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2009年7月10日 (金)

LIVE鑑賞~YOKO KANNO SEATBELTS@さいたまスーパーアリーナ

YOKO KANNO SEATBELTS「超時空七夕ソニック」~次回公演は22世紀を予定しております。~』2009/7/7(火)@さいたまスーパーアリーナ

YOKO KANNO SEATBELTS 来地球記念コレクションアルバム スペース バイオチャージ

まずは、大げさではなく生きている間にこのようなライブが観れて本当に良かった、と言いたい。何せ、次回公演は来世紀なんだから。

2008年にアニメ『マクロスF』の社会的ヒットにより一躍その名前が浮上したのが作曲家の菅野よう子。しかし、その名は10年以上前からアニメファン、ゲームファンには周知であった。

『MACROSS PLUS』『エスカフローネ』『COWBOY BEBOP』『攻殻機動隊』といったアニメ音楽や『信長の野望』といったゲーム音楽でその筋のファンの心を掴んだのはもちろん、クリスタル・ケイや小泉今日子などの(主に)女性ヴォーカルものの作曲なども手がけ、CM曲は数知れず手がけてきた天才作曲家である。

個人的には大好きな坂本真綾をデビューからプロデュースし、数々の傑作曲を作り上げてきたことで知ることになったのだが。

それでも一般的には認知度はまだまだだったりする。なぜなら今までほとんどメディアに登場してこなかったことが大きい。確かに自分が前に出るというより、アーティストやアニメ作品を引き立てる裏方的な楽曲提供が主活動だったからであり、ライブなどで人前に出ることも滅多になかった。

ところがご本人は至って目立ったりするのは嫌いじゃない感じ。それは滅多に観ることのないライブ演奏を観れば誰もが思うところ。昨年3回に渡って規模を拡大して行われたマクロスFライブでは最初はゲスト的な登場だったのが最後の武道館では自らのバンドを率いてメインアクトに徹していたし。

と前置きが長くなってきたのでこの辺にして、その菅野よう子の過去手がけた音楽の集大成的なライブがこのタナソニである。七夕ということでチケット価格も\7,777。

まだ夏休み前の平日で場所もさいたまということで、さすがに昼間からそれほど人は集まらないだろうと高をくくっていて16時くらいに会場に到着したら、なんと1000人は並んでいただろうか、グッズを求めて長蛇の列があり、既に購入済で開場を待つ若者たちがうようよ居るという状況。

こいつはまずいと思い、慌てて列に入り、1時間ほど並んでようやくグッズ売場に辿り着いたが既にポスター、ひよこグッズ、T-シャツ(Lサイズ)が完売。それでもパンフレットとT-シャツ(やむを得ずMサイズ)を購入。後、過去に記憶がなかったのだがグッズを買うのに厳重なチケットチェックが3回ほどあって、1人による買占めを防止する対策だろうか。それでも開演前にはグッズは全て完売したそうだ。恐るべし。

しかし、(自分もそうだが)平日の昼間からみんなよく来たものだ。会社休んだ人は相当居たのだろう。

Dscn0158 入場すると、特大モニターが3つとセンターステージがあり客は四方を囲む感じ。

開演の19時に会場が明るいままでモニターにアニメ映像が映し出される。

1994年『マクロスプラス』に始まり、『天空のエスカフローネ』『カウボーイビバップ』『ブレンパワード』『∀ガンダム』『地球少女アルジュナ』『ウルフズレイン』『攻殻機動隊Stand Alone Complex』『攻殻機動隊S.A.C 2ndGIG』『創聖のアクエリオン』と映像が流れ場面が変わる度に歓声と拍手が起こる。そして最新作『マクロスF』のあとに、ひよこ隊長が登場。そして客電が落ち、演奏が始まる。

