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2008年12月15日 (月)

LIVE鑑賞~矢野顕子 さとがえるコンサート2008

矢野顕子 さとがえるコンサート2008『akiko』2008/12/14(日)@NHKホール

akiko

ほぼ毎年恒例の、アッコちゃん年末「さとがえるコンサート@NHKホール」に個人的には2年ぶりに参戦。今回は10年以上共にしたアンソニー・ジャクソン(b)とクリフ・アーモンド(ds)とのユニットに一旦区切りを付け、メンバーを一新。今年の10月に発表した4年ぶりのニューアルバム『akiko』で参加したMarc Ribot(g)、Jay Bellerose(ds)、そしてJennifer Condos(b)という布陣。

そのアルバム『akiko』はアメリカを代表する音楽家、T・ボーン・バーネットのプロデュースでタイトル通り原点回帰を思わせる内容。アッコちゃんの衝撃のデビュー作はいまから30年以上前になるがその『ジャパニーズ・ガール』はいきなりリトル・フィートとの共演で日本の歌謡曲とアメリカのロックやブルースを併せ持った独特の音楽を繰り広げた。

JAPANESE GIRL

で、今回のアルバム『akiko』はまさにその和洋折衷的な、ちょっと泥臭い感じな内容で初期を彷彿させる音作りになっている。特に鬼才と言われるマーク・リーボウのギターが良いアクセントとなっている。ただし、キャッチーな楽曲はほとんどないので一聴しただけでは簡単に理解できない世界観かもしれない。

ということでライブのほうだが、19時を少し回ってメンバー登場。アッコちゃんはジーンズ姿で割りとラフな出で立ち。年々若々しくなっているように見えるのは気のせいか?最初のピアノの一音にあの声を聴いたらもうアッコちゃんの世界。

演奏はニュー・アルバム『akiko』が中心で全曲披露。なので全体的にはゆったりと静かに聞き入るスタイル。途中、アッコちゃんのピアノ弾き語りやマーク・リーボウとのデュオもあり。過去の人気曲は「ラーメンたべたい」くらいしか演奏しなかったが、これがジャジーなアレンジで唯一(?)バンドメンバーがアグレッシヴな演奏になった楽曲。やっぱりこの曲はどのアレンジになってもアッコちゃんが唄う以上、素晴らしい演奏になる。

しかし、過去のヒット曲が多数あるベテラン・アーティストなのにその過去の曲を引きずらず、常に新しい音楽へ向かっていく姿勢は見習うべきところがたくさんある。今年いっぱいもまだライブにリサイタルにお忙しいが、来年の活動も早くも期待したいところ。

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