVIDアーティストの良い関係性が見えた感じ。みちる師匠は本人歌唱曲2曲と今井美樹カバーの3曲披露。「コバルトブルー」はみちる師匠にピッタリなちょっと切ない可愛らしい曲だし、「気がつけば~」はみちる師匠アルバム『黄道十二宮』収録のブルー・ペパーズ楽曲でAORテイスト満載。そして、また良いところ持ってきたといった感じの初期・今井美樹楽曲カバー。これをみちる師匠がいい感じに歌い上げていて良かったわ。

61ts9tz7hl_sy450_



みちるさん退場の後は、最も影響を受けたドナルド・フェイゲン、スティーリー・ダンをオマージュした楽曲2曲披露。特に「サーチライト」は、レコーディングで井上薫の師匠である森俊之がクラビネットで参加しておりその秘話などが話されたり、演奏でもギターの外園一馬が本家ラリー・カールトンばりのブルージーなソロを弾きまくりで素晴らしかった。

本編最後は、詩織さんメイン・ヴォーカルの「6月の夢」でシメてアンコールへ。


アンコールでは、みちる師匠含めて全員登場。最初に披露したのはエレクトリックリボンへの楽曲提供曲で原曲は打ち込みサウンドだがそれを、みちる&詩織+生バンドで再現したら結構いい感じじゃね?みたいなサウンド。2曲目は、その世代の人は聴いたら何故かにやけてしまう「渋谷で5時」を詩織&直木のデュエットで。最後は「汗は甘い口づけ」で良質な音世界は終了。


総じて、バックのドラム&ベースのリズム隊が安定して良い演奏を繰り広げていて、そこに綺麗な女性ヴォーカルが時折入り込む、日本では冨田ラボが行っている音世界を若い世代で完成させているところに今後の更なる活動に期待でしょう。



セットリスト:

1stset:
01.秋風のリグレット
02.八月の影法師
03.ずっと feat.佐々木詩織
04.ふたりの未来 feat.佐々木詩織
05.面影
06.さみだれダイアリー
07.秋霜

2ndset:
08.My Dear(安部恭弘)
09.コバルトブルー feat.星野みちる
10.気がつけばLooking for your love(星野みちる)
11.今日 私はひとり(今井美樹)
12.星空と孤独のマスカレード
13.サーチライト
14.6月の夢 feat.佐々木詩織

EN1.そよ風のKISS(エレクトリックリボン)
EN2.渋谷で5時(鈴木雅之&菊池桃子)
EN3.汗は甘い口づけ

| | コメント (0)

2014年2月26日 (水)

LIVE鑑賞~DIRTY LOOPS SHOWCASE LIVE

『J-WAVE SHOWCASE LIVE feat. DIRTY LOOPS2014/2/25(火)@渋谷Sound Museum VISION

Dirtyloops

とにかく、このアー写に騙されたと思ってまずは音を聴いてほしい。そしてその音にビックリするのがこのダーティ・ループスであろう。

ヴォーカル&キーボードのJonah(ジョナ)、ベースのHenrik(ヘンリック)、ドラムスのAaron(アーロン)の3人組。全員ヨーロッパ最古の音楽学校である王立ソードラ・ラテン音楽学校からスウェーデン王立音楽アカデミーへ進学したという超エリート!
そして、Verve社長でありポピュラー音楽の大御所プロデューサー=デイヴィッド・フォスターが、1年近くかけて口説きおとしVerveで契約。

Verveというと、伝統あるジャズを中心としたレーベルであるが、Dフォスターが手腕を置くレーベルでもあり、良質な大人音楽を輩出。そしてこの大型新人:ダーティ・ループスは、日本人が好むTOTOやスティービー・ワンダーを彷彿させる、テクニカルな演奏をバックに印象的な伸びやかな高音の歌声によるメロディに、おっ!とさせるコード進行に惹きつけられる。

この日の貴重なショーケースも、短い時間ながら一気に曲を披露し、その圧倒的なパフォーマンスに観客も聞き惚れる感じ。キャッチーなシングル曲「Hit me」を始め、とっかかりやすいジャスティン・ビーバーのカバーや、日本向けに宇多田ヒカル名曲「Automatic」をかっこよくアレンジした演奏は素晴らしかった。
デビュー・アルバムは4月16日発売で、1ヶ月後の5月半ばには来日公演も東京、大阪で行う予定。

セットリスト:
01.Circus
02.Baby ※ジャスティン・ビーバー カヴァー
03.Rolling in the deep
04.Die for you
05.Lost in you
06.Wake me up ※Avicii カヴァー
07.Hit me
08.Don't stop the music
09.Automatic ※宇多田ヒカル カヴァー
10.Sexy girls

| | コメント (0)

2011年10月 2日 (日)

