LIVE鑑賞~チック・コリア&上原ひろみ
『チック・コリア&上原ひろみ Concert「デュエット」』4/30(水)@日本武道館
2008年1月に発売された奇跡のデュエット・アルバム。その再現が伝統ある日本武道館で1日限りで行われるというから大変だ。
かつて30年前に、チック・コリアはハービー・ハンコックとピアノ・デュオで日本武道館公演を行った伝説があるが、それ以来のジャズ界衝撃のライブではないだろうか。
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イン・コンサート(デュオ・ライヴ) アーティスト:チック・コリア&ハービー・ハンコック |
そのときは武道館アリーナ中央にステージが設置されたようだが、現在はモニター機器が発達している時代なので、北ステージに2台のピアノがあり両側に巨大モニターが設置というセッティング。直視するには遠いが、モニターが通常見えない手の動きや顔の表情を克明に捉えることで観客の視点を補完。ただし、昨年行われたブルーノート・ライブのような臨場感はどこの席にいても難しいだろうと思われる。
とにかく、19時ちょっと過ぎて二人が登場。なにかその絵面がスペシャルな感じがしてテンションが上がる。そしてそのデュエット・アルバムからの演奏となるわけだが、冒頭の「Very Early」からスタンダードの「Summertime」から、2人のあうんの呼吸でスリリングな演奏が繰り広げられる。途中のMCは全てチックが行い、ひろみちゃんはあくまでもフォローな立場。しかし、演奏はひろみちゃんがアグレッシヴに行くところをチックが大らかにカバーするスタンス。当然ではあるが、あくまでもマスターはチックである。
基本はステージに向かって左側(下手)がチックで右側(上手)がひろみちゃん。途中、楽曲によって位置を交代するなど、視覚的動きもありパフォーマーとしての役割を忘れてない。
7曲ほど演奏して一旦ステージが終了。当然のアンコールで2人が登場し、即興的演奏。終了直後にひろみちゃんがラテンなリズムを刻み始める。「やっと来たかー」といった感じだがじらしにじらした演奏でようやくメインフレーズが来た。そう、名曲「スペイン」である。引っ張った割には後半あっさり終わった感があったが(時間制約なのか?)やっぱこの曲聴かないと終わんない気がしてたので、とりあえずスッキリ!約2時間弱のステージが終了。
今後のひろみちゃんは、5/28に自身のバンドのニュー・アルバム(記事はココ)が発売。そして、8/30(土)には「東京JAZZ2008」に出演が決定。2008年もひろみちゃんにやられっぱなし。
あ、チック・コリアもあの「リターン・トゥ・フォーエヴァー」全盛期メンバーでの世界ツアーが予定されているようで、是非日本にも来て欲しいものである。
追記:
セットリスト
1.Very Early
2.Summertime
3.Do Mo(Children's Song ♯12)
4.Place To Be
5.Humpty Dumpty
6.Fool on the Hill
7.Old Castle, by the river, in the middle of a forest
Encore
8.Bolivar Blues
9.Spain
※実は関係者に配布されているセットリストには“EXTRA”としてあと3曲掲載されていたが、上記セットでタイムアウト(?)となり終了。どこかの記事には12曲演奏とあったが、紙資料だけで実際観てないのにそう記述した浅はかなものがあるのでご注意を。
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コメント
はじめまして。昨晩武道館、Spainのフレーズ断片が出てきたとき鳥肌が立ちましたです。Humpty Dumptyなんか、もうもはや何の曲かわからんくらいバラバラにされてましたね。Return to Foeverぜひ聞きたいものです。chickはともかくとしてメンバーもいい歳になったから、Rockは無理かなあ。。
投稿 asaai | 2008年5月 1日 (木) 11時26分
>asaaiさん
はじめまして。
やっぱり「Spain」聴かないと帰れないですよね。もっとロングで聴きたかったですが。RTFも同窓会的な演奏でなく、アグレッシヴにやってもらいたいものですね。
投稿 nacky-extra | 2008年5月 2日 (金) 01時19分