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2011年8月

2011年8月21日 (日)

LIVE鑑賞~矢野顕子@ブルーノート2011

矢野顕子トリオ・フィーチャリング・ウィル・リークリス・パーカー2011/8/19 1st@ブルーノート東京

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毎年夏恒例のアッコちゃんブルーノート・トリオ公演はやはり欠かせない。昨年同様のメンバーは、WILL LEE(BASS)、CHRIS PARKER(DRUMS)の鉄壁なリズム隊。

今回は全体が見渡せるテーブル席にて、音のバランスも良く観れた。昨年鑑賞したときは、あまりにもウィルが“もっていって”しまった感があったが、今回は(当然)メインのアッコちゃんを中心に2人が支えていく演奏に見えた。とはいっても、やはり多才なウィルはベースプレイはもちろんのこと、甘いヴォーカルやベースをパーカッションのようにいろいろな音を出す様に釘付けになる場面が多々あり。ベースをディストーション・ギターにしたり、ブルース・ハープ吹いたりと、やっぱりこの人はエンターテイナーとして凄いや。

もちろん、派手ではないがクリスのドラムも安定した心地よさがある。

楽曲で特筆するのは、7拍子アレンジとなった「いいこ いいこ」。穏やかなこの曲がこの変拍子によってスリリングな楽曲になってしまうところがこのトリオの凄いところ。

以前の、アンソニー・ジャクソン、クリフ・アーモンドとのトリオではジャジーなアレンジが多かったが、現在のトリオはウィルの影響が大きいか、アメリカン・ポップなテイスト選曲が多いかな。

毎回セットリストが変わるアッコちゃんだから、この1公演だけではやはり物足りなさを感じてしまう。可能であれば全セット観たいところだね。

セットリスト:※若干不備あり

01.愛があれば?
02.HAPPINESS
03.湖のふもとでねこと暮らしている
04.いいこ いいこ(GOOD GIRL)
05.JOY
06.LET'S GET OUT OF HERE
07.変わるし (NOTHING EVER STAY THE SAME)
08.RUBBERBAND MAN
09.ALL THE BONES ARE WHITE
10.GASOLINE AND MATCHES

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LIVE鑑賞~Tribute to Bill Evans

真夏の夜のJAZZ in HAYAMA ~ Tribute to Bill Evans2011/8/6(土)@葉山マリーナ特設ステージ

ワルツ・フォー・デビイ【完全版】 PIANIST~ワルツ・フォー・ビル・エヴァンス 

ビル・エヴァンスの名作『ワルツ・フォー・デビイ』の録音から50年。今なお色褪せない美しいピアノの旋律は数々のミュージシャンによって受け継がれ再現されてきている。そんな2011年はビル・エヴァンス・イヤーということで、過去音源の再発やトリビュート・アルバムが発売されて盛り上がっているところで、JAZZの夏フェスといった感じで洒落て葉山にてビル・エヴァンス・トリビュート・ライブが行われた。

ユニバーサル・ミュージック所属の洋邦アーティストが一挙に共演するとあって、ここ数年減ってしまったJAZZフェスを求め会場は多くの客で埋めつくされた。

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一番手は韓国からの新鋭ミュージシャンの共演から。

ハクエイ・キムによるスリリングなピアノ・トリオ演奏後に、ジャジー・ポップ・ユニットWINTERPLAYが加わる。ヴォーカルのヘウォンのセクシーな黒のタイトミニワンピ姿に見とれたオジサン達から、あの女性は誰?という問い合わせが殺到(笑)。

ソングス・オブ・カラード・ラヴ

続いて、昨年久々の新作を出して往年のファンを喜ばせた大西順子の登場。

しかし、何故に観客に背を向ける位置のセッティングにしたのか?最初顔が見えないからピアノがメインぢゃないユニットかと思ったら大西順子ぢゃんか!とはいえ、本人と認識してからはオジサン達がまた喜ぶ艶のある演奏となった。