LIVE鑑賞~TOTO@日本武道館2011

TOTO IN CONCERT 2011』2011/9/27(火)@日本武道館

オールタイム・ベスト 1977-2011~イン・ザ・ブリンク・オブ・アイ~

2008年に解散を宣言してもう二度とTOTO名義でライブが観れないと思っていた2011年。TOTOの永久ベーシストである、マイク・ポーカロが重度の病気にかかり闘病中であり、その支援のために2010年期間限定ワールドツアーを開始。そしてこの日本にも2011年5月に来日公演が予定されていた。

ところが3月11日の大震災の影響もあり来日が9月に延期され、ようやく待ち望んだTOTO(最後になるのか??)来日公演を鑑賞。

武道館には18時過ぎに到着したが、会場外のグッズ売場にはベテランTOTOファンの方々が並んでましたね。懐かしいツアーT-シャツを着てる人も多かった。とはいえ、アイドルライブと違って大半がグッズに群がるわけではないので程なく20分待ちくらいで、ツアーT-シャツとパンフレットを購入。このパンフには各メンバーからの日本へのメッセージが綴られており、あのマイクからのメッセージもあるから末代まで残すべき大切なパンフとなった。

今回のツアーメンバーは以下の通り。

STEVE LUKATHER(Guitar/Vocals)
DAVID PAICH(Keyboards/Vocals)
SIMON PHILLIPS(Drums)
STEVE PORCARO(Keyboards/Vocals)
JOSEPH WILLIAMS(Vocals)
NATHAN EAST(Bass)

トピックは、26年ぶりにTOTOメンバーに加わったポーカロ3兄弟の末っ子、スティーヴの参加。そしてデヴァイッド・ペイチとのツイン・キーボードによるTOTO初期の重厚で幻想的な音の拡がりに期待。

そしてメイン・ヴォーカルに名を連ねたのがジョセフ・ウィリアムス。在籍期間はアルバム『ファーレンハイト』『ザ・セブンス・ワン』の2枚だけではあるが、歴代ヴォーカルの中でもファンが多いヴォーカリストで、これまた期待。

若干15分ほど押してライブ開始。ステージの幕はまだ開かず後方からのライトアップでメンバーが登場してくるだけでもう盛り上がり。そしてやはりの1曲目「Child's Anthem
」が始まったらもうテンションMAX!TOTOもインスト曲ってかっこいいのばっかり。特にこの曲は全ての始まりって感じでアガるんだよね。

続いて、「Till The End」キターー!ヴォーカルがジョセフということで『ファーレンハイト』の中でも一番好きな曲でジョセフの登場。さすがにルックスは多少(?)変わったが、伸びやかな歌声は健在。

と、個人的にはこの冒頭2曲の流れがテンションMAXで後は穏やかに鑑賞。ジョセフ在籍時に合わせ、その2枚と初期定番曲で構成。定番曲も良いんだけどノリノリな曲はあまりなく、後半もう一度テンションMAXを期待したがそれはなかったかな。

とはいえ、やはりこのメンバーの演奏は素晴らしく、予想通りペイチ&スティーヴのツイン・キーボードは重厚できらびやかで、多少ルカサーが暴れても音を包み込んでくれるから良いね。「ロザーナ」も何回かライブで観たけどこの2人で奏でる音があっての「ロザーナ」だと認識。

サイモンのドラムもすっかり馴染んだ感じで、逆におとなしく感じたくらい。後半にようやくド太いドラムソロがあって安心したけど。

ネイザンのベースは、やはり百戦錬磨の人だけあってすんなり馴染んで違和感なし。しかも得意のスキャットベースソロも披露したし、ステージ上もよく動いて盛り上げてたし、さすがだなと。

そして、ルカサーはやっぱルカサー(笑)。コーラス2名入れてたということもあり歌は控えめで前半は割とバックに徹してたイメージ。でも中盤からギターの音がでかくなってきて最後は歌に被りまくってたかな。

ということで、まだまだ聴きたい曲は山ほどあったけど今回の内容はこれはこれで良かったのかなと。来年もまたもしかしたら来てくれるかな??と淡い期待を抱いて。そして再びマイクがステージに上がる日を願って。

セットリスト:

01.Child's Anthem
02.Till The End
03.Afraid of Love
04.Lovers in the Night
05.Somewhere in The Night
06.Pamela
07.Lea
08.Gift of Faith
09.Keyboard Extravaganza
10.Africa
11.Human Nature
12.Rosanna
13.Georgy Porgy
14.Stop Loving You
15.Home of the Brave

EN.Hold the Line

| | コメント (0)

2011年2月14日 (月)

この音楽がすごい~マイク・ポーカロ「ブラザリー・ラヴ」

51wbnxsbpyl__sl500_aa300__2

2011年1月26日発売「MIKE PORCARO/Brotherly Love」

[CD収録曲]

