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2019年6月30日 (日)

LIVE鑑賞~角松敏生 Performance 2019“Tokyo Boys & Girls”@中野サンプラザ

角松敏生 TOSHIKI KADOMATSU Performance 2019“Tokyo Boys & Girls”』2019/6/29(土)@中野サンプラザ


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今年4月に久々のオリジナル・ミニアルバム『東京少年少女』発売。ここ数年リメイク作品は毎年出していた角松敏生であるが、純粋なオリジナル作品は2014年『THE MOMENT』以来となる。そしてそのアルバムを引っ提げてのツアーが5月から1か月半13か所14公演行われることとなり、その千秋楽の中野サンプラザを鑑賞。


昨年末のビッグバンド編成ライブはバックメンバーがいろいろ変わっていたが、今回のメンバーは近年の鉄壁な布陣でDrums:山本真央樹、Bass:山内薫、Guitar:鈴木英俊、Keyboards:森俊之。そこにSax:本田雅人が率いる若手選抜ホーンセクションが加わる。そしてコーラスは角松ファンならみんな大好き吉沢梨絵に、今回のアルバムで重要なポジションを務めた小此木まりの2人が角松の両脇に立つ。通常コーラスは後方であまり目立たない位置のポジションが通例であるが、今回は魅せるコーラスを意識したようで遠目で観てもお二人の黒の衣装がスタイルの良さを際立たせ美しく映えていた。


冒頭はいきなり懐かしのナンバーから入りベテランファンの心を早くも掴む。「I Can't Stop The Night」あたりは原曲を更にブラッシュアップさせたアレンジになってカッコ良かった。「ALL OF YOU」や後半に披露する「サヨナラはくちぐせ」とか『The gentle sex』からの楽曲でライブであまりやらなかったと思われるが改めてこの辺も良い楽曲だなと。山内さんのベースが青木さんのベースを思い出させるし。


続いてのメンバー紹介がカッコ良く、森さんのエレピから順に曲を奏でていき「RYOKO!!」の演奏に仕上がっていく流れが素晴らしかった。そしてコーラスの2人(人妻コーラス)もしっかりとフューチャーされ、角松が大好きだというディズニー映画で多くの吹替歌唱を行った実績のある小此木まりが「搭の上のラプンツェル」楽曲を披露し、角松思い出作りが実現。吉沢梨絵は名曲「Never Gonna Miss You」を角松とデュエット歌唱。それにしても、吉沢さんはここ最近はミュージカル女優として実績を積み重ねていっただけあって、今回のライブではその声量がハンパなく凄かった。やはりミュージカルを経験すると歌の迫力が違うよね。


あと、そのデュエットの前にMCで角松が夜酒飲みながら聴きたくなる音楽はロックやディスコの件で、「ハッスル」からの「宇宙のファンタジー」の話になり突然森さんがイントロを弾き始めたらバックにホーンセクションも集まり「ファンタジー」演奏。「歌えねーよ」と言いながら出だし歌い始める角松に会場大歓声。1コーラスで終わってしまったがこの演奏はもっと聴きたかったわ!


いよいよ中盤は『東京少年少女』冒頭5曲の再現ライブ。ここでは東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の生徒が出演し角松バンドの演奏をバックにダンスを披露。ここではミュージカルのようなセリフはなく楽曲の世界観を躍りで表現するスタイル。楽曲の盛り上がりも後半になって最高潮になり会場スタンディングオベーションとなる。この後発表されて、『東京少年少女』舞台化が正式に決定し来年2月に公演されるとのこと。角松は音楽監督として参加で出演者など詳細はこれから決定していくようだ。


後半はこのテンションのまま往年の名曲が続く。「Tokyo Tower」でノリよくなってきたところで「Space Scraper」。これは2枚目『WEEKEND FLY TO THE SUN』収録のファンキーなナンバーで近年ライブで観た記憶はない。鈴木さんの小気味良いカッティングで山内さんのスラップもビンビンくるし、まだまだこういう名曲がいっぱい埋もれているなと感じた次第。


アンコールでは再びダンス生徒含め全員登場で「WAになって~」からの「スカイハイ」で大団円。紙ヒコーキの量もサイズも半端なかったなー。真央樹ドラムソロも進化して、左手に自撮り棒持ち右手両足でドラムを鳴らし、最後は口にまでモノ咥えさせられ全身でのパフォーマンスは圧巻。来るところまできた感じ。


最後のモアアンコールは、最新アルバム収録の「It's So Far Away」を小此木まりとしっとりと歌い上げて3時間強のライブ終了。最後のMCで角松は「次回オリジナル・アルバムを最後のアルバムにする。今回ミニアルバムにしたのはまだその段階でないということでミニアルバムという形をとった。そして仕事に定年があるように、あと5年は音楽活動を頑張ると区切りをつける」旨を語った。来年に還暦を迎え、2021年にデビュー40周年という一つの区切りを控えいろいろな気持ちでリミットを設けてそこまでは突っ走ろうという気負いができたのだろうか。とにかくお互い元気なうちはまだまだ素晴らしい音楽を聴かせて、見させてほしいものである。


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Vocal,Guitar,Perc:角松敏生
Drums:山本真央樹
Bass:山内薫
Guitar:鈴木英俊
Keyboards:森俊之
Chorus:吉沢梨絵,小此木まり
Saxphone:本田雅人,高尾あゆ
Trumpet:金津理仁,三上貴大
Trombone:三原万里子


セットリスト:

01.LOST MY HEART IN THE DARK
02.I Can't Stop The Night
03.ALL OF YOU
04.RYOKO!!
05.自由への扉 ※塔の上のラブンツェルより(小此木まり)
06.Secret Lover
07.夜の蝉
08.Never Gonna Miss You(with 吉沢梨絵)

09.to be or not to be
10.まだ遅くないよね(with 吉沢梨絵)
11.大人の定義
12.恋ワズライ
13.東京少年少女

14.Tokyo Tower
15.Space Scraper
16.サヨナラはくちぐせ
17.Girl In The Box~22時までの君は・・・

EN1.ILE AIYE ~WAになっておどろう~
EN2.TAKE YOU TO THE SKY HIGH

EN3.It's So Far Away(with 小此木まり)




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