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2012年12月30日 (日)

LIVE鑑賞~CROSSOVER NIGHT 2012

『LIVE IN TOKYO CROSSOVER NIGHT』2012/12/29(土)@東京国際フォーラムA

2003年から3年開催されていた日本のJAZZ/FUSIONアーティストによる一大ライブイベント「CROSSOVER JAPAN」。7年の沈黙を経て今年「CROSSOVER NIGHT」として復活に、自分を始めとするFUSIONファンはこの日を楽しみにしていた。
16時開演ということで、20分ほど前に着席しようとしたら何やら既に演奏が始まってるではないか。そう、オープニング・アクトが開場中に始まっていたわけ。

オープニングアクト:川口千里 featuring 山本恭司

川口千里(Drums),山本恭司(Guitar),種村章(Guitar),岩脇輝之(Bass),吉田まゆみ(Keyboards),CHIHIROCK(Violin)

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ステージを見ると、観たことのないミュージシャンが爆音で演奏しているから急いで着席。おや?ギターは何やら見たことあるベテラン・ミュージシャンっぽいなと思ったら山本恭司ぢゃないの。そして高台で叩きまくってるドラマーは何やら若い女の子っぽい。
なんとまだ女子高生で年明け1月にデビュー・アルバム発売という川口千里をフューチャーした演奏であった。バカでかい山本恭司のギターに負けない力強いドラムは、あの手数王・菅沼孝三仕込だそう。見た目からは想像付かないしっかりしたプレイに今後注目でしょう。


カシオペア3rd
野呂一生(Guitar),鳴瀬喜博(Bass),大髙清美(Keyboards),神保彰(Drums)
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今回のラインナップだとあのカシオペアがトップバッターになるんですな。てことで本当の開演一番手は今年3rd名義で復活を遂げたカシオペア。
前半に初期名曲を続け、新曲を1曲挟み比較的新しい楽曲を続け最後は定番で締める約1時間の中にカシオペアの世界をしっかり凝縮した内容。既に各種イベントやツアーもこなした後だから新生カシオペアももうまとまった感じですな。
今回は今まで聴いてなかった「TAKE ME」「BLACK JOKE」が聴けたのが収穫。大高さんのオルガンで奏でる「TAKE ME」は新鮮。古き良き新しい感覚を覚えた。

セットリスト:
01.DOMINO LINE
02.TAKE ME
03.BLACK JOKE
04.ARROW OF TIME
05.SET SAIL
06.THE SKY
07.ASAYAKE
08.ときめき(TOKIMEKI)

パラシュート

安藤芳彦(Keyboards),井上鑑(Keyboards),今剛(Guitar),斉藤ノヴ(Percussion),林立夫(Drums),マイク・ダン(Bass),松原正樹(Guitar)

Parachute


2003年「CROSSOVER JAPAN」の時も久しぶりのメンバー集合で話題になっていたが、今回もその2003年以来の演奏ということで目玉の一つ。
歌物とインストものが半々といった構成。個人的にはインスト中心でお願いしたかったが、こうなりますかね。
1曲目から今剛オリジナル「AGATHA」で始まり、今&松原ツインギターの掛け合いがやはり素晴らしい。ギターの音色は好みがあるだろうが、個人的にはこの日の出演者でもっとも好きなギターの音色。「MIURA WIND」でのアコギデュオも美しい音色にうっとり。そして「HERCULES」が聴ければもう満足でした。

セットリスト:
01.AGATHA
02.SWITCH-BLADE HERO
03.IF YOU'RE LOOKING FOR LOVE
04.MIURA WIND
05.JASMINE
06.HERCULES
07.OPEN YOUR FREEWAYS

渡辺香津美 ART FUSION

渡辺香津美(Guitar),Janek Gwizdala(Bass),Horacio "El Negro" Hernandez(Drums)

Tricorolll

過去「CROSSOVER JAPAN」には出演してなかった渡辺香津美が現在2011年から活動している新トリオでの出演。
最新作からのカバー楽曲などが中心であったが、やはりどの曲も香津美ワールドな音世界を繰り広げる。名盤『TOCHIKA』からの人気楽曲をメドレーで披露したのもこのイベントならではか。
完全再結成は困難であろうが、今度は伝説のKYLYNBANDでの出演を待ってます!

セットリスト:
01.Impressions
02.Shang-Hai
03.Unicorn~Manhattan Flu Dance
04.Rydeen

鈴木茂

鈴木茂(Vocal&Guitar),田中章弘(Bass),Dr.KyOn(Keyboards),柴田俊文(Keyboards),坂田学(Drums)

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鈴木さんも歌物とインストもの半々くらいでしたかね。前半は名作『バンドワゴン』から「砂の女」「100ワットの恋人」あたりを披露。「HOT BLOODED」「KENNEDY AIRPORT」といったインスト系もなかなかの熱演。MCは苦手っぽい感じでほぼ話すことなく進行していったが、最後こんな曲やります的な感じで耳慣れない曲をやって後で調べたら「夜更けにベルを押す時は」という楽曲。全体的にテンション高めでギターを弾いていた茂さんが印象的。

ナニワエキスプレス

清水興(Bass),岩見和彦(Guitar),中村建治(Keyboards),平陸(Drums),青柳誠(Keybords&Sax)

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今回の出演バンドで一番J-FUSIONとして内容が素晴らしかったのはこのナニワ。中心メンバーである東原力哉が前日朝に通風による出演不可能という逆境の中、急遽出演の16歳高校生ドラマー平陸(たいらりく)の貢献度が何より大きかった。リッキーファンが多かったはずのこの日のライブでその穴を埋める以上に新たなファンを獲得してしまったのではないかという若さ溢れる勢いのあるドラミング。今後注目でしょう。

ここ最近は参加してなかったという青柳誠の鍵盤&SAXの音色もいい感じ。そういえば他に管楽器のあるバンドがないのでたまに聴くSAXが心地よい。

そして全体をまとめユーモアのあるMCも務める清水興の存在がやはり大きい。終始陸くんとアイコンタクトをとり、絶妙なソロの後には称える仕草で盛り上げる。何より安定したリズムキープと細かいテクニックは安心のベースである。

高中正義 SUPER BAND

高中正義(Guitar),斉藤ノヴ(Percussion),岡沢章(Bass),宮崎まさひろ(Drums),小島良喜(Keyboards),重実徹(Keyboards),稲葉なるひ(Guitar)

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今回もトリはやはりこの人タカナカ。要所を締める名曲に加え自己満足的なクリムゾン楽曲の完コピまでやってしまうオマケ付き。よっぽど楽しかったかギターの出音がどんどん大きくなってた気がする(笑)

セットリスト:
01.BLUE LAGOON
02.THUNDER STORM
03.GUITAR WONDER
04.SAUDADE
05.21st Century Schizoid Man Including Mirrors (King Crimson)
06.TROPIC BIRD
07.珊瑚礁の妖精~Ready To FLY

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