Disc1
01.Rosanna 
02.Manic Depression 
03.Georgy Porgy 
04.Lowdown 
05.E Minor Shuffle 
06.English Eyes 
07.Human Nature 
08.Straight No Chaser 
09.Africa 
10.Let's Stay Together 

Disc2
01.Stuffy 
02.Jeff's Strut 
03.Babylon Sisters 
04.Big Bone 
05.Corbitt Van Brauer 

久々に入手してからすぐに聴きたいと思わせたアルバムがこれ。意外にもマイク・ポーカロのソロ名義でのアルバムがこれが初めてだとか。

今更だけど。マイクはTOTOの2代目ベーシストであり、兄が偉大なるドラマーのジェフ・ポーカロで弟がスティーヴ・ポーカロというTOTOを語るに欠かせないメンバーである。

このアルバムはジェフが1992年に亡くなってから2002年にドイツで行われた『Tribute to Jeff』のライヴを元にヴォーカルなどオーヴァーダブを行い何年も要して完成された珠玉のアルバムである。

まずメンバーであるが、基本メンバーがマイク・ポーカロ(bass)、スティーヴ・ポーカロ(keyboards)、デヴィッド・ガーフィールド(keyboards)、マイケル・オニール(guitar)、レニー・カストロ(percussion)、ラリー・クライマス(sax&flute)、ラルフ・“モーシュ”・ヒムラー(trumpet)。

そしてヴォーカルとドラムが楽曲によって入れ替わっていくのだが、ジェフ・トリビュートということもあってドラマーが豪華極まりない。

大半の曲をスティーヴ・ガッド、グレッグ・ビソネットの2人が交互、もしくはツインドラムという布陣で演奏し、父親であるジョー・ポーカロジョン・ロビンソンバーナード・パーディーといったグルーヴィーで名高いドラマーが参加する。2002年の演奏だから、まだガッドも熱いドラミングを聴かせてくれたことでお得意のフレーズがビシバシ聴ける。

楽曲もTOTOから「ロザーナ」「ジョージー・ポージー」「アフリカ」といった何度も耳にした名曲や、ジェフが参加したボズ・スキャッグス「ロウダウン」、マイケル・ジャクソン「ヒューマン・ネイチャー」(スティーヴ・ポーカロ作曲)、スティーリー・ダン「バビロン・シスターズ」といったAOR代表作から、いろんなゆかりあるジャンルのカバー曲をとりあげている。

とかく、ジェフに捧げるライブ楽曲ということもあってドラムについて取り上げてしまうのであるが、実際TOTOのライブなど観ても思うのが、やはりマイクのベースは安定感があってどの楽曲にもハマっている。前に出すぎずかつ存在感のあるベースで周りのミュージシャンが楽しく演奏できる土台を作っているのだなと改めて実感。

そんなマイクであるが、何年か前からALS(筋萎縮性側索硬化症)という症状に侵され自宅療養が続き演奏ができない状態という。とにかく再びステージに立てる日を願って祈るしかない。

そして活動休止中であったTOTOがマイク・ポーカロ闘病支援ということで5月に来日公演を行うとのこと。メンバー(予定)は、スティーヴ・ルカサー、デヴィッド・ペイチ、サイモン・フィリップス、ジョセフ・ウィリアムス。そして弟であるスティーヴ・ポーカロが25年ぶり来日参加する。ベースはこれまた安定感のあるネイザン・イーストが務める。もう必見でしょう。

| | コメント (0)

2006年10月15日 (日)

お気に入りの音楽-その1<エアプレイ>

遂に始めてしまったつぶやきブログ。まずは無難に音楽ネタから。

影響をうけた音楽・アーティストは数あれど、いまだに不動のTOPにある1枚がこれ。

『エアプレイ/ロマンティック』

ロマンティック

 1980年発表で、いまや超大御所プロデューサーとなったデヴィッド・フォスターとジェイ・グレイドンによるユニットで唯一のアルバム。AOR名盤中の名盤。

 自分が最初に耳にしたのは中学生のときNHK-FM「クロスオーバー・イレブン」で流れた「シー・ウェイツ・フォー・ミー」。コーラスといい、心地よいエレピといい、ツボをついたギターリフなどどれをとっても完璧!

世の中は邦楽は「ザ・ベストテン」、洋楽は「ベストヒットUSA」が全盛。周りにはこの良さを共感できるものは見当たらなかったのが残念。

その後、CDとして改めて全曲聴いたがどれも名曲。特にお気に入りはM-1,2,4,6,8,9・・・ってほとんどかっ!

昨年、25周年記念でリマスター再発されより良い音で聴けるようになったのはありがたい。後のミュージシャンに多大なる影響を与えたフレーズがてんこ盛りなので音楽にかじる人は必聴でしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)