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2011年9月11日 (日)

LIVE鑑賞~東京JAZZ2011 三日目(最終日)

東京JAZZ2011~MAKIN' HAPPY!』2011/9/4(日)13:00~@東京国際フォーラムA

※公式HPにセットリスト公開につき、一部記事追記・修正あり

昨晩から引き続き東京JAZZ最終日を丸一日鑑賞。その簡易レポートをどうぞ。

①ケニー・バロン・トリオ featuring 北川潔 and ジョナサン・ブレイク

Traveler Traveler

アーティスト:Kenny Barron
販売元:Sunny Side
発売日:2008/08/26
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ベテラン・ピアニストの登場。JAZZフェスと言いながらこういう正統派ピアノ・トリオが意外と少ないのであるが、この日唯一のTHE JAZZを聴いた感じ。

セットリスト:

01.I Hear A Rhapsody
02.Fragile
03.And Then Again
04.My Funny Valentine
05.Untitled

上原ひろみx熊谷和徳

上原ひろみ ソロピアノ ライヴ・アット・ブルーノート・ニューヨーク [DVD] TAP ME CRAZY [DVD]

ひろみちゃんのピアノとタップの組み合わせって?と思うが、このコラボは2年前の「東京JAZZ」で実現済み。今年の4月にはブルーノートでも公演を行い、芸術の新しい表現を見せてくれた。

(おそらく)お互いが即興の中でその場で生まれる音を見事に音楽として見せている。正直、ひろみちゃんのソロ・ピアノだけで十分かと思っていたが、このタップとの融合はアリかなと。お互いがお互いを高めていくといくか、緊張感があって熱くなってくるのがわかる。

セットリスト:

01.TOHOKU(さくらさくら/あんたがたどこさ)
02.I Mean You
03.木星
Encore. What A Wonderful World/ふるさと

セルジオ・メンデス

セレブレーション!~アニヴァーサリー・ベスト

今年、生誕70周年、デビュー50周年を迎えたブラジル音楽の重鎮セルメン。長きに渡って一線を維持し続ける活動が素晴らしい。いつまでも色褪せないブラジル音楽の基はそのままに新しいサウンドも取り入れつつ進化している。

3人の華やかな女性ヴォーカルを前面に、サイドで弾くセルメンとバンドメンバーが洗練されたサウンドを奏でる。

現代風にアレンジされた「ルック・オブ・ラヴ」「フールオン・ザ・ヒル」「三月の水」「おいしい水」など1曲の時間が短い分、多くの楽曲を披露した形に。

終盤はやはり「マシュ・ケ・ナーダ」で総立ちで合唱。

セットリスト:

01.Pais Tropical
02.Pretty World
03.Chove Chuva
04.Ela E Carioca
05.Waters Of March
06.Agua de Beber
07.Like A Lover
08.Berimbau
09.Surfboard
10.Fool On The Hill
11.The Look Of Love
12.Magalenha
13.Mas Que Nada
14.Tristeza

東京JAZZ2011~THE JAZZ SPECIAL』2011/9/4(日)18:00~@東京国際フォーラムA

さて、最終夜の部は超ミュージシャンたちのスペシャルな共演が続く。

日野皓正 SPECIAL PROJECT feat.佐藤允彦、dj honda with 石井彰、日野JINO賢二、須川崇志、矢野沙織、荻原亮

AFTERSHOCK AFTERSHOCK

アーティスト:日野皓正
販売元:SMJ
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とにかく、最新鋭フリージャズですね。dj hondaのバックトラックに乗せてほぼメロディのない展開で各人が思いの音を奏でる。「シティ・コネクション」など原曲がわからないくらいの表現になっており、ヒノテルも進化し続けているのだなと。

前半、割と抑え目に弾いていたメンバーも徐々にアグレッシヴになっていき、JINOのチョッパーや佐藤允彦のアバンギャルドなピアノが際立っていた。

セットリスト:

01.Jon Kyeong / Inert Motion
02.City Connection
03.TKNYO2

②TOKYO JAZZ SUPER GUITAR SESSION directed by リー・リトナー with special guests:マイク・スターン、布袋寅泰、ジョン・ビーズリー、メルヴィン・デイヴィス、デイヴ・ウェックル

6 String Theory 6 String Theory

アーティスト:Lee Ritenour
販売元:Concord Records
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今回の目玉の一つである3人のギタリスト共演。