『攻殻機動隊』の「トルキア」が流れ、いきなり5人の歌姫たちがステージに登場。もう会場はヒートアップ。センターは我らが坂本マーヤちゃんだ。白のワンピースにブーツがまたかわいらしい。その両脇にはMay'nと中島愛のマクロスコンビが固め、更にORIGAと山根麻以がその脇を固める。

次々とその歌姫たちの共演による唄が続き、シートベルツ・ホーンズが登場し『COWBOY BEBOP』の世界がやってきて、もうノリノリ。

一旦、菅野さんのピアノソロで会場は落ち着き、ダンスを交えたちょっとしたショウも繰り広げられ穏やかな雰囲気となる。

そして、再びマーヤちゃんの登場。ア・カペラでの「tune the rainbow」が美しすぎる・・・そして新居昭乃の人気曲「VOICES」をまめぐが熱唱。うーん、いい感じ。

何曲かまた続き、やっぱりマーヤちゃんで名曲「約束はいらない」が始まる。ここで弦が大きく響いてくる。そういえばオーケストラを連れて来たというがどこで演奏してるのだろうと思っていたら、モニターのあった奥の中央ステージの幕が開かれ、そこに100名近くのワルシャワ管弦楽団が現れた!ここが第2ピーク。

その後はマクロス歌姫の代表曲が続き、「もってっけ~」に「キラッ☆」とやり過ごし怒涛のメドレーに入っていく。

最初は『マクロスF』メドレーが何曲が続いたあと、マーヤちゃんの名曲や『攻殻機動隊』『COWBOY BEBOP』といった楽曲が絡んでくる、まさに特盛メドレー。あまりにも多すぎて1曲1曲が短すぎたのが残念な曲もいっぱいあったけど。

山根姉さんの「BLUE」で一旦締めたあと、すぐ再びシートベルツ・ホーンズが登場。ということは、やっぱりアレでしょう。そう、「Tank!」。JAZZをよく知らなかったのにこんな曲を書いてしまう菅野さんに感服の1曲。ここでの本田雅人のソロは鳥肌もの。やっぱこの人すごいっす。

そして次に待ち受けていたのは菅野さん指揮によるオーケストラメドレー。モニターにはアニメの名場面が映し出され生のオーケストラ演奏が感動を呼び寄せる。改めて『エスカフローネ』観たくなりますよ。

最後は演奏者全員登場で終了、と思いきや再びオーケストラで壮大に終了。かと思いきや、菅野さんが前に出てきて唄いだした!Gabriela Robin名義で唄った名曲「MOON」である。こ、こいつはかなり貴重な唄。いろんな隠し球を出してきたがこれは効いた。

予想はしていたが当初19:00~21:30のライブ予定だったが終了は22時を回っていた。パンフレットには本編までのセットリストが記されていたが、アンコールは記されておらずここがまた盛りだくさんだったわけ。内容が濃すぎて時間は忘れてましたよ。

SEATBELTS are
 
菅野よう子(conductor, piano, keyboards)

佐野康夫(drums)
バカボン鈴木(bass)
今堀恒雄(guitar)
MATARO(percussion)
坂元俊介(synthesizer manipulation)
佐久間勲(trp)
下神竜也(trp)
遠山拓志(trp)
佐野聡(trb)
川原聖仁(trb)
石井弦(b.trb)
本田雅人(a.sax,flute)
吉田治(t.sax)
鍬田修一(t.sax)
竹野昌邦(b.sax)
篠崎正嗣(violin)
堀沢真巳(cello)

ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団(orchestra)

chorus:
Gey's Ax

vocalist:
May’n
中島愛
坂本真綾
ORIGA
Scott Matthew
Steve Conte
山根麻以
Tim Jensen(cheer guy)