バロック

続いては、あのランディ・ブレッカーとイリアーヌとのサラブレット・ヴォーカリスト、アマンダ・ブレッカーの登場。どちらかというと、ジャズというよりはキャロル・キングのカバー楽曲が中心だっただけにジャジーなカントリー風な雰囲気。しっとりと美しかった。

ブロッサム

そして休憩を挟み登場したのは、これまた才色兼備な山中千尋。相変わらず細身で美しいのだが、ピアノプレイは激しいものがある。トークになると一変して緩やかな天然系な雰囲気になるのだがこれがまたオジサンにはたまらんのだね。

途中、意外な組み合わせみたいだが、稲垣潤一が登場。自らのヒット曲をジャジーなアレンジで披露。この頃には日が暮れ始めていてよく聴いた「夏のクラクション」がまた違った良質な歌に聴こえてくる。

最後には「八木節」で激しく締めるところが千尋ちゃんの強さを感じた。

レミニセンス(初回限定盤)(DVD付)

トリは小曽根真 feat. NO NAME HORSESの登場。やはりビッグバンドで聴く音の重厚さは盛り上がる。

バック・アット・ザ・クラブ“イン・トリビュート”

そしてこれまた意外なゲストと思いがちな女性ヴォーカルが続けて登場。

まずは青山テルマ。正直、彼女からはいまどきの恋愛ソングしか聴いたことがなかったがこのステージを見て評価は一変。なんでも学生時代にジャズ研に所属していたとかで、この手の歌は歌ってきたということで、その迫力あるヴォーカルにやられてしまった。

SINGLES BEST

続いては クリスタル・ケイが登場。これまたR&B系ポップスは定評あるが、いわゆるジャズ・ヴォーカルは聴いたことがなかったので、圧倒的なパフォーマンスにこれまたやられてしまった。しかし、黒のタイトミニドレスがセクシー過ぎるんですけど。

BEST of CRYSTAL KAY

アンコールでは歌姫2人の共演もあり、最後は小曽根さんのピアノソロで「ワルツ・フォー・デビイ」にて締め。

セットリスト:

<ハクエイ・キム with WINTERPLAY>
1. 恋とは何でしょう? / What Is This Thing Called Love?
2. マイ・フーリッシュ・ハート / My Foolish Heart w/WINTERPLAY
3. ビリー・ジーン / Billie Jean w/ WINTERPLAY

<大西順子オールスター・セクステット>
1. ソー・イン・ラヴ / So In Love (Solo Piano)
2. バック・イン・ザ・デイズ / Back In The Days
3. 楽興の時 / Musical Moments
4. ドクター・ジキル / Dr. Jekyll

<アマンダ・ブレッカー with ジェシー・ハリス>
1. 花 / Blossom
2. ワルツ・フォー・デビイ/ Waltz For Debby
3. 君の友だち / You’ve Got A Friend
4. ノヴォ・ルガー / Novo Lugar
5. イッツ・トゥー・レイト / It's Too Late

<山中千尋トリオ with Special Guest 稲垣潤一>
1. アウト・サイド・バイ・ザ・スウィング / Outside By The Swing
2. テイク・ファイヴ / Take Five
3. レイン・レイン・アンド・レイン / Rain Rain and Rain
4. シング・シング・シング / Sing Sing Sing
5. 夏のクラクション w/ 稲垣潤一
6. 夜のストレンジャー / Strangers in the Night w/稲垣潤一
7. 八木節 / Yagi-Bushi

<小曽根真 feat. NO NAME HORSES with Special Guests 青山テルマ・Crystal Kay>
1. ジャングル / Jungle
2. ドント・ギット・サッシー / Don't Git Sassy
3. ア・チャイルド・イズ・ボーン / A Child Is Born
4. スリー・ウィッシズ / Three Wishes
5. アット・ラスト / At Last w/青山テルマ
6. 上海 / Shanghai w/ Crystal Kay
7. ココナッツ・ミーティング / Coconuts Meeting

- アンコール -
8. クラウドバースト / Cloudburst w/青山テルマ、Crystal Kay
9. ワルツ・フォー・デビイ / Waltz For Debby (Solo Piano)

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