まずはドラム、ベースとリトナーのみ登場。リトナーのエレアコからスタートして始まったのが「ETUDE」。美しいギターの後に入ってくるドラムとベースの掛け合いでこのあとの期待も高まってくる。

続いてマイク・スターンの登場。いつにも増して陽気だこの人は。広い会場でテンション上がってるのかな。始まったのは「Lay It Down」でスターン節が早くも炸裂。

そして満を持して登場したのが日本代表、布袋。他の2人がラフな格好なのに対して布袋さんは黒のスーツにオールバックで気合十分といった感じ。そして始まったのが「キルビルのテーマ(BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY)」。このメンバーで聴くとまた一層迫力が出るというか、格好良い楽曲ですな。まあ、マイク・スターンははしゃぎすぎて音外してたのはご愛嬌で(笑)。

そしてリトナーのアルバムでも共演していたジェフ・ベック楽曲「Freeway Jam」でまさにジャム・セッション。しかし、演奏しながらマイク・スターンはよくほかの2人に話しかける。急にソロ回しを振ったり大変だな(笑)

あと髪型もスッキリしたデイヴ・ウェックルのパワフル・ドラムも健在で何より。

セットリスト:

01.Etude
02.Lay It Down
03.Stolen Moments
04.Wing And A Prayer
05.Battle Without Honor Or Humanity
06.Freeway Jam
07.Big Neighborhood

DMS-ジョージ・デューク、マーカス・ミラー、デヴィッド・サンボーン

Essential Georeg Duke ザ・ベスト・オブ・マーカス・ミラー(+2) Straight to the Heart

今回のユニット一番の注目はコレ。フュージョン界の大御所3人のイニシャルをとって“DMS”。

海外で既に公演を行なっていたが、どんな楽曲を披露するかは事前確認せずあえて臨んでみたが、これが期待以上の良さ7割でやや残念が3割といったところ。

まず、冒頭からいきなりやられてしまう。ある程度サンボーン楽曲が続くのは予想できたが、1曲目から「Run for cover」持って来られたらいきなりテンションHIGHMAX!他にも黄金のマーカス&サンボーン時代の楽曲が続き、サンボーン信者は狂喜乱舞だったろうに。でも「Run for cover」は最後の方にとっておいてもらってマーカスソロ弾きまくりが良かったかな。

そしてジョージ・デューク楽曲で意外にも「Brazilian Love Affair」をアレンジ変えて披露。しかし久しぶりにショルダー・キーボードを観た感じがする。80年代はキーボーディストが全面に出るとみんな持ってたものだ。しかしあの大きな体でギターソロ的な音色を流れるように弾く姿は秀逸。そして「Sweet Baby」ではもう一つの自慢のメロウな歌声も披露。

マーカスは、やはりいつものバスクラリネットを1曲だけ出して来た。そしてマイルスの「TUTU」へ流れる。とここまではどちらかと言うと、客演的でやや控えめな演奏にも見えたが、「Blast」ではまさに激しいスラップソロを披露。

自分の中では、ここでテンションがピークに達した感じでこのノリでラストスパート行って欲しかったんだが、、、、

ジョージ・デュークがスペーシーなサウンドで長い語りを入れてきて始まったのが「Rearch for it」。やはり恐れていたブラコンノリが最後に来てしまったか。。。サンボーンの歌声が聴けるというレアな姿が観れたのは良いが、最後は歌物でなくてバリバリフュージョンで締めて欲しかったなと。

後、ドラムのLouis Catoは初めて観たのだが、荒削りであるけど若き日のオマー・ハキムを彷彿させるなかなか良いドラムだったかなと。

公演を一回りして慣れてきたこのユニットを改めてもう一度見てみたい。

George Duke(Keyboards)
Marcus Miller(Bass, Bass Clarinet)
David Sanborn(Alto Saxophone)
Federico Gonzalez Peña(Keyboards)
Louis Cato (Drums)

セットリスト:
01.Run for cover
02.Straight to the heart
03.Brazilian Love Affair
04.Lisa
05.Maputo
06.Chicago song
07.Cobra/Tutu
08.Sweet Baby
09.Blast !
10.The Clones Of Dr. Frankenstein
11.Reach For It
12.Da Butt

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コメント

dj hondaって実在の人物やったんや、とウソぶいてみるテストw

でもホンマ、帽子のロゴ以外で名前見いひんもんなぁ。

投稿: 党首K | 2011年9月17日 (土) 00時54分

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