セットリスト(おそらくこんな感じ):
0.宇宙船着陸、Opening~トルキア(坂本真綾,May'n, 中島愛,ORIGA,山根麻以)from 攻殻機動隊 Stand Alone Complex
1.inner Universe(ORIGA, 坂本真綾) from 攻殻機動隊 Stand Alone Complex
2.ライオン(May'n, 中島愛)from マクロスF
3.player(ORIGA, 坂本真綾,山根麻以)from 攻殻機動隊 Stand Alone Complex
4.Want it all back(山根麻以)from COWBOY BEBOP
5.What planet is this ?!(Seatbelts)from COWBOY BEBOP
6.地球共鳴(Seatbelts)from 地球少女アルジュナ
7.piano solo(菅野よう子)
8.タチコマの家出(菅野よう子)from 攻殻機動隊 Stand Alone Complex
9.はとどけい(菅野よう子)from Napple Tale 妖精図鑑
10.Cat Blues(Seatbelts)from COWBOY BEBOP
11.be human(Scott Matthew)from 攻殻機動隊 Stand Alone Complex
12.tune the rainbow(坂本真綾)from  ラーゼフォン
13.VOICES(中島愛)from MACROSS PLUS
14.ダイアモンドクレバス(May'n)from マクロスF
15.gravity(坂本真綾)from WOLF'S RAIN
16.The Garden of everything(坂本真綾 feat. Steve Conte)from  ラーゼフォン
17.Could you bite the hand(Steve Conte)from WOLF'S RAIN
18.Call me Call me(Steve Conte)from COWBOY BEBOP
19.約束はいらない(坂本真綾, ワルシャワフィルオケ)from  天空のエスカフローネ
20.射手座☆午後九時Don't be late(May'n)from マクロスF
21.星間飛行(中島 愛)from マクロスF
22.超特盛メドレー
 Genesis of Aquarion(May'n)from 創聖のアクエリオン
  What'bout my star? @Formo(May'n, 中島愛)from マクロスF
  愛・おぼえていますか ~bless the little queen~(中島愛)from マクロスF
  私の彼はパイロット(中島愛)from マクロスF
  Welcome To My FanClub's Night!(May'n)from マクロスF
  プラチナ(坂本真綾,May'n, 中島愛)from  カードキャプターさくら
  rise(ORIGA)from 攻殻機動隊 Stand Alone Complex
  インフィニティ(May'n)from マクロスF
  ヘミソフィア(坂本真綾)from  ラーゼフォン
  beauty is within us(Scott Matthew)from 攻殻機動隊 Stand Alone Complex
  ELM(ORIGA, Scott Matthew)from COWBOY BEBOP
  奇跡の海 from ロードス島戦記
 After,in the dark from MACROSS PLUS
  RAIN(Steve Conte, 山根麻以)from COWBOY BEBOP
  蒼のエーテル(中島愛)from マクロスF
  Gotta knock a little harder from COWBOY BEBOP
  指輪(坂本真綾)from エスカフローネ
  THE REAL FOLK BLUES(山根麻以)from COWBOY BEBOP

23.BLUE(山根麻以)from COWBOY BEBOP

EN1.Yo Pumpkin head (Seatbelts)from COWBOY BEBOP
EN2.Tank!(Seatbelts)from COWBOY BEBOP
EN3.Orchestra Medley
  ESCAFLOWNE from 天空のエスカフローネ
 Flying Dragon from 天空のエスカフローネ
  Dance of curse from 天空のエスカフローネ
  White Falcon from ∀GUNDAM
  High Sprit from 創聖のアクエリオン
  Shiro,Long Tail's  from WOLF'S RAIN
  DOG FIGHT from MACROSS PLUS
 ESCAFLOWNE from 天空のエスカフローネ
 THE STORY OF ESCAFLOWNE from 天空のエスカフローネ

EN3.ランカとボビーのSMS小隊の歌(中島愛)from マクロスF
EN4.アナタノオト(中島愛)from マクロスF
EN5.End title ノスタルジーナ(ワルシャワフィルオケ)from ∀GUNDAM
EN6.MOON(菅野よう子 as Gabriela Robin)from ∀GUNDAM

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